ミノルタオートコードのカメラ修理

今日はコロンブスが率いるスペイン船隊が
新大陸アメリカに到達した日だそうですよ。
1492年10月12日のことだそうです。
それを記念してコロンブス・デー」
または「コロンブスの日」「大陸発見記念日」とされているそうです。
アメリカではこの日がアメリカの多くの州で
祝日となっていましたが1970(昭和45)年より
月曜休日統一法によって10月の第2月曜日となっているのだそうです。
日本でいうハッピーマンデー制度ですねぇ
。。。ということは日本でいう「スポーツの日」と
同じ日になっているのですね。
コロンブスは西廻りの航海が可能だと考えて
当時の世界で最も東にあると思われていた
ジパング(日本)やインドを目指してヨーロッパから
大西洋横断へと出発しました。
コロンブスは最初の到達地が
インドだったと亡くなるまで信じていたのだそうです。
今でこそ地球全体の地図や地形はあたりまえにわかりますが
それでもこうやって考えると地球は広いですよねぇ
私的には日本だけでも広すぎるし
都内だけでも行ったことないところだらけなのですが…(苦笑)

さてさて

本日は「ミノルタオートコード」のカメラ修理を行っています。
国産メーカーの中でも最初期から二眼レフを手掛けてきた
ミノルタ二眼レフの完成形といえるカメラかと思います。
前モデルのミノルタフレックスやミノルタコードで
培ったノウハウも効率よく詰め込まれています。
まずフィルム送りはミノルタコードオートマットで最初に採用した
フィルム平面性確保のため通常とは逆の「上から下」に巻く方式になっています。
これはミノルタならではの構造ですね。
フィルム装填はスタートマーク合わせのセミオートマットで
セルフコッキングも採用されています。
それでいて多重露光にも対応可能です。
ミノルタフレックスⅢで採用したビューレンズ上部窓に
シャッタースピードと絞り値を集中表示される方式は
実際の撮影時に非常に便利です。
ピント合わせはミノルタコードから採用している
前板下方にあるレバーにより直進ヘリコイドを動かして行なう
いわゆる「ハラキリ型」です。
これも従来のノブ型に比べ非常にスピーディーなピント合わせが可能です。
シャッターユニットはB、1〜1/400秒で
セルフタイマー付きのシチズンMXVを搭載し
レンズはこれも以前から評判の高いテッサー型の
ロッコール75mmF3.5です。
国産二眼レフ最高峰と呼ばれることも多いオートコードですが
こうしてみると確かに頷く部分が多いと思います。

オートコード初期型の発売は1955年です。
細かいマイナーチェンジを行われながら
最終型のⅢ(1965年発売)まで
ミノルタ二眼レフの集大成として生産を続けられました。
いずれのタイプにしても製造から50年~60数年が経過しており
コンディションも個体差が大きいですが
機械的な部分はよほどの場合ではない限り
しっかり整備を行えば現在でもまだまだ撮影可能かと思われます。
ただ、オートコードはレンズのコーティング変質の為
曇りを発生しているものも多く
これに関しては当店では残念ながら修復は不可能です。

お預かりしているオートコードは心配されるレンズの
コンディションは悪くなく
汚れはそれなりにありますが
通常の清掃でかなり改善されるかと思われます。
ただ、レンズシャッター機の定番ともいえる
シャッター羽根の粘りが発生しており
固着にまでは至っておりませんが
シャッター羽根の動きは明らかに遅く
これで写真をとってもかなり露出オーバーあるいは
写真が真っ白になってしまうと思われます。
ファインダーも随分汚れがたまっています。

まだ現状の確認を一通り行っただけの状態で
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
実はこのオートコード、銘板やストラップ金具を見る限り
いわゆる前期型なのですが
画像にも少し写ってますが巻上クランク部を見ると
220フィルム対応となっています。
1960年代半ばあたりに輸出モデルとして存在した
「オートコード24」かと思われます。
220フィルム対応以外はシャッターもシチズンMXVですし
ほぼほぼ前期オートコードと同じ仕様かと思われます。

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