今日は「漫画の日」だそうですよ。
ちなみに2/9も「漫画の日」で、11/3は「まんがの日」だそうです。
由来はそれぞれあるのですがここでは割愛しますね。
アニメや漫画原作の実写版とかは全く興味ないのですが
漫画はいくつになっても読んでしまいますねぇ。。。
ちょっとした時間に少しだけ読んでもいいし
一度読んだものでも良いとこだけ簡単に読み返せますし。。。
おまけに今は電子コミックで
スマホさえあれば気軽に試し読みしたり
気に入れば簡単に購入できたりするので便利ですよねぇ。。。
いや、気軽に買い過ぎないように注意してはいるのですが。。。(汗)
さてさて
本日は「ミノルタハイマチック7」のカメラ修理を行っています。
「7」といっても7代目なわけではなく
1961年に発売された初代ハイマチックに続く
2代目のハイマチックです。1963年発売です。
初代ハイマチックのアンスコへのOEM機
「アンスコオートセット」がフレンドシップ7(マーキュリーアトラス6号)に乗せられて
宇宙に行った初めてのカメラということを記念して
フレンドシップ7にちなみ、
2代目のハイマチックは「ハイマチック7」になったのだそうです。
これ以降、ミノルタのカメラにとって「7」は
ちょっと特別な数字になっているような気がします。
初代ハイマチックはプログラムAE専用機でしたが
ハイマチック’はプログラムAEはもちろん
マニュアル露出も可能になりました。
マニュアル時、プログラムAE時、両方で露出計は動作しますが
表示はEV表示です。
レンズはロッコールPF45mmF1.8
シャッターユニットはセイコーシャLAで最高速は1/500で
低速側は1/4までです。(もちろんBもあり)
お預かりしているハイマチック7は
まず露出計が動きません。
電源が全く露出計まで届いていないようです。
露出計本体はおそらくそれほど問題ないと思われます。
加えて先日のブログのリコー500Gと同じで
シャッタースピード設定がどこだろうと
同じシャッタースピードで切れてしまっているようです。
これも先日の500Gと同様で
シャッターユニット部の速度制御部分が固着してしまい
調速カムに連動しないものと思われます。
さらにシャッター羽根、絞り羽根共に粘りが見られるようです。
露出計周り、シャッターユニット、等々
一通りの整備が必要な状態です。
この時代のレンズ固定式レンズシャッター機は
少々大柄ではありますが
その分、中身に余裕があり整備性は非常に良好です。
後々のメンテナンスのこともしっかり考えられていると思います。
部品そのものも頑丈にできており
しっかり整備すれば大抵のものがきちんと作動するようになると思います。
もちろん今回のハイマチック7も快適に動作するようになりそうです。
作られてから50年以上経過していますが
今の時代もしっかり撮影することのできる
この時代のフィルムカメラはやはり良いですね。
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