オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「石炭の日」だそうですよ。
石炭って植物の化石のようなものなのですね。
調べてみるまで知らなかった。。。(汗)
石炭といえばイメージするのは「蒸気機関車」ですよねぇ。。。
でも私、実は実際に走っているSL、見たことないのです。
広島にいた頃も「SLやまぐち号」見に行きたいなぁ。。。と
思いながら結局行かないままで。。。(汗)
比較的アプローチが楽そうなのは
都内からだと、秩父、真岡、大井川あたりなのかな
もうすぐ涼しくなってくるでしょうし
今度こそ見に行きたいですねぇ。。。
(。。。といいながらなんだかんだ後回しになるような気が。。。)

さてさて

本日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
相変わらず修理・整備依頼数が圧倒的に多いカメラです。
誤解のないように言っておくと
それだけ壊れやすい、という意味ではなくて
それだけ人気があって使っている方が多いということですね。
機械制御シャッター機で基本的には丈夫なカメラです。
ただ、その人気の一番の要因である軽量コンパクトなボディを
実現するために多少、デリケートな部分もあるので
長期間使われないで放置されていた個体は
まず何らかの整備は必須となるカメラだと思います。

お預かりしているOM-1は
元々、ご依頼者様のお母様のカメラなのだそうです。
やはり随分長い間、仕舞いこまれていたものらしく
お預かり時には外観にもだいぶ汚れの多い状態でした。
装着されていたFズイコー50mmF1.8も
盛大にカビが発生しています。
プリズムはやはり腐食のため交換ですが
今回はいつものモルトによる腐食ではありません。
(分解してみるとプリズム周りにモルトは貼られていませんでした)
単純に蒸着の劣化による点状の腐食が
何箇所かに見られ、ファインダー視野でも少し気になるレベルです。
このままでも撮影そのものには問題なさそうではあったのですが
今回はご依頼者様の打ち合わせの上、交換で対処します。
機能的には高速シャッターの精度はやはり出ておらず
スローシャッターはガバナが固着しています。
このあたりは未整備であれば当然の状況です。
それでも保管状態は悪くなく
電池もきちんと抜いて保管されていたようで
露出計回路にはさほどの問題は見られません。

まだ分解途中ですがこれからミラーボックスを外し
シャッター周りの整備や電池室からの配線をチェックしていきます。
写真にはないのですが
もともとアクセサリーシューがついていたのですが
これが長年装着されたままになっている個体の多くは
シューの内側のゴムの劣化で上カバーにもダメージが出ているものが多いです。
今回はさほどのダメージではなかったのですが
酷いものになると上カバーが錆びてしまっているものあります。
今更、言っても遅いかもしれませんが
長期保管する場合はシューは外しておいたほうが良いですね。

ご依頼者様はこのカメラを実際に使ったことはないそうです。
納品時には使い方も簡単にお話させていただく予定です。
お母様が使っていたOM-1で
是非、ステキな写真をたくさん撮っていただければと思います。

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