オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「椅子の日」だそうです。
私もお店の椅子に1日10時間以上は座っているのですが
椅子の良し悪しは仕事の効率にも影響あります。
お店をオープンさせたときに買った
最初の椅子は座り心地も良くて気に入っていたのですが
いかんせんちょっと安物で
私の体重に耐え切れず1年ほどで壊れてしまいました。
椅子がないと困るので
取り急ぎネットショッピングで買ったものが今の椅子です。
特に問題があるわけではないのですが
もっと座り心地の良い椅子が欲しいですねぇ。。。
今度、ゆっくり見に行ってみます!

さてさて

一昨日もそうでしたが
またもや「オリンパスOM-1」のカメラ修理です。
作業予定を見てみると
今後も頻繁にOM-1の予定が入っています。
ほとんどの修理がプリズム交換も入っているので
交換用のプリズムを追加で探しておかないと
在庫切れになりそうです。。。
それだけOM-1はやはり人気なのですね。
中古品の相場を見ていても
OM-1の価格は数年前に比べると随分上がっています。

今回のOM-1も前回のOM-1と同じく
ミラー動作に問題があります。
今回の場合はシャッターを切っても
ミラーが2/3くらいまでしか上がらず
そこで止まってしまいます。
ミラーが上がりきらないので
当然シャッターは切れずそこで動作は止まってしまいます。
指で少しミラーを上げてやると
シャッターは切れミラーはきちんと戻ってきます。
おそらくミラーを駆動している支点のステーが
外れているのだと思われます。
この症状、たまにOM-1で見かける症状です。

それよりもちょっと問題なのが露出計です。
電池を入れても全く動きません。
いつもの電池室端子か配線腐食かと思いましたが
そこの導通は問題ないようです。
で、SW部を疑う前に念のため露出計本体をチェックしたのですが
直接電圧をかけても全く動きません。
これは露出計内の断線かと思われます。
こうなると露出計交換で対処します。
OM-1は絞りリングやSSリングと連動して
露出計そのものを回転させて針を動かす仕組みです。
その連動は糸連動なので
メーター交換の際には連動糸に注意が必要です。
OM-1はミノルタSRTやキヤノンAE-1のように
目立つところに糸連動が見えるわけではありませんし
上カバーを外す際に連動糸のテンションを気にする必要はありませんが
露出計関係の連動は全て糸連動で行われています。

先にシャッター周りやミラー駆動部の整備を行っておき
それから露出計周りの修理に取り掛かります。
今回のOM-1は比較的初期のモデル
(最初期のフィルム室4本スタッドボディから
2本スタッドのボディに切り替わった直後)だと思われます。
この時期のOM-1は
メーターや基板、接眼レンズ、プリズムが乗る一体型の
台座部分(プラスチック製)が経年劣化で
脆くなっていることが多く今回のように
メーター交換等が必要な場合は
取り扱いに注意が必要です。

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