今日は「米の日」だそうですよ!
私、とにかく白米が大好きで
炊きたての美味しいご飯ならおかずナシでも
1合くらいは食べてしまいます。
若い頃、本当にお金のなかったときは
米だけは何とか確保して
ほんの少しの梅干やお漬物
あるいはごま塩でお腹いっぱいご飯を食べていました。
昔ほどは食べられなくなりましたが
たまに熱々炊きたてのご飯のみを無性に食べたくなりますねぇ~
さてさて
本日は「ミノルタXD」のカメラ修理を行っています。
発売開始は1977年、世界初の両優先AEを
(シャッタースピード優先、絞り優先)
搭載したミノルタの意欲作です。
シャッタースピード優先AE時には
プログラムAE的に使える「サイバーネーションシステム」という
システムをも搭載しています。
でも個人的にはそういうスペック面よりも
凝縮感の強い文句ナシにカッコ良いデザインや
XEから継承される使い心地の良さが
非常に魅力的に感じるカメラです。
このXD、正直言って電装関係にトラブルの多いカメラです。
そういうトラブルが出ていると
今となっては修理不能の可能性も高く
修理する側にとっては非常にやっかいなカメラでもあります。
今回、お預かりしたXDはご依頼者様が
新品で購入された個体とのことです。
頻度は少ないながら継続的に使われてきたとのことですが
最近、電源が入らないことが多いとのこと
電池室にわずかに腐食跡もあることから
電池室周りのトラブルだと考えていましたが。。。
電源がうまく入っている状態で後日、チェックを行うと。。。
露出計は比較的安定していますが
オート、シャッタースピードが非常に不安定で
とてもこのままでは使える状態でないことが発覚いたしました。
電子基板内で部品の不良が起きていると
さすがにもう修理はできませんが
まずはシャッターユニット等々の整備をしつつ
数多くある接点を磨いていくことから
取り掛かろうと思います。
直る確率は半々といったところでしょうか。。。
考えられる処置を全て行っていきます。
↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。