リコーフレックスⅣのカメラ修理

今日は2月2日ですが
色々な記念日が設定されていますね~
「夫婦の日」、「頭痛の日」、「ツインテールの日」
「交番設置記念日」、「麩の日」、「バスガールの日」
「おんぶの日」、「おじいさんの日」。。。等々
語呂合わせの日がやっぱり多いのかな。。。
「頭痛の日」ということもあって
私も今日は軽く頭痛気味ですが今日もがんばります!

さてさて

本日は「リコーフレックスⅣ」のカメラ修理を行っています。
発売は1952年、プレスボディのリコーフレックスは
基本的な構造はシリーズを通して同一ですが
このⅣ型からチャージとレリーズをひとつのレバーで
操作するようになりました。
ブローニー判を使用する二眼レフとしては
非常に軽量コンパクトなカメラです。
構造も非常にシンプルでレンズボードとボディ側に
機械的な連動は全くありません。
フィルム装填も赤窓式でセルフコッキングもありません。
普通の35mmカメラしか使ったことがない方からすると
結構慣れが必要ではありますが
ダイキャストの重い二眼レフにはない魅力がたくさんあるカメラです。

お預かりしている個体は
ピント合わせ歯車が非常に重い、ファインダーミラー腐食
レンズカビ、とリコーフレックスの3大定番トラブルと
言っていいような状況です。
ただ、ピント合わせの歯車以外は
二眼レフ定番のトラブルですね。
これにシャッター羽根固着が加われば
二眼レフトラブル四天王といったところでしょうか。。。(笑)

写真でも見えますが、プレスボディのリコーフレックスは
ピントを合わせる際に前玉に付いた歯車を
直接手で回してピント合わせを行います。
歯車で連動してビューレンズもテイクレンズも同様に動きます。
非常にシンプル且つ効率的な構造ですが
この歯車が全く回らない、指が痛くなるほど重い、という個体が多いです。
古いグリスが固着していることが原因で
一度前玉を外し回転部分を徹底的に洗浄し
グリスアップすることで指一本で回るほど軽くなります。
前玉を外すということは当然ピントは狂ってしまうので
テイクレンズ側、ビューレンズ側共に入念にピント調整を行ないます。

今回は一見、シャッターの調子は良い感じだったのですが
もちろん、シャッターユニット及びシャッター羽根も
清掃整備を行っています。
今回のⅣはシャッタースピードは3速+Bのシンプルなものですが
整備後、各SS、非常に高い精度が出るようになりました。

シンプルなだけに磨き上げると美しいカメラです。
二眼レフ初心者にもお勧めできるカメラですね。

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