カテゴリー別アーカイブ: カメラ修理

オリンパスM-1のカメラ修理

今日は「コスモスの日」だそうですよ。
気がつけばコスモスやヒガンバナの季節になりました。
コスモスはよく漢字表記で「秋桜」と書きますが
これは1977年にヒットした山口百恵さんの
「秋桜」からなのですね。
一般的にコスモスといえばオオハルシャクギクを指し
もともとは熱帯アメリカ原産で短日植物の代表格です。
コスモスといえばやっぱりピンクの花で
細くて華奢な茎で風にユラユラ揺れているのが
何とも秋らしくていいですねぇ。。。
今年もまたどこかで撮ってこなくては。。。

さてさて

本日は「オリンパスM-1」のカメラ修理を行っています。
毎回書きますが「M-1」=「OM-1」で
1972年7月の発売開始時には「M-1」だったのですが
「Mシリーズ」を既に展開していたライツ社からのクレームもあり
1973年5月に「OM-1」に改名されたという経緯です。
要は「M-1」は極初期の「OM-1」ということですね。
M-1として生産されたのは5000台ほどと言われています。
確かに数は多くないのですが、5000台の割には
比較的、中古市場でも見かけることが多いと思います。

お預かりしている「M-1」は
まず高速シャッターが開きません。
1/1000だとほぼ全体が真っ黒で
1/500だ視野の1/3くらいが
1/250で視野の2/3が何とか開くといった状態です。
さらにスローシャッターのテストをしていて気がついたのですが
先幕が走り終わった後も
先幕の金枠部分が視野内に少し残ったままになってしまっています。
「頭隠して。。。」の状態ですね。
後幕が走行したタイミングで収まるようですが
シャッター幕の動き(特に先幕)が非常に悪いようです。
他、定番のプリズム腐食のため、これは交換で対処します。
細かいことをいうと他にも事前チェックでわかっているのが
ミラーアップダイヤルを回してもミラーが全くアップしない
フラッシュはFP接点だと発光するがX接点だと発光しない。。。等々
色々問題を抱えています。

過去に配線腐食で露出計を修理した痕跡があり
電池室~SW部へのリード線が2箇所継ぎ足しされていました。
今回、ミラーボックスも当然外すので
配線も一緒に張り替えます。
シャッターの動きは軸の清掃等で改善されそうです。
フラッシュは接点不良でミラーのトラブルは
ミラーアップするステーが外れてしまっていました。
通常の各部点検整備一式で
また快適に使用できるようになると思われます。

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ニコンF2フォトミックのカメラ修理

今夜は八月十五夜(旧暦8月15日)で
「中秋の名月」ですね。
残念ながら曇り空で夜になっても
月は見られないかもしれないですが
曇りで月が見えない場合は「無月」
雨が降っていれば「雨月」と呼び
月が見えなくても何となく明るい様子を表す言葉もあるのですね。
旧暦は月の満ち欠けを暦にしたものですが
月の満ち欠けの周期は約29.5日のため
旧暦15日は必ずも満月にはなりません。
今年も十六夜の明日が満月となりますね。
もう少し季節が進むともっと月がキレイに見えそうですね。
来月の九月十三夜にも期待しましょう
八月十五夜の月に対して九月十三夜の月は
「後の月」とされ江戸時代の遊里では
どちらか片方の月しかみない客は
「片月見」と呼ばれ縁起が悪いとされたそうです。
十五夜に遊んだ客は翌月の十三夜も
遊びに行かなくてはならいのですね(笑)

さてさて

本日は「ニコンF2フォトミック」のカメラ修理を行っています。
名機「F2」に露出計内蔵の「フォトミックファインダー」を搭載したカメラです。
ニコンF一桁機は伝統的にファインダー交換式となっていますが
(F6を除く)
F2のフォトミックファインダーも4種類が存在します。
今回は一番最初に発売された「フォトミック」(無印)です。
LED搭載の「S」や「SB」は修理不能なことも多いです。
Ai化された「A」や「AS」も良いのですが
レンズに刻印された絞り値を直読する「A」や「AS」より
爪連動でファインダー内で絞り値を読む無印フォトミックの方が
絞り値は読みやすいですね。
露出計の有無も大きな要素ですが
フォトミックファインダーを組み合わせると
ファインダー内でSSと絞り値が読めることが便利かな。。。と
個人的には思います。

お預かりしている「F2フォトミック」は
先幕・後幕の幕速バランスが崩れていて
1/2000だとシャッターの走り終わり付近でほぼ閉じてしまっています。
このまま撮影すると写真の端が黒くなってしまうと思います。
1/1000でも同じような状況で
1/500だと何とか全体が写りそうですが露光ムラが出ると思われます。
整備前にもう一度、シャッターをチェックしてみると
高速シャッターでは気がつきませんでしたが
例えばバルブでシャッターを動作すると
レリーズボタンを押してまず先幕を走らせると
視野の端に先幕のシャッター幕の金具が少し出たままになってしまいます。
後幕が走りきったタイミングで一緒に引っ込むようですが
かなり幕軸の動きが悪いようです。
加えてF2お約束の電池室マイナス端子を留めている部分が
折れてしまっていて端子がグラグラです。
露出計は当然動きません。
これも露出計不動の原因ではあるのですが
今回はそれだけに留まらず露出計内部にも断線があるようで
フォトミックファインダーに直接電圧をかけても
露出計は全く動きません。

ボディ側の修理・整備は一通り完了し
ファインダーの整備・修理に取り掛かるところです。
ボディ側の電源供給やシャッターの不具合は
問題なく修理され快調に動作しています。
ファインダー内露出計不動の原因は接点の接触不良のようです。
露出計の精度やリング状の摺導抵抗の劣化に関しては
できる限りの整備・調整となりますが
これから本格的に取り掛かっていきます。

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ヤシカエレクトロ35のカメラ修理

今日は「宇宙の日」だそうです。
小学生の頃、星座や天体観測にめちゃくちゃはまった時期があって
その年齢にしては難しい天文関連の本を図書館で借りてきては読んで
夜になると6cmの屈折望遠鏡を引っ張りだして
夜空をよく眺めていました。
この頃、覚えたことは忘れないもので
未だに夜空を見ればある程度星座はわかります。
これから空気も澄んできて
星空を眺めるには良い季節ですね!
でっかい望遠鏡でアンドロメダ大星雲とか見てみたいですねぇ。。。

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35」のカメラ修理を行っています。
エレクトロ35シリーズは1966年から70年代後半まで
モデルチェンジを繰り返しながら生産された
ヤシカを代表するレンズ固定式のカメラです。
今回は1966年に発売された初代のエレクトロ35です。
「ろうそく1本の光でも写る」カメラを目指し
スローシャッターを制御しやすい電子制御シャッターを搭載し
45mmF1.7の大口径レンズを装備したカメラです。
もちろんレンジファインダー搭載で
露出は絞り優先オートで撮影するカメラです。
当時、使用される積層水銀電池「HM-4N」はエレクトロ35のために
メーカーに作らせたといわれています。

初期の電子制御シャッター機ということで
かなり気難しいところもあるのですが
意外と電子部品による修理不能は少ないカメラだと思います。

お預かりしているエレクトロ35は
電池室に緑青がたくさん付着しており
まずは電源が全く入りません。
電子制御シャッターが無事かどうかも現状では確かめようがございません。
まずはある程度分解してシャッターユニットに電源を直結して
動作状況を確認するところから始めます。

どうやらシャッターは精度はともかく作動はしているようです。
電池室内の緑青も問題ですが
マイナス側の端子に繋がっている配線は腐食でボロボロになっており
全く通電しない状況です。
シャッター羽根に粘りもあるようで
通常のSSだと見た目にはわかりませんが
バルブにすると羽根が開ききりません。
オート露出は全くまともに動作しておらず
LV15(ASA100・F16・1/125)の明るさでも
黄色ランプ(手振れ警告)が点灯し、1秒近いシャッターを切ってしまいます。
オート露出の不良は各接点やハンダの劣化もありますが
最大の原因はレリーズ下のゴムブッシュ劣化です。
以前にもエレクトロのブログで書きましたが
エレクトロ35シリーズは巻き上げるときに
「カツン」とレリーズ棒がバネで戻る音がします。
これがしないものはレリーズのゴムブッシュが劣化しており
オート露出はまともに制御できません。
今回のエレクトロも分解前に確認しておきましたが
巻上時に「カツン」音は全くしない状況でした。
実際にレリーズ下を確認してみると
ゴムブッシュは溶解した後でほぼ跡形も残っていませんでした。

いろいろ細かいトラブルもありますが
どれも想定内のものでした。
シャッターユニット整備、レンズ清掃、ファインダー清掃・調整と
各部点検整備一式を行っていきます。

初期のエレクトロ35のギラギラとしたシルバーが
太刀魚みたいで個人的に非常に好みです(笑)

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オリンパスペンEE-3のカメラ修理

今日は「公衆電話の日」だそうですよ。
1900年(明治33年)のこの日に
上野駅と新橋駅の構内に
日本初の自動公衆電話が設置されたそうです。
当時は自動電話と呼ばれていて
交換手を呼び出してからお金を入れて相手に繋いでもらうものだったそうです。
ダイヤル式で交換手を不要とする電話が登場してから
「公衆電話」と呼ばれるようになったそうです。
中学生くらいの頃は家で聞かれたくない電話は
10円玉をたくさん握り締めて
よく近所の公衆電話に行きました。
10円で3分、100円玉で30分(おつりは出ない)だったなぁ。。。
携帯電話なんてもちろんない時代で
お互いに家電だったからいろいろ大変でした。
最近年取ったせいかその頃のことを
よく思い出すのですよねぇ。。。(苦笑)

さてさて

本日は「オリンパスペンEE-3」のカメラ修理を行っています。
その名の通り3代目のペンEEで
発売開始は1973年です。
ペンEE-3は非常に長く製造され続けたカメラで
他のペンシリーズが次々と生産中止になる中で
1986年まで生産されました。
後から発売されたペンEF(1981年発売)が生産中止となった後も
生産が続けられたカメラです。
固定焦点でオート露出、巻き上げて構えてシャッターボタンを押すだけで
簡単に撮影ができるというセールスポイントでヒットしたカメラです。
ペンEEシリーズ全体としても
初代からEE-3まで基本的な構造やデザインを変えずに
25年に渡って生産され続けたカメラです。
それだけ最初の設計や考え方が優れていたということですね。

お預かりしているペンEE-3は
ご依頼者さまが2年余り使い続けているカメラで
愛着のあるものだそうです。
普通に使えていたのですが
最近、赤ベロ(光量不足のときにファインダー内に出る警告)が
明るいときにも出たままになりシャッターが押せなくなることがあるそうです。
お預かり時にすぐ気がついたのですが
赤ベロの件もそうですが
それよりもレンズ鏡銅全体がグラグラで何かの拍子に外れてしまいそうです。
こちらのほうが大問題ではないかと思われます。

改めてじっくり観察してみると
フィルム室から見えるレンズ・シャッターユニットをボディに留めている
4本のネジには全く緩みはございません。
。。。ということはシャッターユニットを留めているネジが
緩んでいるものと思われます。
ペンEE系はこのあたりのネジの緩みが非常に多いですね。

早速、分解してみると予想通りで
写真真ん中左にあるシャッターユニットカバーのネジ3箇所のうち
2箇所が外れていてゆるゆるの1箇所でかろうじて留まっている状態でした
(この間にシャッター羽根が本来あるのですが
写真では取り外してあり写っていません)
外れたネジのうち1本はシャッターユニットとボディの間で
発見されましたが1本は外に落ちてしまったのか見当たりません。
このネジが妙なところに挟まってしまうと
とんでもないトラブルに発展することもあるので
このくらいで済んでいてまだ良かったほうです。
おそらく赤ベロの作動不良もこれが原因なのではないかと思われます。
原因がわかったところでシャッターユニット、絞りユニットの整備
レンズ清掃等々を行い
オート露出やピントの調整を行っていきます。

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ニコンEMのカメラ修理

今日は「温泉の日」だそうですよ。
大分県の九重町というところが制定した記念日で
町内に数多くの温泉があり「九重九湯」(ここのえきゅうとう)と
呼ばれたことが由来となっているそうです。
この日は九重町内の多くの温泉施設で
入湯無料なのだそうです。いいなぁ。。。
これから少し肌寒くなってくるといよいよ温泉シーズンですね。
去年は全く行けなかったから
今年こそ少しくらいは。。。日帰りでもいいから温泉に行こうと思います!

さてさて

本日は「ニコンEM」のカメラ修理を行っています。
愛称は「リトル・ニコン」ですね。
それまでいわゆるエントリー機をほとんど作ってこなかった
ニコンが満を持して発売した
絞り優先AE専用のエントリー機です。
そのため、それまでのとにかく堅牢なニコン機と比べると
全くイメージが異なる部分も多いのですが
適度にコンパクトで軽くて使いやすいEMは
当時も市場に歓迎されヒット作となりました。
ジウジアーロデザインのちょっと丸っこいデザインも
それまでのニコンとは全く違うイメージですね。
絞り優先AE専用機ということで電子制御シャッターなのですが
エントリー機でも機会制御で動作する「M90」と「B」を装備しているのは
さすがニコンと思ってしまいますね。
私も個人的に非常に好きなカメラです。

お預かりしている「EM」は
まず巻戻し部のASA感度設定盤が外れてしまっています。
支えているのは巻戻し側の軸も支えている筒状の部品ですが
EMは軽量コンパクトなローコスト機ということもあり
ここが樹脂製なのですね。これが折れてしまっています。
何らかの無理な力が加わってしまったものと思われまが
こうなると中古部品と交換するしか手段はございません。
ここが破損してるのは比較的めずらしいですが
これよりもEMは巻戻しクランクの円盤が
破損しているものを非常に多く見かけます。
経年劣化で脆くなっているせいもありますが
動かない状況でちょっと無理に回転させると簡単に割れてしまいます。
まぁ、これも樹脂製だからしかたがないのですが。。。
今回はその部分は無事でほっとしました
(当店の部品取り用のEMはことごとく巻戻しクランク部が
使われてしまって既にない状態なので。。。(汗))

他、電池室及び配線の腐食があり
電源が非常に不安定です。
さらにEMではめずらしいのですが
プリズム腐食がありファインダー視野真ん中に
横線が入ってしまっています。
プリズムは交換で対応します。

1980年発売の電子制御シャッター機なので
しっかりフレキで覆われています。
まだ取り掛かったばかりですが
下に転がっているのが破損してしまっている
巻戻し部の樹脂部品です。
これから分解を進めて本格的に整備に取り掛かっていきます。

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キヤノンFTbのカメラ修理

今日は二十四節気でいうところの「白露」です。
季節はいよいよ秋に移り始め大気も冷えてきます。
夜間に気温が下がり、
大気中の水蒸気が草花に朝露となってつくようになります。
光によって白く見える露ができ始める頃という意味で「白露」と言うそうです。
空を見ても少しずつ秋の高い空に近づいている気がします。
日によってはまだまだ暑いですが。。。
ところで今夜、関東は台風の直撃を受けそうです。
猛烈な風雨が予想されていますので
皆さま本当にお気をつけください。

さてさて

本日は「キヤノンFTb」のカメラ修理を行っています。
1971年発売のカメラです。
同年にF-1とFDレンズが発売されており
従来のFTをFDレンズ対応として
開放測光になったものがFTbです。
それだけではなく内部の基本仕様はF-1と共通の部分も多く
色々な意味でFTからブラッシュアップされています。
しかしながら外観はF-1ではなく
従来のFTのイメージを引き継いでいるのも良いと思います。
機械制御の布幕横走りシャッターで
少々重いですがその分、非常にしっかり造られています。
この当時のキヤノンお得意のQL(クイックローディング)を装備し
フィルム装填は当時の他のカメラに比べて随分楽にできます。

FTbには1973年にマイナーチェンジを行います。
巻上レバーに指当てを装着し
セルフタイマーレバーもF-1に近いものに変更され
シャッターボタンも変更されています。
最大の改良点はファインダー内にシャッタースピードが
表示されるようになりました。
マイナーチェンジ後のモデルはFTb-Nとも呼ばれます。

今回、お預かりしているのもマイナーチェンジ後の「FTb-N」です。
もともとご依頼者様のお父さまが使われていたカメラだそうです。
外観の状況で何となく予想できるのですが
丁寧に大切にかなり使い込んでいるカメラかと思われます。
ご依頼者様の小さな頃の写真もこのFTbで
相当な枚数を撮っているのではないかと思われます。
さすがにここ10年くらいは全く使われずに
仕舞いこまれていたものと思われます。
まず、高速シャッターは開きません。
先幕と後幕の動きのバランスが崩れてしまっているようです。
スローシャッターはスローガバナが固着気味で
何度かシャッターを切っていると
たまにミラーアップしたままになってしまいます。
露出計はわずかに反応するもののほぼ不動です。
後から気づいたのですがミラーも外れかかっているようです。
この時代の80年代以降の普及機と違って
一眼レフのミラーは接着剤で付けてある上に
金具でずり落ちないように固定してあるので
ミラーがずりおちることはまずないのですが
ミラーを清掃しているとズルッとミラーが動いたので気がつきました。
もちろん再接着し、ファインダー上のピントも再調整します。

まだ上カバーを開けただけの状態です。
FT系ならではの露出計連動のノコギリ歯が見えていますね。
これから分解を進めて
シャッター幕軸、スローガバナー、ミラー駆動部あたりの整備から取り掛かります。

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ペンタックスS2のカメラ修理

今日は「CMソングの日」だそうです。
昨日のブログで「日本初のCMソングはコニカのCMです」と書いたのですが
まさにそのCMがオンエアされた日が1951年のこの日なのですね。
正確にいうと「小西六写真工業」(現コニカミノルタ)の
サクラカラーフィルムのCMで
流れていたCMソングは「ボクはアマチュアカメラマン」という曲でしたが
曲中に商品名やメーカー名は一切出てきませんでした。
この曲、一度聴くと妙に後に残るのですよねぇ
「あら、ピンボケだ♪おや、ピンボケだ♪ああ~みーんなピンボケだ♪」
実際にその状況に陥ると真っ青になりそうですが。。。(笑)
さすがにこのCMソングは私が生まれるよりずっと前の話ですが
CMソングって記憶に残るものが多いですよねぇ~
ここ数年、テレビはほとんど見なくなってしまったのでわかりませんが
昔は化粧品メーカーのCMソングに良い曲が多かった気がします。
「い・け・な・いルージュマジック」とか「春先小紅」とか
「夢恋人」とか「赤道小町ドキッ」とか。。。
あ、気がつけば、YMO絡みの楽曲ばかりだ。。。(笑)

さてさて

本日は「ペンタックスS2」のカメラ修理を行っています。
1959年発売のカメラです。
当時の最高級機であり前年に発売された「ペンタックスK」の
普及版にあたりますがSS最高速こそ1/500までで
(S2の後期には1/1000のものも存在します)
1/1000のKに譲るものの
「一軸不回転シャッターダイヤル」等の採用により
使いやすさにおいては「K」を上回るスペックを持ったカメラです。
この時代のペンタックス機なので
マウントはM42マウントです。
世界中の他メーカーのM42レンズをも使え
色々な楽しみ方ができるカメラだと思います。

SV以前のペンタックスSシリーズは
まずシャッター幕の状態が心配されます。
今回、お預かりしているS2も
やはりシャッター幕が硬化して使いものにならない状態でした。
かろうじてシャッターが動作していても
良く見ると幕に穴が開いていたり
硬化してしまっているためシャッタースピードの精度が
全くでない個体も多く
AP~SVあたりまでのSシリーズは
それまで未整備であればまずシャッター幕交換が前提となります。

写真は作業が一通り終わって最終チェックを残すのみの状態です。
基本的にはシンプルで丈夫なカメラなので
幕交換を行い、動作部分をしっかり清掃し
必要最小限の注油を行えば快適に使える状態に復活します。
(妙な分解品や水没品、ショック品はさすがに無理ですが。。。)
幕交換の効果もあって巻上も非常に軽く
気持ちよいものになっています。
これであれば快適に撮影に使っていただけると思います。
今回は装着されているSMCタクマー24mmF3.5も
カビ取り清掃を含む整備一式を行いました。
スナップに風景に大活躍してくれることと思います。

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コニカFPのカメラ修理

今日は9月6日ということで
「黒の日」だそうです。
当店に入ってくるカメラにも黒のものが多いですね。
カメラの色はもともとはシルバーが多かったのですが
1960年代あたりから黒のものも増え始め
現代のデジタル一眼だと黒のほうが圧倒的に多いですね。
私も昔は黒のボディに憧れましたが
今はどちらかといえばシルバーのほうが好みかな。。。
ところで、黒と言えばカメラの色、というより
「スズメバチが寄ってくる色」というイメージのほうが強いです(苦笑)
昔、黒い幌のオープンカーに乗っていた頃、
山に出かけてクルマを駐車場において撮影し戻ってきたら
10匹以上のスズメバチが黒い幌に集まっていて
クルマになかなか近寄れなかったことが
妙にトラウマになってしまっています(汗)

さてさて

本日は「コニカFP」のカメラ修理を行っています。
今(現在はコニカミノルタ)は2003年を最後に
カメラ事業から撤退していますが
かつてのコニカ(前身の小西六写真工業を含む)は
国産初のカラーフィルムを発売し
国産初の商品名を持ったカメラを発売した
歴史のあるメーカーでした。
あ、そうだ、日本初のCMソング(ボクはアマチュアカメラマン)も
コニカのCMでしたね。
今回ご紹介するコニカFPは1962年に発売されたカメラです。
当時の高級一眼レフ、コニカFシリーズの一員です。
シャッターユニットは金属羽根縦走りのコパルスクエアです
露出計は標準装備せずCdS露出計を外付けで
装着することができました。

お預かりしているFPはレリーズボタンを押しても
無反応で巻上もできません。
裏蓋を開けてみるとシャッターはチャージ状態のようです。
(ちなみにコニカFPはリリース状態だと
シャッター部に誇らしげに「Copal Square」の文字が
見えるのでわかりやすいですね)
レリーズボタンはしっかり最後まで押せるようです。
この状況からみておそらく
シャッターはチャージされているものの
ミラーがチャージされていないものと思われます。
ミラーがチャージされていないから
レリーズボタンを押しても
ミラーは動くことができず当然シャッターも動かないわけですね。

まずはミラーボックスを外してみて
現状を確認します。
やはりミラーはチャージされていない状態でした。
チャージを行う巻上部には問題なさそうで
改めてミラーボックス側で直接チャージしてみると
チャージはできるのですが
チャージロック部品の動きが少し悪いことと
その周りにたくさんのスレ跡が見られます。
チャージロック部品の変形が少しあるようで
そのために稀にチャージロックしないものと思われます。
シャッターが切れるようになったので
シャッター側の動きを見てみると
羽根に汚れがだいぶあるようで
高速シャッターの精度はあまりよろしくおりません。
ミラー駆動部、巻上部、シャッターユニット
それぞれ清掃と必要な部分には注油をしていきます。

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オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「石炭の日」だそうですよ。
石炭って植物の化石のようなものなのですね。
調べてみるまで知らなかった。。。(汗)
石炭といえばイメージするのは「蒸気機関車」ですよねぇ。。。
でも私、実は実際に走っているSL、見たことないのです。
広島にいた頃も「SLやまぐち号」見に行きたいなぁ。。。と
思いながら結局行かないままで。。。(汗)
比較的アプローチが楽そうなのは
都内からだと、秩父、真岡、大井川あたりなのかな
もうすぐ涼しくなってくるでしょうし
今度こそ見に行きたいですねぇ。。。
(。。。といいながらなんだかんだ後回しになるような気が。。。)

さてさて

本日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
相変わらず修理・整備依頼数が圧倒的に多いカメラです。
誤解のないように言っておくと
それだけ壊れやすい、という意味ではなくて
それだけ人気があって使っている方が多いということですね。
機械制御シャッター機で基本的には丈夫なカメラです。
ただ、その人気の一番の要因である軽量コンパクトなボディを
実現するために多少、デリケートな部分もあるので
長期間使われないで放置されていた個体は
まず何らかの整備は必須となるカメラだと思います。

お預かりしているOM-1は
元々、ご依頼者様のお母様のカメラなのだそうです。
やはり随分長い間、仕舞いこまれていたものらしく
お預かり時には外観にもだいぶ汚れの多い状態でした。
装着されていたFズイコー50mmF1.8も
盛大にカビが発生しています。
プリズムはやはり腐食のため交換ですが
今回はいつものモルトによる腐食ではありません。
(分解してみるとプリズム周りにモルトは貼られていませんでした)
単純に蒸着の劣化による点状の腐食が
何箇所かに見られ、ファインダー視野でも少し気になるレベルです。
このままでも撮影そのものには問題なさそうではあったのですが
今回はご依頼者様の打ち合わせの上、交換で対処します。
機能的には高速シャッターの精度はやはり出ておらず
スローシャッターはガバナが固着しています。
このあたりは未整備であれば当然の状況です。
それでも保管状態は悪くなく
電池もきちんと抜いて保管されていたようで
露出計回路にはさほどの問題は見られません。

まだ分解途中ですがこれからミラーボックスを外し
シャッター周りの整備や電池室からの配線をチェックしていきます。
写真にはないのですが
もともとアクセサリーシューがついていたのですが
これが長年装着されたままになっている個体の多くは
シューの内側のゴムの劣化で上カバーにもダメージが出ているものが多いです。
今回はさほどのダメージではなかったのですが
酷いものになると上カバーが錆びてしまっているものあります。
今更、言っても遅いかもしれませんが
長期保管する場合はシューは外しておいたほうが良いですね。

ご依頼者様はこのカメラを実際に使ったことはないそうです。
納品時には使い方も簡単にお話させていただく予定です。
お母様が使っていたOM-1で
是非、ステキな写真をたくさん撮っていただければと思います。

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ニッカ5型のカメラ修理

今日は「串の日」だそうですよ。
串カツ、焼き鳥、お団子、焼き魚、蒲焼。。。
串で刺して調理するもの、あるいは串で刺したまま
食卓に出されるもの、いろいろありますが
どれも美味しいですよねぇ。。。
そういえば渓流のある観光地とかに行くと
ヤマメの串焼きがよく販売されていますが
あれがまた美味しいのですよねぇ。。。
そういえば、最近、アユもヤマメも食べてないな。。。
まだ季節的に間に合うかな。。。
日本酒がめちゃくちゃ合うのですよね
どこかに食べに行かなくては。。。

さてさて

本日は「ニッカ5型」のカメラ修理を行っています。
ニッカカメラは現在では既に存在しないメーカーですが
一眼レフ全盛の前の時代では
非常に人気の高いカメラメーカーでした。
いわゆるコピーライカが主となりますが
独自の進化を遂げていて品質も非常に高く良くできています。
1958年にはヤシカの子会社となり
1966年に完全に吸収合併されました。
ニッカ5型は1955年の発売で
それまではプレスボディでしたが
この5型でダイキャストボディに進化しています。
大きな特徴は底板を外した状態で
裏蓋の一部が開くようになり
フィルムの装填が非常に楽になりました。
使ったことがある方は重々ご存知だと思うのですが
バルナックタイプのカメラは
そのままだとフィルムがスプロケットに引っかかるため
フィルムを10cmくらい細く切ってしまうか
薄いカードとかを使ってフィルム装填を行います。
それでも装填ミスになってしまうこともあると思うのですが
ニッカ5型は開いた裏蓋部分から
スプロケット部分が確認できるので
フィルム装填の確実性がとても高くなっています。
整備する立場としてもこの裏蓋は便利で
通常、裏蓋のないバルナックタイプのカメラは
ある程度分解しないとシャッタースピードの計測すらできないのですが
このニッカ5型は裏蓋を開けて測定がそのままできるのです。

バルナックタイプのカメラといえば
シャッター幕交換が前提となることがほとんどなのですが
今回、お預かりしているニッカ5型は
シャッター幕に関してはまだ大丈夫そうで
シャッターもそれなりに動作しています。
ただ、スローガバナーは固着気味で
シャッタースピードを1秒にセットすると
ときどき止まりながらようやくシャッターが閉じるといった状態です。
加えて、ちょっと不思議な現象が出ていて
36枚撮りのフィルムで撮影すると
最後の数枚で巻止めが効かなくなり
撮影できないままフィルムの最後まで巻き上がってしまうという症状です。
何らかの原因でフィルムの巻太りが起きているのかな。。。と
予想しながら分解し整備を行っていきます。

写真は整備が完了して最終チェックを残すのみの状態です。
巻止めが効かなくなる原因は
スプール軸にやたらと油が差されていて
スプールが滑ってしまうことが原因でした。
そのためフィルムの巻太りが起こっていたのですね。
さらに分解時に発覚したのですが
先幕に異常なテンションがかけられており
「こんな状態で使っていると軸バネがダメになっちゃうよ」という状況でした。
おそらくシャッター幕が高速で開かない時期があり
その際にとりあえず先幕のテンションを上げまくって
開くように処置し、さらにあちこちにやたらと注油したのではないかと思われます。
まぁ、何とか大事にいたらず良かった。。。
スプロケットにも妙なガタがあり
それも巻止め不良の原因と思われたのでそちらも整備しています。
これで今後、快適に使い続けていただけると思います。

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