ミノルタSR505のカメラ修理

今日は7月29日…
「しち(7)ふ(2)く(9)」ということで
「七福神の日」さらにそこから「福神漬けの日」なのだそうです。
福神漬け…昔は酸っぱいものとか苦みのあるものは
あまり好きではなかったのですが
(今もあまり酸味の強いものは苦手)
福神漬けとかは子供の頃はカレーに添えられても食べなかったけど
今では福神漬けだけでも食べたくなりますねぇ(笑
ほんと好みの味って年齢によって
どんどん変わっていくのです
子供の頃と20代の頃とじじいになった今とでは
全く味覚が変わってしますものねぇ
子供の頃から変わらず好きなものももちろんあるのですが…
今どきの福神漬けじゃなくて
昔ながらの真っ赤な福神漬けが食べたい気分です。
そっちのほうが少し酸っぱそうな気がしませんか?
で、そんなことを考えていると
今度は無性にカレーが食べたくなってくるのですよねぇ
言われてみれば少しご無沙汰かも。。。
あまりにも辛口なカレーは私は無理なので
中辛くらいのほどよい辛さで…
それでも汗かきまくるのですが…
ヒサビサにココイチのカレー食べたいなぁ
厚木の外れに住んでいた頃は徒歩圏内に
大きな郊外型のココイチがあったから
すいている時間帯によく行っていたのですが…
快活クラブの快カツカレーも
勤め人時代にはよく食べたし美味しかったなぁ
(外回りでサボってばかりだったからですが(笑))

さてさて

本日は「ミノルタSR505」のカメラ修理を行っています。
ミノルタ一眼レフ機としては
最後の機械制御シャッター機です。
1975年にSR101と同時発売でデビューしました
少しややこしいのですが
SR505がSR-Tスーパーの後継機にあたり
SR101がSR-T101の後継機にあたります。
絞り値ファインダー表示の有無とか
ファインダースクリーンの違いとか装備に違いはあり
関連してペンタ部のデザインが異なりますが
基本的な構造は同一のカメラです。
その2年前にはX-1がデビューしていて
前年にはXEもデビューしています。
ミノルタとしては
完全にXシリーズに移行する直前といった時期です。
SR505もSR101も基本的には
大ヒットモデルSR-T101のマイナーチェンジ版です。
SR-T101が発売されて既に9年が経過してましたが
それほどベースのSR-Tの完成度は高かったということだと思います。

精悍なブラックボディで
外装の程度は非常に良い個体です。
基本的には一通り動いているのですが
あちこちに油切れの兆候が見られ
動くことは動くのですが
どこも動きが悪いような状態です。
巻上も軽やかさにかけ少し異音も出ています。
シャッターも一通り切れているのですが
高速シャッターの精度は出ておらず
1/1000だと写真両端で1段以上の露光ムラが出る状態です。
露出計も接触不良で動きが非常に不安定です。

少しずついろんなところに問題を抱えていますが
元々非常に丈夫なカメラなので
何とか健気に動いているといった感じです。
これはきちんと整備して少しでも
楽に動けるようにしてあげたいところです
完全い若い頃と同じというわけにはいきませんが
日常使いに問題ないレベルには
軽やかに動けるようにできると思います。
まだ現状を一通り確認したのみの状態です。
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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オリンパスペンEE-3のカメラ修理

今日は「菜っ葉の日」だそうですよ。
「な(7)っ(2)ぱ(8)」(菜っ葉)と読む
語呂合わせからですね
いわゆる葉物野菜を指す言葉で
キャベツ、白菜、ほうれん草、小松菜、
チンゲン菜、野沢菜、水菜、レタス等々が該当します。
ただうちの実家だけかもしれませんが
「菜っ葉」といえば「広島菜のお漬物」を指す言葉です。
必ず夕食の食卓の隅に鎮座していて
メインのおかずがなくなっても
最後は「菜っ葉」で白米をかきこむっていうパターンです。
まぁ昔は白米めちゃくちゃ食べる人だったしなぁ
シンプルな緑茶をかけただけのお茶漬けにも
めちゃくちゃ合うのです。
今だとメインのおかずなくても菜っ葉だけで
十分ご飯食べられちゃいます。
こっち(関東)だと広島菜はまず手に入らないので
野沢菜の漬物が代わりになりますねぇ
暑さにやられて食欲がイマイチの時だって
冷やしたお茶をかけたお茶漬けに「菜っ葉」なら
しっかり食べられますね
そういえばしばらく広島菜も野沢菜もご無沙汰だから
今日の帰りにはとりあえず近所のスーパーで
野沢菜買って帰りましょう
今度、広島行ったら必ず広島菜買って帰ろう!

さてさて

今日は「オリンパスペンEE-3」のカメラ修理を行っています。
ハーフサイズカメラと言えば一番人気なのが
「ペンシリーズ」ですが
一口に「ペン」と言っても大きくいくつかの種類に分かれます。
その中でも「ペンEEシリーズ」は
気軽に使えることから今も昔も非常に人気の高いカメラです。
ピントは固定焦点で1.5m~無限遠まで
ある程度合うように設定されています。
セレン光電池で駆動する露出計を内蔵していて
その指針(表示はありませんし外からは見えません)の位置によって
露出を決定します。
シャッタースピードは「EE」の初期以外は
1/30・1/250の2速で
絞りとの組み合わせは先述の露出計の指針位置によって
自動的に設定されます。
最初のペンEEは1961年に発売され
その後、EE-2、EE-3とモデルチェンジされ
EE-3は1973年のデビューから
1986年まで13年間も作り続けられました。
他のペンシリーズは全て生産完了後も
最後まで作り続けられた「ペン」がこの「EE-3」です。
それだけ完成度も高く人気もあったわけですね

13年間も作り続けられている上に
相当売れ続けたカメラなので
現存台数は非常に多い上に状態も千差万別です。
そしてこのクラスのカメラに多い話ですが
相当に手荒く使われたものや
過去に素人分解されているものも多く
もしこれから手に入れるのであれば
ある程度の知識が必要かとも思います。
お預かりしている「EE-3」は外装の程度も良く
比較的良い状態かと思われます。
絞りが固着していてオートが効かない状態のものも
多いのですがこの個体は
一通りオートも動作はしています。
ただし、その精度には少し問題があり
2段以上オーバー目の露出をしてしまうようです。
露出の許容範囲の広いネガだとしても
結構明るめに写ってしまうものと思われます。
セレンが少し劣化してしまっているのかと思われますが
このくらいであれば整備と調整で
問題ない精度に改善できるかと思われます。
レンズ、ファインダーには汚れ・カビが見受けられ
フィルム室のモルトはキレイに取り払われています。
おそらくボロボロになってフィルム室内に
モルト屑だらけになるので全部取ってしまったのでしょうね
でもさすがにこれだと間違いなく光漏れします。
もちろん所定の場所に決められた厚さのモルトを
きちんと貼っていきます。

裏蓋も蝶番式でフィルムカウンターも自動復元で
ペンEE-2、EE-3は現在でも非常に使いやすいカメラです。
まだ現状チェックを行っただけなので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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ヤシカエレクトロ35MCのカメラ修理

今日は「幽霊の日」だそうですよ
まぁ、空想の世界やエンターテインメント的にはともかく
あくまで個人的な主観ですが
「幽霊」なんて存在しないと思っています。
正確に言うと人間の魂が現世に残るなんてことは
ありえないと思っています。
だからじいさん、ばあさんの墓参りとか
写真にひとりごとのように話しかけるのも
本当はそれがわかっていながらの気休めなんですよねぇ(苦笑)
でも世の中には幽霊的な不思議な現象も
たくさんあるのはなんとなく理解できます。
それはきっと全部「蟲」の仕業です。(笑
おそらく人間の擬態をする「蟲」とかが
人間の目には普段見えないけど存在するんじゃないかと
勝手に思っています。
それはそれで怖いものがありますが
そう考えると結構いろいろ納得いく部分が…
なににせよ、生き物は死んだらスイッチを切ったように終わりで
その記憶も思いも一緒に消えていってしまいます。
お盆前になるとこういうことを何となく思いつつ
あとどのくらい生きられるかなぁ…と考えてしまいますね
考えたってどうにもなるものではないのですが…(苦笑)
そういえば呉にあるうちの墓も
もうこれ以上入る人も誰もいなくなったので
どこかのタイミングで墓じまいしなくちゃな…

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35MC」のカメラ修理を行っています。
非常にコンパクトで良く写るカメラです。
ルックス的にもギュッと凝縮感があって
質感も高くなかなか所有欲も満足させてくれるのではないかと思います。
私も一時期、気に入ってよく使っていたカメラです。
この「MC」はエレクトロ35シリーズとしては
いろいろ例外の多い異端児的なモデルです。
絞り優先AE専用機という部分は他のエレクトロと共通ですが
どれもこのコンパクトなボディを実現させるためですに
いくつか他のエレクトロとは異なる部分を持っています。
まず、距離計を省略し、ピントは目測式となっています。
「MC」以外のエレクトロ35は全て距離計を搭載しています。
さらにレンズは開放F2.8の40mmレンズです。
焦点距離40mmなのはエレクトロとしては通常ですが
「MC」以外のエレクトロ35は全て開放F値は
F1.7あるいはF1.8の大口径レンズを採用しています。
そうしたエレクトロ35としては例外的な手法を
採用したこともあり
「MC」はハーフカメラ並みの小ささを実現することができました。
本当にいつ見てもかわらしい大きさのカメラです。

お預かりしている「エレクトロ35MC」は
電源が不安定なようでシャッターが制御されたり
されなかったりしているようです。
またきちんと制御されている場合でも
LV15あたりでも少しアンダー目に制御されているようですが
これがLV12、LV9と光量が少なくなるにつれて
大きくアンダーに振られていき
LV9の時には3段近くアンダーになってしまうようです。
電気的調整の問題なのか
マグネットの汚れのせいで吸着が弱いのかは
今のところ判断できませんが
どちらも処置を行いつつできる限り
正常な状態に調整してみたいと思います。
このタイプの小型化されたコンパクトカメラでは
多いパターンですが
「MC」もフィルム室に大量のモルトを使って
外からの光を遮光しています。
当然ながらモルトは全滅で
たくさんのモルト屑があちこちに入り込んでいる状態です。
モルト張替えは当然ですが
粉々になったモルト屑を内部を含めて
できる限り清掃して除去していきます。
もちろんその際にファインダー、レンズも清掃し
ピント精度も再調整を行います。

まだ分解整備に取り掛かり始めの状謡です。
これから本格的に分解していきます。
世の中では「MC」もブラックのほうが人気らいいのですが
エレクトロは個人的にシルバーが似合うような気がします。
前期エレクトロの頃のギランギランしたシルバーは
少し落ち着いたものの「MC」も
結構ギラギラしたシルバーで
その辺が非常にヤシカっぽくて好きなところです。
こうして弄っているとまた「MC」が
個人的にも欲しくなってきます(笑)

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オリンパスペンFVのカメラ修理

今日はいまひとつピンとくる記念日がないので
過去の出来事を少し調べていたところ…
10年前の2011年7月24日に
岩手・宮城・福島を除く日本全国で
地上波アナログテレビ放送が放送終了していますねぇ
もう10年前かぁ…
私、その頃あまり生活に余裕がなくて
(今もありませんが…(苦笑))
とりあえず既存のブラウン管テレビに
数千円の地デジチューナー付けて
とりあえずしのいだのですよねぇ…
ついこの間のような気もします。
あれから10年経って地上波のテレビは本当に見なくなりました。
寝る前に少しだけ点けてるのと
(映しているだけでほとんど見ていない)
朝、家を出る前に10数分くらい点けているだけかなぁ
実質なくてもほとんど困らないのかも…
でもカープの試合だけはオンデマンド配信で
しっかり見ていますからそっちのほうが重要ですね(笑
そっか…アナログ放送がなくなったから
もう「砂の嵐」とかを深夜に見かけることもなくなったんだ
やっぱり時代の流れを感じますよねぇ…

さてさて

今日は「オリンパスペンFV」のカメラ修理を行っています。
ペンFシリーズは特殊モデルとかを除くと
最初のベーシックな「ペンF」
露出計内蔵になってセルフタイマーが付き
1回巻上になった「ペンFT」
「ペンFT」から露出計を省略した「ペンFV」の
3機種が存在します。
その中で比較的見かけるのが少ないのが「ペンFV」かと思います。
確かにその当時であれば
ほぼ同じ仕様であれば露出計内蔵の「ペンFT」が売れますよね
でもその当時でも余計なものが付いていると
トラブルの元となるしカメラ本体はシンプルなほうがよく
露出計は外部単体でよい…と考える層はそれなりに存在し
そうしたニーズに応えるために
露出計レスのモデルが他機種でも多く存在していました。
同じくらいの時代だとペンタックスSLとか
キヤンンFPとかがそうですね。
確かに昔の「テレビデオ」と一緒で
ビデオが壊れて修理に出すと
テレビも見られなくなる!というのと
同じリスクを避けるための考えですよね
私もテレビデオのビデオが壊れて修理に出すのもおっくうで
結局テレビデオのビデオは壊れたままで
単独のビデオデッキ買ってきましたもの…(笑
今となっては当時のある意味、アバウトで劣化の心配のある
露出計内蔵カメラよりも
余計なトラブルの心配の少ない露出計レスのカメラといった
考え方もありだとは思います。

お預かりしている「ペンFV」は
シャッターが切れない状態で当店にやってきました
どうやら定番のミラー駆動部のトラブルのようで
ミラーアップ~ダウンへの連携途中で
固まってしまうようです。
もうひとつの定番でもある
SS制御のガバナの粘りも少しあるようです。
付属しているズイコーオートS 38mmF1.8レンズは
絞り羽根に粘りが見られレンズ内にカビも見受けられます。
さらに保護フィルターが付いているのですが
落下かなにかで枠が変形しており
取り外すことができません。
フィルターのガラスにも一部割れが見られます。
このフィルターはもう救えないので
枠は破壊してまずはフィルターを外します。
レンズ側のフィルター取り付けネジに
あまり影響がなければ良いのですが…

まずは底部からミラー駆動部の連携部の動きを確認しておきます。
単純に動きが悪いだけなのかどうなのかをチェックしておきます。
そうしておくことによりこれからミラーボックスを外した後に
確認すべきことが変わってくるからです。
特に部品の変形とかのトラブルはなさそうです。
やはり単純にミラー駆動部の動きが汚れ等で悪いようですね。
それではこれから本格的に分解整備に取り掛かります。
まずはボディ側からです。

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ニューキヤノネットQL17のカメラ修理

今日は「天ぷらの日」だそうですよ。
「大暑」となることが多い7月23日と
(今年の大暑は昨日22日でした)
毎月23日は「天ぷらの日」なのです。
揚げたてサックサクの天ぷらって
本当に美味しいですよねぇ
最近はたまにスーパーで買うような
冷えたしなしなの天ぷらしか口にしていませんが(苦笑)
たまには目の前で揚げてくれてそのまま出してくれる
天ぷら屋さんに行ってみたいものです。
ちゃんとしたところだとお寿司とかと同じで
高級料理ですものねぇ…
太白油で揚げたゴマの香りはないけれど
素材の味を邪魔しない軽い衣がいいのですよねぇ
お酒もめちゃくちゃ進みますよねぇ
あぁ、天ぷら屋さん行きたいなぁ
まずは早くこのコロナ禍がなくなればいいのですが…
土用の丑の日(7月20日頃)、焼き肉の日(8月29日)と一緒に
に食べ物の「夏バテ防止の三大記念日」とも言われているのだそうです。
そうですよね!まずはしっかり食べられないと
酷暑は乗り切れません!

さてさて

本日は「ニューキヤノネットQL17」のカメラ修理を行います。
1969年発売のカメラです。
それまでのキヤノネットとはボディを一新し
一気に小型化が図られたカメラです。
見た目には大幅に変わりましたが
機能的にはほぼこれまで通りで
シャッタスピード優先オートえを搭載し
露出計は使えないもののマニュアル露出も可能です。
ただしシャッタスピードは最高速1/500は変わりませんが
スローは1/8までとなりました。
バルブは変わらず装備されています。
レンズはこれまでの45mmから40mmF1.7に変更されました
最終機種となる後継の「G-Ⅲ」も
このニューキャノネットからのマイナーチェンジ版なので
この時のモデルチェンジがキヤノネットとしては
最後のフルモデルチェンジとなったわけです。
やはり小さく軽いのは正義ではありますが
大柄なそれまでのキヤノネットも整備性では
かなり余裕があったのですが
さすがにこれだけ小型化されると
中身は結構ぎっちり詰まっています。
修理する立場としては少し難易度が上がりました(苦笑)

お預かりしている「ニューキヤノネット」は
シャッターがチャージ状態で固まっていて
レリズボタンを押してもうんともすんとも言いません
チャージ状態なのでもちろん巻上もできません。
羽根ががっちり固着してしまっているのかなぁ…と
しばらく眺めていたのですが
ふと気が付いたのがセルフタイマーがセットされた位置になっています。
「あぁ…これかぁ」と思い
応急処置でセルフタイマーを強制的に解除すると
シャッター羽根に粘りはあるものの
何とかシャッターを切ることができました。
それでもセルフはかなり動きが悪くなっていて
再びセットするとやはり全く動かないので
しっかり洗浄して注油してやる必要があるようです。
スローガバナーも同様ですね
シャッター羽根はそんな感じでまだ良いのですが
絞り羽根は完全に固着してしまっています。
オートでは動かなくても
マニュアルでは動くことがパターン的に多いのですが
今回はマニュアルでも最少絞り(F16)から全く動きません。
絞り開放でチェックできないので
レンズの状態が詳しく見られないのですが
ニューキヤノネット系は前玉に経年変化による
曇りが発生しているものが多く
経年変化による変質なので清掃では何も改善できません。
酷いものになると
透かして見なくても明らかに白濁しているという状態に
なっているものもあります。
そうなると残念ながら修理不可能です。
今回はもしクモリがあったとしても
透かしてみないとwからないほどでしょうから
それほど大きな問題にはならないと予想されます。
カビ・汚れに対してはできる限りの清掃で対処いたします。

お預かり時に電池室には
当時の水銀電池がそのまま入っていました
液漏れはなかったもののガス等による
腐食を心配したのですが
とりあえずは断線まではしていないようです。
もちろん分解時にその辺りもチェックを行い
必要であれば配線交換等も行っていきます。
まだ現状チェックを行っただけの状態です。
これから本格的に分解整備に取り掛かっていきます。

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ニコレックスFのカメラ修理

今日は二十節気でいうところの「大暑」です。
一年で最も夏の暑さが盛りを迎える頃なので「大暑」とされます。
年によってはまだ梅雨明けしていなかったりで
「大暑」とはいえないこともあるのですが
今年に限って言えばまさに「大暑」にふさわしいですね
今日もあさから強烈な陽射しが降り注いで
ガンガン気温が上がっています。
よく言われることですが
近年の夏の暑さは本当に明らかに昔と異なります。
私の生まれ育った広島県の呉というところは
広島市内あたりと比べても
冬は少し暖かく夏は少し涼しいといわれるところで
(海が近いからかな)
真夏の最中でも35℃までいくことはほぼなかったのですが
最近の天気予報を見ていると
ちょくちょく猛暑日になっているのですよね
中学生の頃は夏休みでも部活で
一番暑い時間帯でも普通に照り返しの強烈な
グラウンドを走ったりしていたのですよねぇ…
今じゃ考えられないですね…
本当に命に関わる暑さなので
特に外出時には本当に気をつけましょう
私は日中はとにかくエアコンの効いたお店に
引き込もっているのであまり問題はないのですが…(苦笑)

さてさて

本日は「ニコレックスF」のカメラ修理を行っています。
ニコレックスシリーズはニコンの中級機クラスを担うシリーズで
後のニコマートシリーズの前身にあたります。
当時の最高級機であるニコンFとは異なり
何とかお求めやすい価格を実現しようと
いろいろと試行錯誤のあったシリーズでもあり
シリーズ内でいろいろ面白いモデルが存在します。
特にレンズシャッター機はなかなか特殊な構造をしています
(余談ですがニコレックスに限らず、この時代に存在した
レンズシャッター機の一眼レフは当店では修理不可能です)
今回の「ニコレックスF」は
そんなユニークなニコッレクスシリーズの中では
比較的、通常の構造をした一眼レフです。
これまでのニコレックスシリーズは
レンズシャッター機の一眼レフで
交換レンズはコンヴァージョンレンズしかなかったわけなのですが
このニコレックスFが初のニコンFマウントの普及機となりました
後にいろいろなところでお馴染みとなる
縦走り金属羽根のシャッターユニット「コパルスクエア」を採用し
マミヤ光機が製造を担当したカメラです。
まさに後のニコマートの前身ともなるモデルです。
1962(昭和37)年に発売開始となり
3年間で4万8975台生産されました。

お預かりしているニコレックスFは
まず巻上が途中で動かなくなってしまっていて
当然シャッターも切れない状態です。
シャターチャージ部の動作不良及び固着かと思われます。
かなり長い間使われずに仕舞い込まれていた個体と思われ
装着されたニッコールSオート5cmF2レンズや
ファインダーのコンデンサレンズ、プリズム
接眼レンズとあらゆる部分に大量のカビが発生しています。
全体的に清掃整備が必要な状態です。
先述したように後のニコマートのルーツともいえるカメラですが
この時代はニコンもかなり普及機の作り方に
かなるい苦労したようで結局は実際の製作は
マミヤに任せてしまった形になりました
そのせいとはいいませんが
後のニコマートに比べるとまだまだ華奢な部分も多く
ニコマートに比べるとトラブルの頻度は高いと言えると思います。
それでも心臓部のシャッターユニットはコパルなので
シャッター自体が壊れ宇ことはそうそうないとは思います。
今回も巻上機構とシャッターユニットのリンク部分の
動作不良が原因と思われ、シャッターユニット本体は
羽根汚れ等で動きがイマイチな部分はあれど
致命的なトラブルは抱えていないと思われます。

現状チェックのみ終わった状態で
これからどういった手順で分解整備に取り掛かるかの
イメージがある程度できた段階です。
あとはひたすら集中して整備に取り掛かっていきます。

「F」とも「ニコマート」とも異なる
ちょっとレトロなルックスが
何といえずいい佇まいを見せています。
「NIKKOREX」の銘板も何だか新鮮ですね。

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キヤノンデミEE17のカメラ修理

今日は「日本三景の日」だそうです。
松島と天橋立と宮島ですね!
そりゃ私は広島出身だから
宮島は子供の頃から何度も何度も行ってますし
なくなったのは寂しいですが
宮島水中花火大会に大人になってからも何度も行きました。
花火と紅葉のイメージが強いですが
1年中いつ行っても楽しめます!
で、他の三景、松島と天橋立には行ったことがないのです…
東北は未だに足を踏み入れたことがないので
(埼玉・茨城より北に行ったことがない(苦笑))
松島はもちろんのことで
天橋立も京都の日本海側なんて行ったことがないので
当然ないわけですね…
ただ天橋立は昔、じいさんが行ったことがあるらしく
子供の頃に家に大量の絵ハガキがあったのですね
だから何となく行ったような気になってしまっているかも…
自分の股の間から覗くのですよね。
何となく真似してなぜか音戸の瀬戸でそれやったなぁ(笑
松島も天橋立もそのうち行ってみたいですねぇ
その前に随分宮島にご無沙汰なので
気候のいい頃にまた行ってみたいですねぇ

さてさて

今日は「キヤノンデミEE17」のカメラ修理を行っています。
デミシリーズはキヤノンのハーフカメラのシリーズ名です。
初代デミが発売されたのが1963年で
その後、当時アグファが開発した「ラピッドシステム」に対応した
デミラピッドを1965年に発売します。
このデミラピッドを通常の35mmフィルム版としたのが
1966年に発売された「デミEE17」です。
初代デミと比較すると
まず露出は基本的にシャッタスピード優先オートとなりました
(マニュアルも可能)
受光体はセレンからCdsに変更となり
当然ながら水銀電池を必要とするようになりました。
レンズは大口径の30mmF1.7となり
CdSがセレンに比べて低輝度で強いことも合わせて
光量の比較的少ない場面でも対応できるようになりました。
機能面を充実させた半面、シンプルな初代デミに比べると
少し大きく重くなり本来小ささが武器のハーフカメラとしては
少し大柄となってしまいました。

お預かりしているデミEE17は比較的外観もキレイで
電池をしれれば精度はともかくとしても
露出計も作動しています。
ただし、またもやレンズシャッター機のお約束で
シャッター羽根が固着してしまっており
レリーズボタンを押してもうんともすんとも言いません。
チャージ状態から全く動かない状態なので
巻上もロックがかかったままです。
何も動かせない状態なわけですね。
ただ、露出計は精度はともかくとしても
とりあえず動いています。
ファインダーはかなりキレイで
フィルム室のモルトも交換された形跡があるので
簡単なメンテは行ったのではないかと思われます。
ただこのままではどうにも使えないので
やはりきちんと分解して
シャッターユニット内の整備と
シャッター羽根の洗浄を行わないとなりません。

まだ現状チェックを行っただけなので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
操作感の非常の良い巻上げレバーがあるせいか
デミシリーズは他のハーフカメラに比べて
(ハーフカメラは巻上がダイヤル式のことが多い)
何だか上品な印象がしますね。
個人的にもかなり好きなカメラです。

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マミヤ35クラウンのカメラ修理

今日は「やまなし桃の日」だそうですよ
もうすっかり桃のシーズンですよねぇ
山梨県は桃の生産量が日本一で
全国の桃の生産量の約33%を占めています
こちら(都内)のスーパーとかで
売られている桃のほとんどは山梨産ですね
ちなみに生産量の2位は福島、3位は長野と続きます。
私の生まれ育った広島に住んでいると
「桃」は岡山産のイメージが強いのですが
こちらだとさすがに見かけません。
やわらかくてとにかくジューシーな白桃も
適度な硬さと歯ごたえがある黄桃も
どちらも美味しいですよねぇ
白桃は熟してしまうとグズグズになりがちですが
あのグズグズになった頃がまた美味いのですよねぇ
軽く冷やして手早くいただくのが
この季節にぴったりですね。
あぁ、ついこの前も買って食べたばかりなのに
こりゃ今夜もスーパーで買って帰りそうです(笑
甘くない少し酸味の強い白ワインと合わせると
これがまた美味さ倍増ですよねぇ
あぁ、こりゃ白ワインも買って帰るな…(笑

さてさて

本日は「マミヤ35クラウン」のカメラ修理を行っています。
マミヤ35シリーズは1949年発売の「Ⅰ」から始まり
1950年代のまさにレンジファインダー搭載レンズシャッター機の
全盛期にたくさんのモデルが出ています。
「Ⅲ」までは単にローマ数字のモデル名でしたが
その後、「S」、「S2」、それから
今回の「クラウン」、「エルカ」、「メトラ」…と
モデル名にニックネームが付いていきます。
ただし…このモデル名、ボディに刻印されていないのです…
ボディに刻印されているのは基本的に「Mamiya」の名のみです。
この時代にはありがちな話ですが
モデルの判別は相当詳しい方か
何か資料を見ながらでないと困難かと思われます。
私は修理屋なのでこの時代に多いレンズシャッター機ということであれば
モデルが何であろうと作業自体にはあまり関係ないのですが
モデル名が正確にわかっていないと困る
中古カメラ屋さんとか大変だな…と
このマミヤ35やキヤノンのバルナックタイプを見るたびに思います。
今回の「クラウン」は1958年発売のカメラで
シャッターユニットは当時最高級のセイコーシャMXLで
最高速は1/500です。
レンズはセコールF.C 4.8cmF1.9の大口径タイプです。
レトロな外観が何とも魅力的なカメラです。

お預かりしている「クラウン」は
まずシャッター羽根が全く開きません。
巻上げてレリーズボタンを押すと
小さく「チッ」という作動音はするのですが
実際には羽根はピクリとも動きません。
レンズシャッターお決まりの羽根固着かと思われます。
それはいつものことなのでまぁ良いのですが
今回の「クラウン」は
ピントリングがガッチリ固着していて
ビクとも動きません…
こちらのほうがかなり厄介なことになりそうです。
もちろん無理に力任せで回そうとするのは厳禁なので
ヘリコイド部が露出するところまでバラシて
気長に少しずつ処置していくしかないと思います。
先日、ミノルタオートコードでも同じような修理がありましたが
これ、手間も時間もかかるのです…

外観はなかなかキレイな状態です。
レンズ・ファインダーにはやはりカビ・クモリがあり
こちらももちろんできる限り清掃していきます。
まだ現状をチェックしただけの状態で
これから本格的に分解整備を行っていきます。
シャッターユニットはどちらにしろ
降ろして整備しますが
まずはヘリコイド部の固着解消から取り掛かりたいと思います。

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ニコンFEのカメラ修理

今日は「光化学スモッグの日」だそうです。
1970(昭和45)年のこの日に
東京都杉並区で日本初の「光化学スモッグ」が発生したとされています。
東京立正中学校・高等学校において
グランドで体育授業中の生徒が
突然、目の痛みや頭痛などを訴えて倒れ
生徒43人が病院へ運ばれ、
東京一円でも多くの人が目やのどの痛みを訴えたのだそうです。
それ以前にも近畿や四国、関東などで
農作物の斑点などの被害があり
光化学スモッグによる被害はあったと考えられているのだそうです。
原因は工場や自動車の排気ガスなどに含まれる
窒素酸化物や炭化水素で
日光に含まれる紫外線より光化学反応を起こして変質し
オゾンなどが発生するのだそうです。
夏の暑い日の昼間に多く、
特に日差しが強く風の弱い日に発生しやすいのだそうです。
まさに今日のような天気ですねぇ
私の生まれ育った町は田舎なのであまり縁がなかったですが
子供の頃はニュースとかでよく光化学スモッグ警報なんてのを
よく見聞きした覚えがあります。
現在は昔のように頻繁に注意報・警報は発令されていないようですが
それでも東京都の場合、昨年は延べ6日、注意報が発令されているそうです。
なににせよ、空気はキレイでないと怖いですよねぇ
都会の空はいつも少し霞んだように見えているような気もしますが…

さてさて

本日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
ニコマートEL系を前身とするニコンの中級機
電子制御シャッター+絞り優先AE機です。
もちろんマニュアル露出も可能で
2針式の非常に見易い露出計と充実したファインダー情報で
マニュアル露出でも絞り優先AEでも
使いやすさが魅力のカメラです。
もちろんこの時代のニコン機なので
F一桁機ほどではありませんが信頼性も非常に高く
普通に使っていればそう簡単に壊れるカメラではないと思います。
それでも機械モノは「ある程度の頻度」で使い続けることが大事で
長期間放置されているものだと
トラブルを抱えてしまう個体も数多くあります。
電子制御機ということで機械制御のFMに比べると
敬遠されることの多いカメラかと思われますが
電子部品のトラブルはかなり少ないほうで
それよりも機械的なトラブルのほうが多いかと思われます。
それは機械制御のFMも同様です。

今回、お預かりしている「FE」も
随分長い間、眠っていたものと思われます。
装着されている50mmF1.4レンズや接眼レンズやプリズムには
あちこちに大量の株が発生しており
レンズのピントリングは重かったり軽かったりで動きにムラがあります。
グリスが一部固まってしまっているのですね。
ボディ側は電池を入れるとバッテリーチェックは反応し
露出計もまずまずの値を示します。
それではとシャッターを切ってみると
明らかにシャッター羽根の動きが緩慢な感じで
案の定、ミラーアップしたままで固着してしまいます。
電気的な問題がある場合もFEはよくミラーアップしたままになりますが
その場合はミラーアップだけして
シャッターは作動しないのがパターンなのですが
今回の場合はシャッターは動作するのですが
その後のミラーダウンが行われない感じです。
シャッター速度の設定にも変化がない様子です。
何よりも機械制御シャッターであるM90やバルブでも同じ症状です。
…ということはまずは機械的なトラブルですね。
汚れ等が原因でシャッター羽根の動きが悪いものと思われます。
それを解消した上で電子制御部分に問題があるかはどうかを
判別しないと何とも言えない状態です。
露出計の様子とかを見ている分には
電気的な問題はなさそうな気もしますが…
こればかりはやってみないとわかりません

まだ現状をチェックしたのみの状態です。
それでもおおまかにどう進めていけばよいかの
イメージはできたのであとはひたすら実行するのみです。
FEはさすがに数えきれないほどこれまで触ってきたカメラですし
「直りそう」「これはダメかな」の判断も
比較的しやすいカメラです。

おそらく今回も問題ないレベルまで仕上げられると思います。
ボディ側よりもとにかくネジが固くて
開けにくいレンズのほうが苦労するかもしれません。
まずはボディ側から集中して取り掛かります。

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ペンタックスMGのカメラ修理

今日は「虹の日」だそうですよ
なな(7)い(1)ろ(6)」(七色)と読む語呂合わせと
梅雨明けのこの時期に
空に大きな虹が出ることが多いことからだそうです。
確かにこの頃に虹を見かけることが多いですねぇ
最近は豪雨がざーっと比較的短時間で降った後
一気に晴れることも多いので
尚のこと、虹が出やすいような気がします。
ところで虹の七色ってパッと言えますか?
よく七色っていうけど何色だっけ?と思って調べたら
国によっても違うらしいのですが
日本では一般に、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の七色とされるそうです。
虹って写真で撮ろうとすると
意外と淡くって難しいのですよねぇ
それもフィルムだとなおさらで
だいたいがそんなフィルムカメラ持っているときに
タイミングよく虹に巡り合えるか?という問題も。。。(苦笑)
私も実はまったく撮ったことないわけではないですが
うまく撮れたことがないですねぇ(汗)

さてさて

本日は「ペンタックスMG」のカメラ修理を行っています。
1982年発売のカメラで「ペンタックスMシリーズ」としての
最終モデルともなります。
…ということは当店で修理できるペンタックス機としては
最も新しいモデルとなるわけです。
絞り優先オート専用機で「MV1」の後継機となります。
「MV1」でかなり簡素化されたファインダー情報は
MEと同等以上となりそれでも価格はエントリークラスであり
技術や電子化の進歩がよくわかります。
大きさはMシリーズらしいコンパクトなもので
プラスチックを多用していることもあり
非常に軽く仕上がっています。
ちなみに余談ですが
CMキャラクターは歌手デビュー前の早見優さんで
この「MG」のCMがテレビCMデビューでした
世代ど真ん中なのでこれは覚えていました(笑

お預かりしている「MG」は
ME系のカメラお約束のミラーアップしたまま固着の状態です。
このままだとオートが動作するのかどうかも
全く判断できないので
まずはミラーアップを解消して他の機能を
チェックすることになります
ミラーアップしたままなので
基本的にファインダーは真っ暗なのですが
強い光をマウント側からあてると
隙間から少し光が入り
うっすらぼんやりとファインダー内の様子がわかるのですが
そんなよく見えない状態でもはっきりわかるほど
ファインダー中央に濃い縦線が1本は入っているのがわかります。
プリズムが腐食してしまっているようです。
これは交換で対処いたします。

ME系のミラーアップは横走り機でよくある
シャッター幕の走行不良等の原因ではなく
ミラー駆動部のゴムリングブッシュが溶解して粘着質となり
そのブッシュが巻かれている部品の動きを
妨げていることが原因です。
今回も少々の力では全く動かないほどに固着していました。
溶解したゴムブッシュをキレイにこそぎ落とし
溶剤でキレイに清掃し
代用のプラスチックブッシュをはめ込みます。
MGは内部回路も随分効率化されているのですが
MEで採用されていたミラーボックス脇の配線ソケットが
省略されたせいでミラーボックス脱着に
MEの倍くらいのハンダ作業が必要となってしまっており
なかなか面倒なカメラです。
部本点数が減った代わりに手間がかかるようになったわけですね。
さらにME系はお約束の内部モルトが
いたるところに使われていて
もちろんそれもベタベタに劣化しているので
それも全てキレイに剥がして張り替えます。
意外といろいろ手間のかかるカメラです。

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