今日は8月19日ということで
「バイクの日」(8・19)だそうですよ。
数年前まで年甲斐もなく
2サイクル250のバイクに乗っていましたが
また何とかして手に入れたいと考えています。
とりあえず125くらいの足として使えるバイクは
すぐにでも欲しいなぁ。。。
さらに免許も大型とって
思い切ってリッタースポーツ。。。
妄想だけはどんどん広がります(笑)
さてさて
本日は「ニコマートFTN」のカメラ修理を行っています。
いわゆるニコンの中級機に使われた「ニコマート」ブランドですが
中級機といっても現在とは比べ物にならないほど
カメラが高級品だった時代です。
非常にしっかりと造られ安っぽさなど微塵も感じません。
しいていえばちょっと大きくて重いですが
その分、大変堅牢にできています。
ニコマートシリーズの中でも
露出計にしか電気回路を使わないニコマートFTシリーズは
致命的なダメージを受けている個体は少ないと思われます。
今回、お預かりしている個体は
ご依頼者様のお父様が元々使われていたカメラだそうです。
お客様からご指摘されている内容は
露出計の不良、モルト劣化、1/8~1秒のSS時にシャッターが開きっぱなし
ということです。
チェックしてみたところ、低速シャッターはガバナの固着
露出計は精度は出ていませんが動作はしているという状況です。
加えてファインダー内SS表示が2段分ズレてしまっています。
シャッターユニットはコパル製ですが
これまた非常に丈夫にできているシャッターユニットで
今回のような油切れによるトラブルはあるものの
普通に使ってる分にはトラブルの少ないシャッターです。
ファインダー内SS表示のズレは
連動糸の巻き取り位置がズレてしまっていたことが原因でした。
これから本格的に各部点検整備一式に取り掛かります。
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