ニコマートFT2のカメラ修理

1983年(昭和58年)10月26日に
立川基地跡地に「国営昭和記念公園」が開園しました。
今日で35周年になるわけですね。
最近、ちょっとご無沙汰ですが
写真を撮り歩くにも良い場所で
何度も訪れたことがあります。
まだコスモス畑は見ごろが続いているようですね。
来月には銀杏並木で鮮やかな黄色い絨毯が見られそうですね。
またゆっくり行ってみたいと思います。

さてさて

本日は「ニコマートFT2」のカメラ修理を行っています。
「ガチャガチャ」が搭載されて使いやすくなった
「ニコマートFTN」の後継機で
ホットシューが追加になり
フラッシュ接点もX接点のみに統一されました。
使用電池も水銀電池から酸化銀電池に変更され
現在使うにはFTNより快適に使えると思います。
FTNに比べると随分生産台数は少ないようですが
それでもヒットしたモデルなので
比較的入手しやすいモデルです。

お預かりしている「FT2」は
精悍なブラックモデルです。
ご依頼者様が2年ほど前から愛用されている個体です。
快適に使われていたとのことですが
最近、巻き上げてレリーズしても
何も反応しなくなることが多くなってきたとのことです。
レリーズボタンを押しても何も反応しないため
しかたがなくもう一度巻き上げると
次は大抵の場合、レリーズできるようです。
ご依頼者様のお話だと今の状況だと
無駄に巻き上げるなくてはならないことが多く
フィルムの半分くらいは未露光のまま
巻き上げることになってしまうようです。

症状がなかなか出ないと
トラブルシューティングに苦労するのですが
今回はすぐに。。。というか頻繁に症状が出る状況です。
おそらくミラー駆動部に問題ありとは思いますが
本格的に分解する前に
どのあたりが問題かもう少し絞り込んでおきたいところです。

まずは底カバーを外してここから見える部分で確認してみます。
ミラーチャージができないのかと考えたのですが
どうやらミラーチャージそのものはできているようです。
部品の隙間からさらに奥を観察してみると
どうやらミラーチャージ完了時に所定の位置に動作する部品が
一部、動作しないことがあるようです。
そのためレリーズしてもミラーアップが動作せず
シャッターも切れない。。。ということのうようです。
ある程度、原因の場所が特定できたので
これから分解を行い、ミラーボックスを取り外し
動きの悪い部分を修理していきます。
他にもスローが粘っていたり、露出計が不安定だったり。。。と
細かなトラブルもいくつか見つかっていますので
並行して対処していきます。

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