カテゴリー別アーカイブ: カメラ修理

ミノルタXDのカメラ修理

今日は10月7日。。。10(とお)7(なん)ということで
「盗難防止の日」なのだそうです。
最近、何か盗難にあったってことはないですが。。。
あ、いや、先日、コンビニの傘置き場で傘持っていかれたな。。。(汗)
昔は車上荒らしとかにあったことはありますが
せっかく手に入れたものが盗難にあうって
何とも理不尽なことですよね。。。
昔はちょっと外出するときなんて家に鍵かけないのが
普通だったと思うのですが。。。
今はそんなこと絶対できないですよね。
わざわざ盗難防止に
頭やお金を使わなくて良い世の中になってほしいものです。。。

さてさて

本日のカメラ修理は「ミノルタXD」でございます。
世界初の両優先AE(SS優先、絞り優先)を搭載したカメラですね。
これまでの一眼レフは「絞り優先AE」か「シャッタースピード優先AE」か
どちらかを搭載したカメラしかなく
じゃ、どっちのAEのほうが優れているか。。。なんて論争もありましたが
その論争にピリオドを打ったカメラでもありますね。
SS優先AEを行うためにレンズも「MCロッコ-ル」から
「MDロッコール」へ変更もされました。
両優先AEに注目が集まりますが
ファインダースクリーンにはその後のミノルタの大きな魅力ともなる
「アキューマットスクリーン」が搭載され
これ以前のモデルとはファインダーの明るさが全く異なります。
さらにミノルタらしく使い心地にもこだわりが見られ
前モデルのXEに続きライカR4~R7のベースモデルともなりました。
XDは1977年に発売され1982年で生産を終了しましたが
ライカR4~R7はマイナーチェンジを繰り返しながら
1997年まで生産されました。
基本的にミノルタ製なのにミノルタにはなくてライカにはあった
機械制御シャッターとか最高速1/2000とかスポット測光とかを搭載した
XDがあればよかったのに。。。とたまに考えます(笑)

XDは正直言って電気的なものも含め
比較的トラブルの多いカメラだと思います。
今回、お預かりしているXDは
まず電池を入れても機械制御で動く「B」「O」(1/100)以外は
全く動作しません。
電源の入らない原因は電池室周辺にあり
とりあえずは電源は入るようになったのですが
今度は露出計が基本的に振り切ったままで
オートが全く働きません。
さらにXDで多く見かける症状ですが
シャッターボタンを押してから実際にシャッターが切れるまで
妙なタイムラグがあります。
加えてボディ側のレンズ絞込みレバーがシャッターを切っても
ほんのわずかしか動かずレンズを絞りきることができません。
でも、どれもXDでよく見かけるトラブルです。

これから本格的に分解整備に取り掛かりますが
露出計及びオートの不調は巻戻しクランク下の
摺動抵抗の汚れと劣化が原因と推測します。
シャッターレスポンスが悪いことと
絞込みレバーの動作不良は
おそらくミラーボックス下にあるエアダンパーの動作不良でしょう
電子基板関連の不良で修理不可になることも多い
XDですが今回はそのあたりは大丈夫じゃないかと思います。

とはいえ分解修理するにはいろいろと神経を使うカメラです。
慎重に分解を行っていきます。
短所もいくつかありますが
XDならではのまろやかで上品なシャッター音を聴くと
何でも許せてしまうのですよねぇ。。。
コンパクトでスタイリッシュなボディも含めて
何とも小悪魔的に魅力的な1台です。

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オリンパスM-1のカメラ修理

今日はピンとくる記念日がないのですが。。。。
1995年10月6日に太陽系以外で
初めて惑星が発見された日とされています。
ペガスス座51番星という5等星ほどの目立たない星ですが
地球から50光年ほどの距離で
太陽よりは1.5倍ほど大きい星です。
その周りを木星の半分ほどの質量の巨大ガス惑星が回っています。
ちょっとびっくりするのが
その惑星が太陽系から水星の距離の1/6ほどの非常に近いところで
たった4.2日で公転しているとのことです。
主星から近いため表面温度は1000℃ほどあるらしいです。
非現実的すぎて想像するだけでちょっとワクワクしますね(笑)

さてさて

本日は「オリンパスM-1」のカメラ修理を行っています。
いわゆる「OM-1」の極初期モデルです。
いろいろな大人の事情で最初の生産ロットだけ
「M-1」として生産出荷され、その直後
「OM-1」に改名されたわけですね。
「M-1」として出荷されたのは約5000台といわれていて
その希少性から市場でも高値を維持していますが
5000台よりは本当は多かったのではないかな。。。と思っています。
見かける台数が妙に多いのですよね。。。
大きめの中古カメラ屋さんにいくと必ず1台は見かけるし。。。(笑)

お預かりしている「M-1」は
露出計が非常に不安定なこととスローガバナで粘りが見受けられます。
心配されるプリズム腐食は何とか大丈夫でしたが
上カバーを開けてみると
粘着質となったモルトがプリズム上に張り付いていました。
このまま放っておくと間違いなくプリズムも腐食してしまいます。

過去、何度か明らかに普通のOM-1に
上カバーのみM-1に交換した個体を見たことがありますが
今回の個体はフィルム室の4本スタッド、
プリズム押さえの4本のバネ、根元部分がネジ留めされた巻上レバー
低照度警告スイッチの配線、深さの浅い接眼レンズ。。。。等々
M-1ならではの特徴を全て確認できます。
ただ、これは最初期のOM-1でも同様ではあるし
巻上レバーに関しては指当て部が破損しやすく
OM-1のものに交換されている個体も多いです。

M-1(OM-1)は軽量化のために
接眼レンズの枠から基板を積載する部分、
メーターを固定する台座、ファインダーボックスの枠まで
全て一体のプラスチックパーツが使われています。
これが初期のOM-1やM-1の場合、
経年劣化で非常に脆くなっていて
ちょっと手荒にネジを締め付けると簡単に割れてしまいます。
そのあたりにも細心の注意をしながら作業を行います。

分解途中で気がついたのですが
レリーズ機構部の動きもちょっと怪しいようで
ミラーアップがスムーズに動かないことがあるようです。
これから本格的に分解を進めて
各部点検整備一式を行います。

ミノルタSR-1のカメラ修理

今日は「時刻表記念日」だそうですよ。
1894年のこの日に日本初の本格的時刻表が
出版されたそうです。
今は何でもネット。。。というかスマホで調べちゃうので
時刻表をじっくり見ることはなくなってしまいましたが
子供の頃は時刻表をよく見ていました。
旅行に行くわけではないのですが
呉を何時に出て広島で乗り換えて。。。大阪に何時に着いて。。。
とかシミュレーションしているのが好きだったのですね。
それから夜中や早朝に広島駅に通過する
ブルートレインの時刻表を一生懸命見ていた記憶があります。
結局、実際に見ることは叶わなかったなぁ。。。

さてさて

本日は「ミノルタSR-1」のカメラ修理を行っています。
1959年発売開始のカメラです。
前年の1958年秋にミノルタ初の一眼レフである
「SR-2」が発売され翌年夏に
1/1000のSSが省略された他はSR-2と共通である
SR-1が発売されました。
順番とモデル名が逆でわかりにくいですが
数の大きいほうが上位機種。。。ということだったのですね。
このSR-1、モデル名は同じSR-1でも
毎年のようにマイナーチェンジが行われ、
ボディ形状だけでも4種類の「SR-1」が存在します。
加えて「SR-1s」(ほぼ中身はSRT101)もありますから
なかなかこの辺の機種は区別がわかりくいですね。

最初のSR-1は露出計用のソケットもなく
フィルムカウンターが巻き戻しクランク側にあります。
おそらく今回、お預かりしているのは1963年のタイプで
比較的、モデル後半のものだと思われます。

それにしても随分、汚れてますね。
サビはなかなか落とせないですが
極力外装もキレイに清掃します。
随分、長い間、眠っていたと思われるカメラで
シャッターは切れたり切れなかったりで
切れたとしても後幕はキレイに走りきらず
ミラーアップしたままになってしまうことも多々あります。
プリズムは残念ながら腐食が始まっており
これは中古良品と交換することで対応します。
巻上も油切れで少々重い状況です。

SS最高速が1/500であること以外は上級モデルである
SR-2とほぼ同一です。当然非常に良い造りで
中身にも安っぽさは全く感じられません。
ただ、流通台数が多いせいか程度の悪いカメラが多いことも事実です。
またSR系は基本的に非常に丈夫だから
油切れであちこちの可動部に問題があるはずなのに
とりあえず動いてしまうものが多いのですよね。
何だか体中の関節が痛いのに
文句ひとつ言わずに健気に頑張っているような感じを受けてしまって
未整備でとりあえず動いているSRを見るとちょっと切なくなります。。。

もちろん今回は分解を進め
シャッター幕軸、ミラー駆動部、巻上部。。。等々
可動部分をくまなく清掃し注油を行っていきます。

ところで。。。。

写真ではちょっとわかりにくいのですが
(クリックすると大きくなります)
SR-1・2・3はフィルム室にモルトがありません。
蝶番部分に植毛紙が貼られているだけです。
よくみると裏蓋側の溝が二重構造になっていて
モルトや毛糸がなくても遮光されるようになっています。
コストはかかるのでしょうけどこうすればモルトは不要なのですね。
オリンパスペンFも同じような構造ですね。
(ペンFはファインダー内部にモルトがたっぷり貼られていますが。。。)

写真は一通り整備が完了した状態です。
シャッター音もSRらしいシャキッとした感じの音になりました。
巻上も預かり時よりは随分滑らかになりました。
もちろん、ファインダーは腐食もなく
非常にキレイになりました
もう少し時間をおいてから
シャッタースピードの最終チェック+最終調整を行い完成となります。

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コニカLのカメラ修理

今日は「徒歩の日」だそうですよ。
たまにはゆっくり歩いて近所を散歩するのもいいですねぇ。。。
駅からすぐ電車に乗って移動したり
駐車場からすぐクルマに乗って移動していたりすると
近所のちょっとした路地だとか
いつもは通らない場所にあるお店だとかに
気づかないことも多いのではないかと思います。
時間に余裕のあるときは
近所のそれも普段歩かないような道を歩いてみると
新しい発見があってきっと楽しいと思います。

さてさて

本日は「コニカL」のカメラ修理を行っています。
ここのブログでも初登場ですね!
ちょっと見かけることの少ないカメラだと思います。
まずはどんなカメラなのか、写真から。。。。

レトロかつキュートなデザインでなかなか魅力ですね!
コニカLの「L」はLadyの頭文字からだそうです。

セレン光電池を使用した露出計を備えており
シャッターは基本的にシャッタースピードと絞りの組み合わせが
決められたプログラムシャッターです。
プログラムシャッターのリングを回すと
連動して露出計が動き、指針が真ん中に指せば
そのリングの位置が適正露出という仕組みです。
プログラムシャッターではありますが
シャッター羽根は絞り兼用ではなく
独立した絞り羽根が存在し、バルブやフラッシュ時には
任意の絞りを設定することができます。
露出計の指針はカメラ上面でも確認できますが
ファインダー内でも確認することができます。
なかなか凝った仕組みですね。

搭載されるレンズはコニカ・ヘキサー40mmF2.8です。
ピント合わせは目測で行います。

実は上の写真は既に一通りの整備が完了した後の写真です。
預かり時にはシャッターが全く切れない状態でした。
レンズシャッター機では定番のシャッター羽根の粘りが原因でした。
その他にも動きが悪いところやレンズ・ファインダーの汚れ等も
かなり見受けられたので
全体の点検整備一式を行いました。
ファインダーやレンズはできる限りの清掃ですが
通常の撮影には問題ないレベルに仕上がったと思います。

これをぶら下げて撮影散歩なんて
なかなかオシャレですよね!
ちょっと個人的にも欲しくなるカメラです。

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キヤノンFTbのカメラ修理

今日は10月3日、「10・3」ということで
「登山の日」です!
山を歩くにはベストな季節ですね。
2000m以上のエリアだともう既に紅葉は終わりかけだと
思われますが、まだまだ楽しめるところはたくさんあります。
残念ながら今年は元旦の丹沢以来
全く山を歩けてはいないのですが
時間と気力と体力の都合がつけば(笑)
また南アルプスや八ヶ岳に出かけたいですね!

さてさて

本日は「キヤノンFTb」のカメラ修理を行っています。
1971年にキヤノン初のプロ向け高級一眼レフである
「F-1」が発売されましたが
同じ時期に発売された中級機が「FTb」です。
FDマウントレンズに対応し開放測光ができるようになりましたが
旧FLレンズでも絞込み測光で対応可能です。
機械制御シャッターで旧F-1からフィードバックされた
部分もたくさんある良くできたカメラで
現在でも根強い人気のあるカメラです。

発売から2年後の1973年にマイナーチェンジが行われ
「FTb-N」とも呼ばれるモデルに進化します。
今回、お預かりしているカメラはこの「FTb-N」です。
何が変更になったかというと
まずファインダー内にシャッタースピード表示が追加になりました。
これが最も大きな変更点だと思います。
他は巻上レバー、セルフタイマレバー、シャッターボタンの変更等々です。
より使いやすいモデルに進化したといえますね!

お預かりしている「FTb-N」は
ご依頼者様のおじいさまが使われていたものだそうです。
かなり長い間、使われずに保管されていたようで
あちこちの動きが悪くなっている状況です。
まずはシャッターがレリーズできたりできなかったりします。
シャッターが普通に動作しているときでも
シャッター速度の精度は全く出ておらず
露出計も動きません。
全体的に油切れだったり汚れやサビの付着で
かなり動きは重くかろうじて息も絶え絶えで動いている感じです。
。。。。ということは軽い力で気持ちよく動けるように
してやればまだまだ元気に動くということですね!

とにかく中身も外装も徹底的に清掃、サビ落としを行い
動作部分には注油を行った上で精度出しを行いました。
非常にスムーズに安定して動作するようになりました。
後は少し時間を置いてから最終チェックを行えば完了です。

ご依頼者様はフィルムカメラを使うのはこれが初めてということです。
もちろん、納品時にできる限り使い方も説明させていただきます。
いわゆるマニュアルカメラですから
少し慣れは必要だとは思いますが
これが普通に使えるようになれば
露出やピントの基礎も自然に理解できると思います。
自由自在に使いこなせるためのお手伝いができれば
私も嬉しいですね。

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ペンタックスSPFのカメラ修理

今日は「日本酒の日」だそうですよ。
ビールもなんだかんだ飲みますが
お酒の中で何が一番好きかと言われると
やっぱり日本酒ですね!
食事を引き立たせる純米酒もいいし
洋梨やリンゴのようなフルーティーな香りの
吟醸酒もいいですよねぇ。。。
それに加えて今は全国各地のお酒が
簡単に手に入るので
お気に入りの日本酒を探す楽しみもあります。
少し前に日本酒離れが進んでいる。。。なんてお話もありましたが
今は少しは良い状況になったのかな。。。
そういえば先日、お客様にいただいた
和歌山の純米吟醸酒があるから
今日は日本酒の日ですし
お店終わったら少しいただきましょう

さてさて

本日は「ペンタックスSPF」のカメラ修理を行っています。
前身の「ペンタックスSP」の露出計を開放測光に対応させたものです。
絞込み測光と開放測光の機械的な部分での
大きな違いはレンズからの絞り情報が必要となるということですね
通常のM42マウントレンズでは
レンズの絞り情報の伝達ができないため
絞り伝達レバーが追加された「SMCタクマーレンズ」が登場しました。
つまりSPFであっても「SMCタクマーレンズ」を使わなければ
開放測光はできません。
SPFは露出計以外の部分は基本的にはSPと同様です。
しかしながら露出計周りはSPとは全くの別物です。
レンズの絞り情報も加えながら露出計を駆動することになるので
SPと比べると基板周りはずっと複雑になりました。

お預かりしているSPFは
まずプリズム腐食のトラブルを抱えています。
これはもう中古の腐食のないプリズムと交換するしかありません。
SP系のプリズム腐食はファインダー視野中央横方向に
一直線の黒い線が出るパターンです。
遮光のためにプリズム周りにぐるっと貼ってある
モルトの劣化が原因です。
加えて、SPF自慢の露出計が全く動きません。
おそらく接点やリード線の腐食が原因と考えられます。
シャッターも幕バランスが完全に崩れていて
精度は出ていません。幕軸が汚れていて動きが悪いようです。
細かいところを言えばセルフタイマーも固着したままになっています。
全体的に経年劣化で動きが悪い状態ですが
分解してキレイに清掃してスムーズに動作するようにすれば
十分復活できる状態と考えます。

で、今日は既に整備は一通り完了して組み上げた状態です。
シャッタースピードも問題なレベルになり
ファインダー内も視界良好、露出計ももちろん動作しています。
露出計に関しては接点清掃してリード線を交換しても
なかなか安定せず原因を探すのに苦労したのですが
不安定な原因はメーターのアース部分の接触不良のためでした。

機械的な動作部分を洗浄し、新しく注油を行っているので
少し時間をおいてから最終チェックを行います。
新しい油が馴染むまではなかなかシャッター幕軸の動きが
安定しないためです。

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ニコンFEのカメラ修理

今日は「クルミの日」だそうですよ。
そういえば数年前に
「クルミを毎日40gくらいずつ食べていれば
血管年齢を若く保つことができる」ってテレビで見て
当分、毎日クルミを食べていた時期がありました(笑)
こういうのって長く続けないと全く効果はないと思うのですが
やっぱりいつのまにか食べなくなってしまいましたねぇ。。。
お酒とか、甘いものとか、身体にあまり良くないものは
意識してなくても毎日口に入れてしまうのに。。。。不思議ですねぇ。。。。

さてさて

本日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
少し前にもFEの修理をしましたね。
やはり依頼件数の非常に多いカメラだと思います。
絞り優先オートで使ってもマニュアルで使っても
ファインダー情報表示が優れている性もあり非常に使いやすく
頻度がどのくらいあるかはわかりませんが
多重露光も非常に行いやすく
それでいて基本的には壊れにくく信頼性も高く
一眼レフの基礎を学ぶにも最適なカメラだと思います。
絞り連動爪が可倒式なので
非Aiレンズの装着が可能なのも嬉しいところですね
(絞り優先オートは使えなく絞込み測光になりますが)

お預かりしているFEは
ご依頼者様が高校生の頃から使っている
とても思いで深い1台とのことです。
基本的には普通に動作しているのですが
たまにミラーアップしたままになってしまうそうです。
現状チェックで何回かシャッターを切ってみたところ
15回に1回くらいはミラーアップしたままになってしまいます。
これが他のカメラ(特に横走りシャッター機)だと
シャッターの走行が終わってもミラーが降りてこないことが多いのですが
FEのような縦走り機の場合は
ミラーが上がったのにシャッターが走行せずにそのまま固まっている場合が多いです。
要は電池が入っていない場合の動きと同様ということですね
。。。ということは電圧がシャッターユニットに
かかっていない可能性が高いのだと思われます。
真っ先に疑うのは電池室ですが
電池室に汚れはほとんど見当たらず
念のため清掃を行っても状況はほとんど変わりません。
おまけにバッテリーチェックランプは常時安定しているので
電池室周りではないようですね。
基板周りのどこかで接触の悪いところがあるのかと予想されます。

まだ現状チェックを行っただけで
これから分解整備に取り掛かるところです。
ミラーアップの問題以外にもSSやオート・露出計も
調整が必要な状態です。モルトも要交換ですね。
でもリフレッシュしてしまえばまだまだ快適に
使うことができると思います。

余談ですがFEは5年間ほど生産され
かなりヒットしたカメラなので相当数が生産されています。
生産時期によって中身や使用に細かい変更もされています。
分解して中身を見なくてもわかる仕様変更も少々あります

例えば電池が入っていないときに

・M90・B以外のSSでもシャッターが切れるもの
(もちろんSSは一定で変化しません)

・ミラーアップするだけでシャッターが切れないもの

それから
オート露出時にSSが1/1000以上になってしまう状況で
(光量過多の状態)
そのままシャッターを切ると。。。

・シャッターは動作するがシャッターは開かず未露光になってしまうもの

・強制的に1/1000で切れるもの

等々。。。知っていたほうが良いと思われる仕様の違いがあります。
本当に余談でした(苦笑)
何かの参考にでもなれば。。。。

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ニコンFフォトミックFTNのカメラ修理

今日は「招き猫の日」だそうですよ。
招き猫といえば「招き猫発祥の地」と言われている
世田谷区・豪徳寺ですよね。
比較的、近いのに実は行ったことがないのです(汗)
以前から気になっているのですが
近日中に行ってこようと思います。
右手上げは「商売繁盛」、左手上げは「千客万来」ということですが
じゃ、「両手上げ」を祀っておけば。。。と思って調べたら
両手上げも手に入るのですね。。。
しかし。。。
「両手上げ」は欲張りすぎで「お手上げ状態」になる。。。とも言われているそうです(汗)

さてさて

本日は「ニコンFフォトミックFTN」のカメラ修理を行っています。
ニコンF用の露出計内蔵ファインダーが
「フォトミックファインダー」ですが
最初のフォトミックファインダーは外光式で
次のフォトミックTファインダーでTTLとなり
さらに次のフォトミックTnでは中央重点測光となりました。
T、Tnのフォトミックファインダーは
レンズ交換のたびに装着したレンズの開放F値を
ダイヤルでセットする必要がありました。
それをレンズ装着時に絞りリングを一往復させるだけで
簡単にセットできるようになったのが
「フォトミックFTNファインダー」です。
いわゆるニコン特有の「ガチャガチャ」と言われる動作ですね。
フォトミックFTNファインダーは
それまでのフォトミックファインダーとは異なり
ボディ側の銘板も挟み込んで固定するようになりました。
そのためFTNファインダー登場以前のボディとは銘板形状が異なり
製造番号で690万番台未満のものは
銘板を変更しないとFTNファインダーを取り付けることができません。

お預かりしている個体はもともとアイレベルファインダーが
付いていたものに後から手に入れたFTNファインダーを装着したものとのことです。
ボディ番号は700万台なので問題なく装着することができます。

シルバーボディに黒のFTNファインダー、なかなかカッコ良いですね!
状態としては露出計は大幅にオーバー傾向
シャッター、巻上部、他各部に油切れの傾向が見受けられ
シャッタースピードの精度も出ていません。
ただ、致命的なトラブルを抱えているわけでもなく
分解整備で清掃・注油を行った上で調整すれば
問題なく使える状態になりそうです。

まずはボディ側から整備を行います。
写真に写っているのがFTN装着可能なタイプの銘板ですが
少し上部に切り欠きがあり幅が狭くなっています。
いつも思うことですがこの「Nikon」の銘板
結構厚みと重量感があって非常に質感高いのです。
外すたびにいつもそう思います。

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オリンパスペンEEDのカメラ修理

広島カープ優勝おめでとう!!!!
新井さんが引退を発表してから
なんだか勢いが一気になくなったような気がしていたのですが
とりあえず無事に地元で決まってよかったです!
昨日は広島市内は本当にお祭り騒ぎだったみたいですね~
昨夜だけでも広島市内で雰囲気だけでも楽しみたかったです(笑)
さぁ、次は悲願の日本一に向けてがんばってください!
西武との対戦となれば忘れもしない1986年。。。
3連勝で王手をかけた後のまさかの4連敗。。。
あのときのリベンジを是非!!!

さてさて

本日は「オリンパスペンEED」のカメラ修理を行っています。
ペンシリーズの中でもちょっと異色の1台だと思います。
EEシリーズですから、当然、露出はプログラムAEで行います。
しかも「D」ですからデラックスバージョンの32mmF1.7です。
他のペンと明らかに異なるのは
そのデザインだと思います。
他のペンシリーズは基本的に丸みを帯びたデザインなのですが
このEEDだけは直線的なデザインです。
大きさもペンとしては少々大柄です。
しかしながらこのしっかりした四角いボディのおかげで
撮影時のホールディングは非常に良好です。
F1.7のレンズの本領を発揮する低輝度の撮影では
手ブレ防止にかなり効果があると思います。
シャッターはメカニカル制御ですが
オート時に光量が足りないとオリンパスお得意の赤ベロが出て
シャッターはロックされます。
発売は1967年、当時の価格は16,500円
これはこの時代の大卒初任給とほぼ同じなので
決してお安いカメラではありません。
カメラそのものがまだまだ高級品だった時代のものですね。

お預かりしているEEDはシャッターがロックした状態で
固着しています。赤ベロも出っ放しです。
当然、巻上もできない状況です。
露出計が動作していないことが直接の原因だとは思われます。
加えてセルフタイマーのロックが効かない状態です。
赤ベロが出っ放しなのはそのためですね。

まだ現状チェックを行っただけで
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
最初にペンEEDを見たときには
他のペンシリーズとは異なるデザインに
少々違和感を覚えた記憶がありますが
これはこれで当時でいう先進的デザインで良いと思います。
どちらかというとデザインは35シリーズに近いのですね。
そう考えると結構納得なデザインのような気がします。

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ニコンFEのカメラ修理

今日は「台風襲来の日」だそうです。
統計上、台風襲来の回数が多い日なのだそうです。
今、本土に近づいている台風はありませんが
南の海上には強力な台風、24号が少しずつ迫っています。
不謹慎な話ですが
子供の頃は台風が近づいてい来るというと
ちょっとワクワクしたものですが
今は迷惑以外の何者でもないですねぇ(汗)
あまり被害を出さずに通り過ぎてくれればいいのですが。。。

さてさて

本日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
いつも書きますが
当ブログでの登場回数が非常に多いカメラです。
非常にコンパクトなわけではありませんが
F一桁機と比べると相当に軽快に持ち出すことができ
ニコンらしく堅牢で信頼性が高く
絞り優先オートも使え、ファインダー内情報もわかりやすく
マニュアルでも使いやすい。。。とくれば
人気が高いのはうなづけます。
ただし、さすがにF一桁機と比べると
若干、華奢な部分もあります。
(価格も大きさも違うのだから当然ですし
それでも他メーカの中堅機種に比べると丈夫だと思います。)
兄弟機のFMに比べると電子制御シャッターということもあり
修理を行う業者も少ない。。。というのも
当店で依頼の多い理由かもしれません。

お預かりしているFEはシャッターを切っていると
数回に1回は巻き上げた瞬間にシャッターが切れてしまう
(巻上が滑るとかとも言われますね)症状と
まれにシャッターが開きっぱなしになってしまうそうです。
先程、FEは電子制御シャッターで
修理を行うところも少ないと書きましたが
FEのトラブルの大部分は機械的原因によるものです。
確かに稀に電子基板関連のトラブルはありますし
そうなれば修理不能なこともあるのですが
頻度としてはかなり少ないと思われます。
今回もミラー駆動部の動作不良と
シャッター羽根の動作不良だと思われます。
SSやオート露出は撮れないほどのレベルではないですが
SSは少し速すぎる状態で
露出計はオーバー気味、でもオートはアンダー気味といった感じです。
もちろんこれも整備後の調整で良い値にできると思います。

まだ現状チェックを行っただけで
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
オーソドックスなデザインですが見飽きないですね。
いつ見てもカッコ良いカメラです。