カテゴリー別アーカイブ: カメラ修理

ペンタックスSP Fのカメラ修理

今日は「愛車の日」だそうですよ。
メルセデスベンツでお馴染みの
日本初の外国車ディーラーである
株式会社ヤナセが制定しています。
クルマを持たなくなって10年以上が経過しましたが
やはりクルマはいいですよねぇ
今、都内に住んでいると所有するより
レンタカーやカーシェアの方が効率よいのはわかりますが
やはり気に入って買った愛車を所有するのは
格別だと思います。
保険等の維持費も大変ですが都内だと
何といっても車庫代が問題になりますね…
「クルマ欲しいなぁ…」と漠然と考えることはあるのですが
冷静になると「いつなんのために乗るの?」となり
きっと手に入れただけで満足して
まったく乗らないんだろうな…と思いとどまります(笑)
確かにこの辺だとクルマは必需品ではないのですよねぇ…
でもたまに夜中にお気に入りの音楽聴きながら
高速をのんびりクルーズしたいなぁ…とも思いますが…
まぁ多分買わない(買えない)なぁ…(苦笑)

さてさて

本日は「ペンタックスSP F」のカメラ修理を行っています。
1973年発売のカメラです。
大ヒットした「SP」をベースとして
先行発売されていた「SMCタクマーレンズ」との組み合わせで
開放測光対応となったカメラです。
ペンタックス機の開放測光自体は
「SMCタクマーレンズ」と同時に発売された
「ES」で既に実現していますが
それをSP系にも展開した形となります。
マウント自体の基本形状はM42マウントで
従来のタクマーレンズも装着可能ですが
その場合は絞り込み測光となります。
露出計関連以外の機械的駆動部は
ほぼ「SP」のままですが
マウント内側に設けられた絞り伝達レバーや
露出計の回路等はまったくの別物になります。

お預かりしている「SP F」は
一通り動作してはいるものの
高速シャッター時に写真の一部が黒くなってしまうと
お聞きしています。
で、計測器でSS計測してみると
やはり先幕の動きが非常に悪く幕速が出ていません。
1/1000では写真端1/3が全く開かず
1/500でも端っこが少し開ききらないようです。
先幕が遅いためシャッター走行時の途中で
後幕が追いついていしまい閉じてしまう状況です。
単にテンション不足ではなく先幕の幕軸に汚れ等があって
動きが悪くなっているものと思われます。

加えて露出計は動作してるものの
2段少々オーバー目となっています。
「SP F」の露出計はフォトスイッチ
(測光用とは別にCDSを配置し
ファインダーに光があたらない場合、抵抗値が大きくなり
露出計回路への電流をカットする)もそうですが
露出計自体の構造も少し変わっていて
電圧がかかっていない場合(電池が入ってない場合)は
指針は中央付近で止まります。
電流が流れた場合は
ファインダー測光用のCDS経由からの電流と
絞り/SS設定回路からの電流で指針を引っ張り合います。
そして中央付近でバランスが取れた場合が
適正露出となります。
他ではなかなか見られない構造です。
ただちょっと回路がややこしいのが玉に瑕ですが…
また取り掛かり始めですが
まずは駆動部の一通りの清掃整備を行い
幕速聴性や露出計調整を行っていきます。

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オリンパスXAのカメラ修理

今日は「世界亀の日」らしいですよ。
意外と池のある都内の公園で
見かけることが多かったりします。
この季節の天気の良い日は
池のほとりの石の上で
よく甲羅干ししていたりしますよね。
眺めているとなんだか癒されます。
亀はよく寿命の長い生き物としても
知られてますよね。
「鶴は千年、亀は万年」といわれるなど
長寿の象徴ともされています。
公園の池などで見かけるミドリガメの寿命は50年以上で
さらにリクガメは100年以上、ゾウガメは150年以上生きたという
飼育記録もあるそうです。
カメが長生きな理由については
全てが解明されているわけではないですが
「心拍数がとても少ないため」という説があるそうです。
私、毎朝、血圧と脈拍を図っていますが
だいたい脈拍は1分間に80前後…
対して亀の脈拍は1分間に約10回なのだそうです。

さてさて

本日は「オリンパスXA」のカメラ修理を行っています。
1979年発売のカメラです。
スライド式のレンズバリアーを設けることで
レンズキャップを不要にするという画期的なデザインで
ヒット商品となったカメラです。
80年代になると同様のデザインのカメラが
他メーカーからもたくさん出てきます。
レンズバリアも特徴ですが
オリンパスらしい超小型なボディで
非常に持ち歩きに便利なカメラです。
「XA」では5群6枚のF-ズイコー35mmF2.8を搭載し
距離計とも連動します。
露出は絞り優先オート専用となります。
いろんな意味で非常にオリンパスらしいカメラです。

お預かりしている「XA」は
シャッターボタンを押してもなかなかシャッターが切れません。
「XA」のシャッターボタンは独特の作りになっていて
おそらくボディが非常に軽いため
普通に強くボタンを押すようなシャッターボタンだと
手振れが起きやすいと考えたのか
軽く押すだけでシャッターが切れるような構造になっています。
えっと…名称は「感圧導電性ゴム」だったかな…
要は圧力がかかると導通する素材が使用されていて
これのおかげで軽く抑えるだけでレリーズできるという
構造になっています。
そして…ここがやはり経年や汚れのせいで
不具合を起こすことが多いのです。

さすがにこのサイズにいろいろと詰め込まれているので
整備性は良くないです。
シャッターボタンの修理も行いつつ
通常の整備ももちろん行うのですが
非常に手間ががかかるカメラです。
加えて露出計等の感度不良は残念ながら
当店では修理不可能です。
他にも「XA」は既に当店では修理不可能な症状が
いくつか確認できているので
場合によってはお預かりできないことも多くございます。
今回もファインダー表示の露出計は感度不良で
ここは改善不可なのですが
オート制御は別回路で調整が行えるため
普通に撮影できる状態に仕上げて完成といたします。

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オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「たまご料理の日」だそうですよ。
5月を「たま(0)ご(5)」、
22日を「ニワトリ(2) ニワトリ(2)」と読む
語呂合わせからだそうです。
ちょっとおもしろいですね(笑
鶏卵は毎日の食生活に欠かせないですよね。
私、普段の食生活でタンパク質摂取を
比較的、たまごに頼っているので
1日、2~3個食べてますね…
飽和脂肪酸も多く含むので
気をつけなければいけないのですが…(苦笑)
でも、たまごは美味しいですよねぇ
簡単にたまごかけご飯でもいいですし
ゆで卵でも美味しいですし(半熟だとなおのこと)
もちろん卵焼きや目玉焼き、オムレツ、親子丼、茶碗蒸し…等々
いろいろな手のかけ方がありますが
どの卵料理もたまに無性に食べたくなるものばかりです。
たまにはちゃんとしたお店のふわふわなオムレツ食べたいですね。
近日中にどこかで食べてきます!

さてさて

本日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
毎月、コンスタントに修理依頼のある「OM-1」ですが
今回は少しばかりご無沙汰でしたかね…
元祖小型軽量一眼レフと言ってよいカメラだと思います。
1972年に「M-1」として発売開始され
翌1973年に「OM-1」へと改名されています。
この時代の一眼レフといえば大きくて重く
ミラーやシャッター作動音の大きなものばかりでしたが
そんな中、「OM-1」は他に類を見ない
小ささと軽さで登場します。
そしてシャッター作動音の静かさでも注目されました
個人的主観も含みますがただ音量が小さいだけではなくて
音質が柔らかくて耳障りが良いのですよね。
巻上の何ともいえないシャリシャリした良い感触も相まって
使っていて非常に気持ちの良いカメラでもあります。
80年代近くになって電子制御+プラスチック多用の時代になると
小さくて軽い一眼レフも各メーカー揃ってくるのですが
機械制御+マニュアル機で小型軽量となると
「OM-1」とその後に出てくる
「ペンタックスMX」くらいしか存在しません。

今回、お預かりしている「OM-1」は
まず巻上ができません。
巻上レバーは動くのですが
手ごたえなくスカスカでただ回っているだけの状態です。
フィルム室から幕の位置を確認してみると
シャッター幕はリリース状態なので
他のカメラでたまにあるような
巻上軸が巻き上がった状態で固着して
戻ってこないわけでもなさそうです。
そしてフィルム室からスプロケットを手で回して
慎重に巻き上げてみると巻上は可能でシャッターは切れます。
となると…巻上レバー機構部が
巻上軸を掴めない状況である可能性が高そうです。

まだ取り掛かり始めで
詳しい状況までは確認できていないのですが
OM-1の巻上レバー機構部は
巻上にかかった瞬間に
巻上軸を掴みにいく機構が組み込まれているのですが
どうやらそこの動作不良が原因のようです。
部品自体は強度のある部分なので
余程のことがなければ変形等はないと思われるので
粘り等による動作不良だと思われます。
通常の整備でもそうですが巻上機構部や巻上軸を
入念に清掃して本来の動きができるように対処します。
通常にチャージ&リリースができるようになったところで
シャッターの制度等を確認しつつ
他の駆動部分も隅々まで整備を行っていきます。

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ニコンEMのカメラ修理

今日は二十四節気でいうところの
「小満」ですね。
陽気が良くなり、万物に生気が充満し、
草木が生い茂るという意味で「小満」とされています。
新緑が明るくて非常に気持ちの良い季節ですね。
ただ…今年は既に暑すぎるような気も…(苦笑)
今日は都内はシトシト雨で気温も一気に下がるようですが
一気に本格的な夏になるのは待ってほしいです。
先日の定休日は少し山の入り口まで出かけましたが
陽射しはじんわり暑くても
風が吹けば適度に涼しくて非常に気持ちよい1日でした。
気持ちの良い季節ができるだけ長く続いてほしいものです。

さてさて

本日は「ニコンEM」のカメラ修理を行っています。
少し前にも「EM」の修理をやった気がしますね。
1980年発売のニコン初のエントリークラスのカメラです。
この時代のエントリークラスなので
他メーカー同様、絞り優先オート露出専用機ですが
随所にニコンらしさが見受けられます。
デザインの良さや使い勝手の良さが
生産終了後、ずいぶん経ってから再評価され
現在ではなかなか人気のカメラとなっています。
(もともと世界的には成功したカメラです)
当店にも修理依頼がコンスタントにあるカメラです。

お預かりしている「EM」は
比較的近年にある程度のメンテナンスがされた形跡があり
フィルム室やミラー受け部のモルトは交換が行われています。
その際にスクリーン清掃も行われているようですが
スクリーンには細かい傷が結構入ってしまっています。
ただ、分解整備までは行われていないらしく
上カバー内部の何か所かに使われている内部モルトは
かなり劣化が進んでいて機能していない状態です。
電子制御機ということで
機械的な駆動部に加えて各接点やマグネット吸着部が
生命線となっているわけですが
レリーズ連動の露出計SWの具合があまりよろしくなく
シャッター半押ししても露出計がオンにならないことが多々あるようです。
加えて露出計の精度はかなりオーバー目にズレてしまっています。

画像はまだ上カバーを外しただけの段階ですが
その後、分解を進めて詳しく見てみると
各接点はかなり黒ずんでいて
常に接触不良とまではいかなくても
導通が不安定な状態でした。
各接点は徹底的に清掃して
安定して機能するように整備を行っていきます。
EMに限りませんが調整用の半固定抵抗の接点も
不安定になっていることが多々あるので
そのあたりも清掃の上で調整を行い
精度を出していきます。

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ミノルタオートコードのカメラ修理

今日は「森林(もり)の日」だそうですよ。
日付の由来は5月は「森林」の中に「木」が5つ入っていることから
20日は「森林」の総画数が20画であることからだそうです。
新緑がまぶしくて気持ちの良い季節ですよね。
私も昨日の定休日、厚木のクリニックに定期通院から
少し足を延ばして丹沢の登山口入り口付近まで
行ってみましたが、風も心地よくて非常に気持ちよかったです。
脳梗塞やって以来、少しばかり右足が不自由になったので
足場の悪い登山道はもう無理ですが
山の入り口に行くだけでも相当癒されますね。
やはり山の空気と風は最高でした。

さてさて

本日は「ミノルタオートコード」のカメラ修理を行っています。
国産二眼レフの代表といっても良いカメラです。
ミノルタの二眼レフはほぼ国産初と言える
ミノルタフレックスに始まり
ミノルタコード、ミノルタオートコードと
進化を遂げつつ熟成を重ねていきます。
今回お預かりしているのは1965年発売の「Ⅲ」で
ミノルタ二眼レフの完成形と言ってよい最終モデルです。
「Ⅲ」になって変更されたところは220フィルムへの対応ですね。
それ以外は従来機からの踏襲ですが
CDSモデルと合わせてレンズが新ガラスを採用した
いわゆる「ニューロッコール」となっています。
青いコーティングが特徴です。
フィルム装填はスタートマーク合わせのセミオートマットで
巻上はクランク式、セルフコッキングとなっています。
フィルム巻上は平面性を重視した独自の
「上から下」に巻く方式となっています。
シャッターユニットはシチズンMVLでB・1S~1/500をカバーし
絞り/SS設定値はビューレンズ上の窓に集中表示されます。
ピント合わせはミノルタお得意のハラキリ式で
テイクレンズ下のピントレバーで操作します。
これまでのモデルで培ったいろいろな機能や工夫の集大成で
非常に使いやすく写りも優れたモデルとなっています。

お預かりしている「オートコード」は
おそらく比較的近年に手が入っている個体と思われます。
レンズのコンディションも非常に良く
スクリーンがより明るいものに交換されていたりします。
ひととおり動作はしている状態です。
ただ、ご依頼者様のお話によると
巻上に問題があるようで巻止めがうまく働かず
そのまま止まらずに次のコマへ巻上ってしまうことがことが多々あるようです。
酷い時には120フィルムで3コマしか撮影できずに
フィルム終端までいってしまうこともあるようで
このフィルムの貴重なご時世にそれではとても使えません。
現象はこちらに来てからは確認できていないのですが
確かに巻上は妙に重く動きの渋いところが見受けられます。
絞り羽根も動きも非常に悪く絞りレバーが重かったりするので
ファインダーやレンズのコンディションは良いのですが
駆動系には動作の問題がいろいろあるようです。

まずは最も大きな問題の巻上関連から
整備を行っていきます。
一見、そこそこキレイなのですが
ここまでは過去に手が入っていないようです。
で、動きを慎重に確認してみると
巻止めもそうですがいろいろな部分の動きが重く粘っています。
古い油脂類や積年の汚れのせいですね。
何か部品が破損してるとか変形しているはなさそうなので
とにかく部品の洗浄清掃の上、最小限の注油で
本来の動きを取り戻す整備を行っていきます。

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コニカⅢAのカメラ修理

今日は「高血圧の日」だそうですよ。
ちなみに日本だけではなくて
「世界高血圧デー」でもあるそうです。
これまたイヤな記念日ですよねぇ(苦笑)
高血圧は日本人の三大死因の内の二つである
心臓病や脳卒中など、命に関わる病気を引き起こす
主要な原因となっています。
私も脳梗塞やらかしていますが
その頃には血糖値は高かったし血圧も上が140前後あったので
なるべくしてなった…と言えるでしょうねぇ…
後遺症も残るので大変なことになる前に対策しましょう…
その後、いろいろ努力した甲斐もあって
現在は家庭内計測で上が110、下が75あたりで落ち着いています。
しかしながら昨年、高血圧管理・治療ガイドライン2025」が
改訂されて「降圧目標は年齢によらず
130/80mmHg未満(診察室血圧)、125/75mmHg未満(家庭血圧)」
となっているのですが…これ、なかなか厳しいですよねぇ…
少しばかりメタボな方は多くがひっかかるのではないかと…
でもいずれにしても血圧管理は重要かと思います。
私も毎朝起床してまず最初に
体重、体温、血圧、血糖値を測って異常がないかチェックしています。
高血圧も高血糖も比較的自覚症状がないのが怖いですよねぇ

さてさて

本日は「コニカⅢA」のカメラ修理を行っています。
1958年発売のカメラです。
コニカスタンダードからの流れを汲む
レンジファインダー搭載のレンズシャッター機です。
「生きているファインダー」とも言われた
パララックス・画角自動修正機能付等倍ブライトフレームファインダーを
装備しています。
動くブライトフレームも秀逸ですが
ファインダーに贅沢にプリズムを使用していてクリアさが
特筆ものです。その上に等倍なので
慣れてくると両目を開けたまま全体の視野の中で
フレームを確認して撮影ができるようになります。
レンズは48mmF2と50mmF1.8搭載モデルの2種類が存在します。
シャッターはこれも当時最高級のセイコーシャMXLで
B・1s~1/500をカバーします。
巻上は通常の「Ⅲ」と同じ鏡胴から伸びたレバーを操作する
ダブルストロークでセルフコッキングです。
50年代ならではのデザインと高機能がバランスした
非常に良いカメラだと思います。

お預かりしている「ⅢA」は
レンズ・ファインダーも比較的クリアで
巻上もスムーズ
コンディションとしては悪くないのですが
レンズシャッター定番の羽根粘りが発生しています。
シャッターを切るとシャッター羽根は動作はするのですが
動きが明らかに緩慢でよっこらしょという感じで
開いて閉じていきます。
シャッター羽根がこの状態なので絞り羽根も
やはり粘り気味です。
絞り羽根の粘りは粘ったまま絞りを動作させていると
コニカⅢの場合、かなり高確率で
羽根が外れて絞り形状が変形してしまう症状になってしまうので
粘りがあると思ったら極力動かさないで
修理に出すことをお勧めします。
外れるだけなら良いのですが絞り羽根を留めているダボの
破損となるとかなり重修理となってしまうからです。

整備性は良好なカメラです。
まだ取り掛かり始めですが
まずはシャッターユニットの清掃整備から
取り掛かっていきます。

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ミノルタSR-Tスーパーのカメラ修理

今日は「旅の日」だそうですよ。
1689(元禄2)年5月16日(旧暦3月27日)、
俳人の松尾芭蕉が門人の河合曾良を伴って
江戸を立ち、『おくのほそ道』(奥の細道)の旅へ
出発したことが由来となっています。
出かけるのは嫌いではないですが
何泊もする旅行に積極的に行きたいとは
それほど思わないタイプです(苦笑)
年とってからさらにその考えが強くなってしまいました…
要は「めんどくさい」が勝ってしまうのですよね(笑
まぁまとまった休みのときは
地元・呉に墓参りがてら帰るので
それで十分楽しめるし問題ないかと…
でも日帰りでなら割と行けるところまで遠くに
出かけたりはしています。
同じような日常ばかりじゃ飽きちゃいますものね。
ちょっと遠くに行って
日頃見られない景色や空気を感じるだけで
十分に気分転換になりますね。

さてさて

本日は「ミノルタSR-Tスーパー」の
カメラ修理を行っています。
1973年に発売されたカメラです。
ロングセラーでヒット商品だった
「SR-T101」をベースに
機能がいくつか追加変更されたカメラです。
スクリーンがスプリット/マイクロプリズム式となり
レンズの設定絞り値が直読式で
ファインダー内から読み取れるようになりました。
これでファインダー内で絞り/SS、両方の露出設定が
把握できるようになりました。
直読式の窓を追加するにあたりペンタ部のデザインも変更されています。
そしてアクセサリーシューが接点付きになりました。
基本的な機構や機能は既に使いやすさで評価の高かった
「SR-T101」と同様です。
「SR-Tスーパー」は「SR-T101」のモデルチェンジ版というわけではく
従来の「SR-T101」も同じタイミングで小変更を行い
引き続き併売されています。
そして1975年にはマイナーチェンジで
それぞれ「SR505」「SR101」となり
これがSRシリーズ最終機となります。

お預かりしている「SR-Tスーパー」は
お馴染みのミラーアップトラブルで
シャッターを切ると頻繁に
ミラーアップしたままになってしまいます。
そしてさらにその際にミラー根元部の
遮光用の布が本来の位置から外れて
垂れ下がってしまっています。
このまま撮影に使っていると
写真の一部にこの遮光布が映り込んでしまいます。
この布が外れて垂れ下がってしまう症状は
SRT系では意外とちょくちょくあるのですよね。
普通にシャッター切っていると気づきにくい部分なので
しっかり対策を行います。
ミラーアップ自体はシャッターの動きの悪さが原因かと思われます。
当然ながらその状態ではシャッタースピードの精度も出ていないので
幕軸を入念に清掃調整し本来の動きを取り戻す作業を行います。
加えて露出計は動作はしていますがSW部接触不良で
動きが不安定です。
こちらも接点、ハンダ劣化の対策を行なった上で調整を行います。

連動糸が多少邪魔なのはいつものことですが
SR-T系のカメラは頻繁に修理を行うカメラなので
慣れてしまえば大きな問題はありません。
基本的には整備性も良好で
整備調整を行いやすいカメラです。
ファインダ―周りやミラーボックス周辺に
モルトが意外と多く使われいて
ファインダーが屑だらけになってしまうので
このあたりの処置も入念に行っていきます。

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ニコレックスFのカメラ修理

今日は「ヨーグルトの日」だそうですよ。
ヨーグルトを研究し、ヨーグルトが健康に良いと
世界中に紹介したロシアの微生物学者
イリヤ・メチニコフ博士が生まれた日に由来しているそうです。
ヨーグルトは身体に良いといいますものね。
私も常にヨーグルトは家の冷蔵庫に
切らさないように常備していて
ちょくちょく口にするようにしています。
でもヨーグルトの乳酸菌は、腸内定着することはできないそうです。
ただその菌体や代謝産物が腸内で有効に働き
結果として、腸管免疫系を活性化させるとされているそうです。
乳酸菌は体に良いと医学界では推奨されていますが
乳製品は飽和脂肪酸を多く含むため
1日の摂取量は約50g以下が推奨されている場合があるそうです。
なにごとも「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ってことですかね。

さてさて

本日は「ニコレックスF」のカメラ修理を行っています。
1962年発売のカメラです。
ニコレックスシリーズはニコン一眼レフの
最初の普及機のシリーズですが
他のモデルがレンズシャッターのレンズ固定型なのに対して
今回の「ニコレックスF」のみが
フォーカルプレーンシャッターを搭載した
レンズ交換式一眼レフです。
フラッグシップの「F」以外では
初のFマウント採用モデルとなります。
シャッターは初期の「コパルスクエア」を採用しています。
製造から最終組み立てまで全ての工程を
ニコン社外で行っていたカメラです。
ニコッレクスシリーズは現在となっては
非常にユニークなモデルが揃っているともいえますが
当時のニコンとしてはいろいろな要因があって
決して成功とは言えなかったシリーズだと思われます。
ただ、この経験があったからこそ
次のニコマートシリーズでニコンらしい
質実剛健な中級機のシリーズが生まれたのだと思います。

お預かりしている「ニコレックスF」は
とりあえずシャッターは切れるものの
かなり長い間放置されていたと思われ
いろいろな部分の動きが鈍い状態です。
スローシャッター域は全てダメで
スローガバナーが全く連携せず一定速で切れてしまいます。
搭載されるコパルスクエアはユニットシャッターですが
スローガバナーはシャッターユニット外に設置され
「(ニコッレクスの場合は底部)
そのリンク部分が固着してしまっているようです。

内部はやはりニコンらしくはないですね。
内部にモルトが多用されていて
もちろん全て劣化してボロボロになっているので
ファインダーをはじめ いろんなところに
モルト屑が入り込んでしまっています。
さらさらのモルト屑ならまだマシなのですが
汚れや油分が加わると粘着質となり
いろいろなトラブルの原因となってしまいます。
加えて巻上等の駆動部は油切れで
動きが非常に悪い状態なので
全ての駆動部の清掃整備注油を行っていきます。

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ニコンEMのカメラ修理

今日は「温度計の日」だそうですよ。
水銀温度計を発明し
華氏温度目盛りに名前を残す
ドイツの物理学者ガブリエル・ファーレンハイトが生まれた日に
由来しています。
ちなみにファーレンハイトの生まれた日付の5月14日は
ユリウス暦によるもので、グレゴリオ暦では5月24日となります。
規制の関連もあり目にすることの少ない
水銀温度計ですが子供の頃に実家にはありましたね…
赤液温度計を見慣れているせいかあの独特の
水銀の色合いが印象に残っています。
比較的、室内にいても屋外にいても
気温が気になる方なので
仕事場、自宅はもちろん携帯用の温度計も
持ち歩いていたりします(苦笑)
ところで今日の「温度計の日」の由来となっている
ファーレンハイトは「華氏温度」を作った人ですが
日本では摂氏温度(°C:セルシウス度)の導入が政府によって行われて
それが根付いているので華氏の感覚が全くわかりません…
今日の気温が80℉(26.7℃)と言われてもなんのこっちゃ…って感じですね。
英語圏の方だと逆の方も多いでしょうね

さてさて

本日は「ニコンEM」のカメラ修理を行っています。
1980年発売のカメラです。
ニコン初のエントリークラスのカメラです。
同年にトップモデルの「F3」も発売されていて
両者ともジウジアーロデザインの洗練された外装のカメラです。
この時代、各メーカーから絞り優先オート露出専用の
エントリークラスのカメラが物品税の関係もあり
押し並べて4万円で販売されていて
ニコンもこの熾烈な販売競争が繰り広げられる分野に
「EM」で参戦しました。
ただし…EMは先行発売された海外では好調だったものの
国内ではなかなか苦戦を強いられたようです。
それまでのニコンのラインナップは
トップモデルの「F一桁機」と中級機の「FE/FMシリーズ」のみで
「ハイアマチュア以上の方が使う高級機」のイメージが
既についていました。
それに対してエントリークラスの「EM」は
「ニコンらしくない」「あれはニコンではない」と
敬遠されがちになってしったようです。
「EM」単体で見るとこのクラスとしては安っぽさは少ないですし
電子制御機なのにメカニカルで電池ナシで動作する
「B」「M90」を装備するなど随所にニコンらしい
こだわりも見受けられ非常にニコンらしいカメラだと思います。
それでも当時はなかなかうまくいかなかったようです。
マーケティングって難しいですね…

お預かりしている「EM」は一通りなんとか動いていますが
電源が非常に不安定で露出計も安定しません。
加えてモルトの劣化が酷く
ファインダーの中がモルト屑だらけになっています。
オートの精度も随分オーバー目になってしまっているようです。
致命的な故障等ではないですが
やはり気持ちよく使うためには全体的なリフレッシュが必要です。

電子制御機なのでフレキに覆われていますが
この類のカメラとしては整備性は良好な方です。
シャッターユニットはFE/FM系のコパルではなく
セイコーMFCです。
分解しているといつも思いますが
中身もこの時代のニコンらしく
限られたコストの中ではありますが
随所にニコンらしい部分も見受けられます。
生産中止後に人気が再燃したカメラですが
確かに使い心地もよくスタイリッシュなので
もっと新品時にもっと大ヒットしても
おかしくなかったのになぁ…といつも思います。

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キヤノンF-1のカメラ修理

今日は「竹酔日」(ちくすいじつ)だそうですよ。
中国の俗説で、竹を植える(移植する)のは
旧暦5月13日に行うとよいといわれているそうです。
これは、この日は竹が酒に酔っていて
移植されても分からないためで
この日に移植された竹はよく繁茂するといわれています。
「竹迷日」(ちくめいじつ)、「竹植うる日」ともいい
夏の季語となっています。
なんで竹が酒に酔っているのでしょうね…(笑
少し調べましたが
細かい理由等についてはわかりませんでした。
ちなみに、日本ではこの日が竹から生まれたかぐや姫が
月に帰った日ともされています。

さてさて

本日は「キヤノンF-1」のカメラ修理を行っています。
1971年発売のカメラです。
本格的なプロ志向の一眼レフを欠いた状態が続いていた
キヤノンが満を持して登場させた高級一眼レフ機です。
それまでこの分野はニコンF、F2の独壇場となっていましたが
ついに対抗馬が登場したことになりました。
ここから長年にわたる2強時代が
始まったといってもいいかもしれません。
この時代のトップモデルとして甲乙つけがたい
魅力を放つ両者ですが
好みはあれどスタイリッシュなのは「F-1」かと思います。
低く構えたスマートなファインダー部は
何とも言えずカッコいいですよね。

お預かりしている「F-1」は
なんとか一通りの動作はできているのですが
露出計やバッテリーチェックがSW部の接触不良のため
指針が踊っているような状態です。
落ち着いているときも精度に問題がある状況です。
加えて各部の油切れや汚れ等による動作不良のため
シャッターの精度もいまひとつです
1/1000は実測1/500くらいで1/2000は1/1000といった状態です。
やはり全体的にリフレッシュが必要な状態です。

あまり深い理由はないのですが
今日はファインダー部から先に整備を行っています。
プリズムに問題となるほどの大きな腐食はないのですが
(細かい点腐食はよくよく見れば見受けられます。)
画像にもあるようにファインダー内部には
大きな座布団上のモルトが入っているので
ここをこのまま劣化したままで放置しておくと
いずれプリズム蒸着面への腐食が始まってしまいます。
プリズム抑え部品の緩衝材もそうですが
このあたりの劣化した緩衝材は全て交換行っておきます。
…いつも思うのですが…キヤノンさん
もう少しファインダー上カバーを簡単に開けられる構造に
してほしかったな…と思います(苦笑)
(特にファインダー取り外しボタン枠に
カニ目がない時期のモノ)
まぁもう慣れているのでいいのですが…

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