カテゴリー別アーカイブ: カメラ修理

ミノルタオートコードLのカメラ修理

今日は「こどもの日」でもあり
二十四節気でいうところの「立夏」でもありますね。
暦の上では夏到来です!
。。。とはいえ昨日から今朝にかけては
妙に冷え込みましたねぇ。。。
自宅では毛布がいまだ大活躍です。
(実は真夏でも冷房かけて毛布使うのですが。。。。(笑))

さてさて

本日は「ミノルタオートコードL」のカメラ修理を行っています。
国産二眼レフの最高峰とも言われるカメラですね。
オートコードも生産時期によって何種類かあるのですが
今回、お預かりしているのは
セレン光電池式露出計を装備した「L」です。
基本的には前期型オートコードと共通です。
発売は1955年です。

お預かりしているオートコードLは
シャッターの粘りにスロー固着、といった
レンズシャッター定番のトラブルに加え
フィルムカウンターの動作が少々おかしいようです。
オートコードはスタートマーク合わせ式のセミオートマットで
カウンターは自動復元式です。
これがリセットされることもあればされないこともあるようです。
さらにカウンターそのものも動作したりしなかったりです。
カウンター周りの部品の動きがどうも悪いようです。

今回の修理が何が大変かというと
ほんの少しでも油断すると破れてしまう貼り革剥がしですね。。。
今回はうまくいきましたが
基本的に二眼レフやスプリングカメラは革を剥がす場合は
貼り替え前提となります。
やはりカウンターをロックする部品の動作不良が
今回のトラブルの原因でした。

ところで、少々話が逸れますが
オートコードのカウンターリセットについて書いておきます。
意外と知らない方も多いのではないかとふと思ったので。。。。

まずフィルム装填時には
カウンターは必ず「▼」マークになっていなければいけません。
ここで「▼」になっていないと1枚目にうまく合わせられず
最悪の場合、高価な120フィルムを
全て巻き取ってしまうことにもなりかねません。

で、カウンターリセットの方法なのですが
その前のフィルムを正しく取り出していれば必ず
「▼」マークに自動復元されているはずです。

フィルムを正しく巻いているときは
12枚目(最後のコマ)が終わるとカウンターは「◎」マークになり
どこまでも巻ける状態になります。
フィルムを全て巻き取ったら

「最後に必ずクランクを逆に1回転させて格納位置に戻します」

これで裏蓋を開けるとカウンターは「▼」にリセットされるはずです。
(機械的に正常な状態であれば)
クランクの位置が格納位置でなかったり
最後に逆転させていない場合はリセットされません。
今回、念のためオートコードの説明書も出してみたのですが
説明書にもそう書いてあります。
ネット上でクランク脇にある多重露光レバーが
カウンターリセットを兼ねている。。。なんて書かれている場合がありますが
多重露光レバーでカウンターリセットできる場合もありますが
それは本来の使い方ではなくリセットされない場合もあります。
カウンターがリセットされていない場合は
裏蓋を閉めてクランクを1回逆転させてから再度裏蓋を開けましょう。
それよりもその前にフィルムを取り出す際に
必ず1回逆転させておきましょう。

説明書もなく中古で使い始めた方は
きっと知らない方も多いかと思います。
と言っている私も
祖父のオートコードを使い始めたばかりの頃
これを知らなくて何本かフィルムを無駄にしたことがあったので。。。(汗)

さて、話が随分、逸れてしまいました。
巻上部の問題はクリアになったので
これからシャッターユニットの分解整備に取り掛かります。

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ネッター515のカメラ修理

5月4日、「みどりの日」ですね。
今日は他にも記念日がたくさん設定されていて
「植物園の日」、「ラムネの日」、「競艇の日」
「エメラルドの日」、「ノストラダムスの日」
「うすいえんどうの日」、「名刺の日」
「スターウォーズの日」。。。等々。。。。
うーん、とりあえずラムネ飲みたくなってきました(笑)

さてさて

本日は「ネッター515」のカメラ修理を行っています。
日本では「セミネッター」とも呼ばれていたそうです。
ツァイスイコンのカメラです。
上級機であるイコンタをシンプルにしたようなモデルですね。
ネッターにはフィルムサイズによって
色々なモデルがあるのですが
今回は645サイズで撮影するモデルです。
発売は1934年と云われています。
目測ピントでフィルム装填は赤窓式
セルフコッキングもなく二重露光防止装置もない
シンプルな構造です。
この時代だと当たり前でもあったのですが
逆に壊れるところも少なくて
構造も理解しやすく今となっては良いかもしれません。

フォールディングカメラ(スプリングカメラ)なので
畳んでしまうと非常にコンパクトです。
ポケットからこれがスッと出てきてたら
とてもオシャレな感じがしますよね。
レンズは7.5cmF4.5、シャッターはクリオで
1秒~1/175、B、Tを備えます。
お預かりしているネッターは
シャッター動作機構固着のためシャッターが
切れない状態でした。
セルフタイマーも装備されているのですが
それも固着していました。
シャッターユニット以外はシンプルな造りなので
整備はシャッターユニット部分に集中します。
レンズはやはり年相応の腐食痕等が若干残りましたが
かなりキレイに清掃できたと思います。
全ての動作部分の清掃・注油を行い、
快調に動作するようになりました。

ところで。。。フィルム装填が赤窓式なのは
前述しましたが、ここにもこの時代ならではの
工夫が見受けられます。

フォーマットは645のみのはずなのに
赤窓は二つ装備されています。
おまけに645としては赤窓の位置もおかしいですよね。
これは当時の120フィルムの裏紙には
まだ645用の番号は印刷されていなかったため
苦肉の策で6x9用の番号を使って
フィルム巻上を行うためなのです。
まずは左の窓に6x9用の「1」が出るまで巻上げ1枚目を撮影します。
次に右の窓に「1」が出るまで巻上げ2枚目を撮影します。
次は左の窓に「2」、その次は右の窓に「2」。。。。。というふうに
カウントして「8」が右の窓に来たときが
18枚目で最後のコマといった具合です。
慣れてしまえばそんなに迷わないと思います。
それよりも二重露光だったり、このコマでシャッターを
切ったかどうかの判断のほうが迷うことが多いと思います。
(これは赤窓式ならどのカメラでも迷いがちですよね)

ちなみにこれは現在の120フィルムの裏紙部分です。
(クリックすると拡大されます)
上から645判、6x6判、6x9版の数字が印刷されています。
セミネッターが発売されていた当時は
この645判の番号がなかったのですね。
中判カメラを使っている方でもオートマット(巻止め)が
あるカメラを使っているとこの番号を意識することは
なかなかないかと思います。
逆に赤窓式を使っている方は馴染みのある番号ですね。

少々慣れが必要な部分もありますが
この時代のカメラを使って写真を撮るというのは
非常に趣き深いことだと思います。
今回のネッター515のオーナー様にも
気持ちよく撮影に使っていただければと
私も楽しみにしています。

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ペンタックスMXのカメラ修理

今日は「憲法記念日」で祝日ですね。
GW真っ只中です!
GWってひと括りにしてしまうせいか
何日が何の祝日かピンと来ないような気もしますね。
みどりの日の変更とかもありましたし。。。
今日は5・3ということで「ゴミの日」でもあるそうです。
今や分別するのは当たり前の時代ですし
ちょっとしたものでも「粗大ゴミ」扱いで
なかなか普通には持って行ってもらえないものが多くなりました。
まぁ、これも時代の流れで仕方がないのですが。。。
昔は「ガレキの日」なんてものがあって
今、考えると「いや、それは粗大ゴミでしょ?」と言うものも
普通にゴミに出してたなぁ。。。(汗)

さてさて

本日は「ペンタックスMX」のカメラ修理です。
毎月、1度は必ずここに登場するカメラですね。
1976年発売開始のモデルです。
いわゆる「ペンタックスMシリーズ」の最初のモデルですが
「Mシリーズ中唯一の機械制御シャッター機」です。
純粋な機械制御シャッターという意味では
ペンタックスではこれが最後のモデルとなります。
(LXはハイブリッドシャッター)
「Mシリーズ」はシリーズ全体として小型化が推し進められ
このMXもかなり小さくできています。

お預かりしている「MX」は
たまにミラーアップしたまま固着してしまうとのことで
当店に持ち込まれました。
「ME系」のミラーボックス内での部品固着とは違い
「MX」のミラーアップの原因は
かなり高い確率でシャッター幕走行不良が原因です。
比較的ミラーアップの起こりにくい
高速シャッターで測定してみると
やはり後幕のスピードがかなり遅いようです。
後幕がキレイに走りきらないため
ミラーダウンレバーを蹴ることができないのが原因です。

写真は一通り整備が完了した状態です。
どのカメラでも縦走りでも横走りでもレンズシャッターでも
シャッター周りの清掃・注油を行った場合は
数日時間をおいてから最終調整をしないと
シャッタースピードが安定しないものです。
それにしてもこのMXは油断ならないカメラで
安定するまで他のカメラより時間がかかるような気がします。
OM-1にしてもこのMXにしても
やはり横走りシャッターのコンパクトな一眼レフは
なかなかデリケートな部分も持ち合わせていると思います。

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ペンタックスMEのカメラ修理

今日は「図書館記念日」だそうですよ。
大人になってからも数年前までは
結構、頻繁に図書館に行っては
本を借りてきていたのですが。。。
最近はめっきりご無沙汰になってしまいました。
たまにはゆっくり本でも読みながら
1日過ごしたいですねぇ~
マンガのほうがいいかな。。。(笑)

さてさて

本日は「ペンタックスME」のカメラ修理を行っています。
このカメラもブログ登場回数の多いカメラですね。
コンパクトな絞り優先AE専用機です。
1976年発売開始です。
このカメラがいわゆる「アサヒペンタックス」としての
最後のモデルになるのですね。
ペンタ上の「AOCO」マークもMEが最後となりました。

電子制御シャッター機とはいえ
比較的、電気関係のトラブルは少ないカメラです。
しかしながら、今回、お預かりしているMEは
オート時のシャッターが非常に不安定です。
露出計の表示は悪くないのですが
例えばファインダー表示が125と出ている場合で
普通に125で切れたと思えば
5秒以上開きっぱなしになることもあります。
よく見るとたまにSS表示のLEDが
細かくちらついていることがあり
この状態でシャッターを切るとおかしな動作になるようです。
電源供給に問題があるのか
どこかの接点に不良があるのではないかと思われます。
おそらく基板自体は大丈夫ではないかと予想します。

現状チェックを終えて
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
精悍なブラック塗装がカッコ良いですね。
全体的にも非常にキレイな個体です。
組み合わされているレンズは28-50mmF3.5~4.5です。
今回、レンズのほうは特に問題なさそうです。
広角~標準にかけてのズームというのも
なかなか通好みでいいですね!

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マミヤフレックスのカメラ修理

今日は「昭和の日」ですね。
私も昭和生まれですが
気がつくと人生の中で「昭和」より
「平成」の時間のほうが、とっくに長いのですよね。。。
そんな平成ももうすぐ終わり。。。
そうなると。。。生まれの元号が2つも前。。。ってことは
私が子供の頃の感覚でいうと「明治」生まれみたいなもの?
あぁ。。。年取りましたね(苦笑)
ところで、「昭和」は62年と14日続いたのですが
日本の歴代元号の中では最も長く
日本以外を含めても60年を超える元号は
中国(清)のふたつしかありません。

さてさて

今日は「マミヤフレックス」のカメラ修理を行っています。
マミヤと言えばマミヤシックス、プレス、RB/RZ67
マミヤ6/7。。。等々、中判カメラのイメージの強いメーカーですが
二眼レフでもマミヤフレックスが当時の高級機として有名です。
マミヤフレックスもいくつかの種類があるのですが
今回、お預かりしているのはマミヤフレックスオートマット(A)です。
発売は1949年。国産二眼レフとしては初期のモデルです。
当初はマミヤフレックスオートマチック(オートマット)の名称だったのですが
1954年にオートマットBが発売されてからは
オートマットAと改名されました。

シャッターはセイコーシャラピッドで最高速は1/500
レンズはオリンパスD.ズイコー75mmF3.5
これだけでも後から雨後の筍のように
出てくる他の二眼レフよりハイスペックですが
このマミヤフレックスの一番の特徴は
フルオートマットであることだと思います。
スタートマーク合わせのセミオートマットではなく
装填して巻くだけで1枚目にセットされるフルオートマットです。
それもローライフレックスのようにローラーの間に
フィルム裏紙を通す必要もありません。
圧着版がフィルムの厚みを感知する仕組みです。
この時代にこれは本当に先進的ですよね。
おまけにセルフコッキングも装備し
巻上と同時にシャッターチャージも完了します。

お預かりしているマミヤフレックスは
随分、長い間眠っていたと思われる個体です。
最大のセールスポイントである
フルオートマットが上手く作動せず
1枚目を感知することができません。
加えてレンズシャッター機定番のシャッターの粘り
スロー、セルフの固着、レンズ・ミラーのクモリ等々
一通りのトラブルが全て出ている状況です。

オートマット検知ピンの動作不良なのは間違いないのですが
部品破損等だとちょっと苦労しそうな気がします。
現状チェックが終わったので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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ニコンEMのカメラ修理

今日は「ドイツワインの日」ということらしいですよ。
日本酒ばかりでワインはしばらく飲んでないないですねぇ
帰りにスーパーでドイツワイン探してみましょう!
いよいよ今日からGWですね。
私がお店を空けているGW前半は良い天気のようですが
当店もお休みに入るGW後半はちょっと天気が怪しそうですね。。。
やっぱり相変わらず雨男ですねぇ。。。
まぁ、どこにも行く予定はないのでいいのですが。。。(苦笑)

さてさて

本日は「ニコンEM」のカメラ修理を行っています。
いわゆる「リトル・ニコン」ですね!
F3と同じく1980年にデビューしたエントリーモデルです。
当時のニコンのラインナップを考えれば
驚くほど小さく軽くオシャレなカメラです。
フィルムカメラ時代のニコンというメーカーは
質実剛健なのは良いのですが
とにかく大きく重いカメラばかりでした。
その中でニコンらしからぬ軽量コンパクトなモデルです。
そういえば。。。時代が進んでAFカメラになっても
「U」が出てくるまでは他メーカーと比べても
大きく重いものばかりでしたね。
でもその代わり信頼性は非常に高いカメラばかりでした。
そこもニコンの良いところだと思います。

お預かりしているEMは。。。

カウンターが「1」になっても露出計の電源が入らないことがある
(カウンターが「1」になるまでは
空写しのためメカニカル1/90でしか
シャッターが切れないようになっています
もちろん露出計も「1」になるまでは動きません)
・巻上レバーの戻りが悪い
・モード切替ダイヤルが非常に重い
・メーター、オート共にオーバー気味
・ファインダ内にゴミ・カビが発生。。。。等々

ひとつひとつは小さなトラブルなのですが
全体的に動きが悪くリフレッシュが必要な状態です。

(レンズは当店のテスト用レンズです)
一通り整備が終わって最終チェックを残すのみといった状態です。
EMにも前期・後期モデルがあり
絞り値に対応する摺動抵抗が異なっていたります。
今回は後期モデルですが前期モデルの中には
その摺動抵抗の劣化でオートの精度が出ないものがあります。
もちろん、今回は露出計・オート共に
入念に調整いたしましたので、精度もきちんと出ています。

散歩がてらに1台持ち出すとすれば
EMに写真に写っている50mmF1.8あたりの
軽いレンズと組み合わせればフットワークも軽くなりそうです。
GWにもピッタリの組み合わせですね。

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フジカST701のカメラ修理

明日からいよいよGWですね!
9連休という方も多いのかな。。。
ちなみにトップページでもご案内していますが
当店は4/29、4/30は通常営業で
5/1~5/5をGW休業とさせていただきます。
5/6からは通常営業です。
まぁ、どこにも行く予定はないですし
多分、ほとんどお店に引きこもっているとは思いますが。。。(笑)

さてさて

本日は「フジカST701」のカメラ修理を行っています。
富士フイルムのカメラということで
「フジカ」ですね。フイルムでは国内№1のメーカーですが
フィルムカメラの印象はちょっと地味かもしれません。。。
(デジタルになってからは非常に存在感のあるメーカーでもありますが)
とはいえ、国内ではかなりの古参メーカーで
フジカシックス、フジカフレックス、フジペット、フジカ35。。。等々
しっかりしたモデルを古くから生産しています。
35mm一眼レフの分野では少々出遅れはしましたが
今回、ご紹介の「STシリーズ」が有名です。
少々わかりにくいのはM42マウント採用機ではあるのですが
絞込み測光のモデルと開放測光可能のモデルが混在し
加えて、フジが用意した交換レンズ群も
絞込み測光用の通常のM42マウントと
独自の開放測光機能を持ったSTマウントが混在してしまっています。
今となってはM42マウント機は
絞込み測光のみのシンプルなもので
汎用性が高いほうがいいような気がしますが。。。。

今回、お預かりしている「ST701」は
「STシリーズ」で最初に発売となったモデルです。
発売開始は1970年です。
絞込み測光でボディの絞込みボタンを押している間のみ
露出計が動作します。
布幕横走りの機械制御シャッターで最高速は1/1000です。
非常にシンプルで使いやすいカメラだと思います。
スタイリングも端正で飽きのこないデザインだと思います。
今回、お預かりしている個体はブラックですが
シルバーもなかなか捨て難いと個人的には思います。

お預かりの個体ですが。。。
まず電池室に腐食が見受けられます。
電池を入れてみたところ電池接触面の一部が腐食しているため
そのままでは通電せず、アルミ箔を挟んでやると通電します。
電池室内の磨きで何とかなるかな。。。と思いきや
上カバーを外してみると
電池室裏面にはびっしりと緑青が付いていました。
(上写真にも小さいですが写っています)
これはもう電池室は交換するしかないですね。
こんな状態でとりあえずでもよく通電するものだと思います。

シャッターは幕軸の動きが少々悪く、清掃・注油が必要です。
ファインダースクリーンは下から拭かれたのか
キズだらけでとてもこのままでは快適にピント合わせができそうにありません。
こちらも中古良品と交換いたします。

M42といえば国産機ではペンタックスSPが有名ですが
フジカSTシリーズもなかなか良いですよ。

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ヤシカフレックスのカメラ修理

一昨日、4月23日に元広島カープ選手の
衣笠祥雄さんが亡くなりました。
私が小学校~中学校くらいまでの
いわゆる「カープ黄金期」の主役でもあった名選手です。
テレビでも球場でもいつも豪快なスイングで
私たちを本当に楽しませてくれました。
「鉄人」の名で呼ばれる衣笠さんですが
印象に残っているのは倒れるくらいの死球を受けた後でも
マウンド方向に「大丈夫だよ」という風に
軽く手を上げて何事もなかったように一塁に走っていく
その姿が鮮明に焼きついています。
心よりご冥福をお祈りいたします。

さてさて

本日は「ヤシカフレックス」のカメラ修理を行っています。
ヤシカフレックスは同じ名前でいろいろなモデルがあり
判別になかなか苦労するモデルです。
修理そのものにはあまり関係ないのではありますが。。。
今回、お預かりしているヤシカフレックスは
フィルター取付部がバヨネットであること
シャッターユニットがコパルMXV(最高速は1/500)
フィルム装填はスタートマーク式、
シャッタースピード、絞り設定がノブ式であること等から
B型後期(新B型)だと思われます。
レンズはヤシコール80mmF3.5です。
セルフコッキングまでは装備されていませんが
非常に使いやすく質感も高いカメラです。
現在、手に入る二眼レフの中でも比較的お求め安いモデルで
これから二眼レフを始めてみる方にも
お勧めできるカメラです。

お預かりしているヤシカフレックスは
シャッターは切れているものの
定番のミラークモリにシャッター羽根にも
少々粘りが見受けられます。
加えてフィルム装填時の巻き止めが効かず
どこまでも巻き上げることができてしまいます。
裏蓋を開けた際にカウンターは「S」マークに戻るのですが
それも随分行き過ぎた場所まで戻ってしまいます。

写真ではカウンターに隠れて見えないのですが
巻き止め部品の先端のツメが見事に折れていました。
「S」マークで止めるピンも歪んで取れかかっています。
何かしらの強い力が加わったようですね。
どちらも中古部品との交換で対処いたします。

部品交換の可能性が高いと思われたので
今回は巻上部の整備から取り掛かりました。
巻上部修理後にシャッターユニット周り、
さらにファインダー部の整備に取り掛かります。

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マミヤNC1000Sのカメラ修理

今日は「シジミの日」だそうですよ。
シジミの味噌汁。。。美味しいですよねぇ
そういえばアサリも含めて貝のお味噌汁なんて
長らく味わっていないような気がします。。。(苦笑)
あ、インスタントくらいなら食べたかな。。。
実は子供の頃、
お味噌汁を普通に飲むことってあまり好きではなかったのですね。
おかずがなくなった頃に、ご飯を入れてお茶漬けのように
食べるのは大好きだったのですが。。。
そんな子供時代にも貝汁だけは普通に飲んでた記憶があります。
あぁ~無性に美味しい貝汁飲みたくなってきた(笑)

さてさて

本日は「マミヤNC1000S」のカメラ修理を行っています。
マミヤというと中判カメラのイメージが強いですが
シャッター優先AEを備えた35mm判電子制御シャッター機です。
マミヤ初の電子制御シャッター機でもあります。

軽量コンパクトで操作感も良く
デザインもなかなかカッコ良いですし
もっと売れてもおかしくないカメラだと思うのですが
マミヤ35mm一眼はマウントがなかなか固定されず
新製品が出るたびに二転三転するような状況でした。
このNC1000Sも専用マウントでデビューしましたが
2年後にZEシリーズが出るとまたマウント変更が行われました。
さらにNC1000Sが発売された1978年は既に前年に
ミノルタXDが登場しており
同じ年にはキヤノンA-1がデビューします。
タイミング的にちょっと地味過ぎた部分もあると思います。
そんなことは関係なく単体で見れば
オーソドックスでなかなか良いカメラです。

お預かりしている「NC1000S」は
まず高速シャッター(1/1000)が開きません。
他のSSも全体的に速過ぎる状況です。
しかしながらオートは2段近くオーバーになってしまいます。
そのうえオート時の動作が妙に不安定です。
SS優先AEなので絞り制御の設定が狂っていると思われます。
電子制御機でオート不良が出ると
なかなか修理としては難しいものがあるのですが
今回は何とかなりそうです。
写真は用意できなかったのですが
NC1000Sの電子基板は昔ながらのガラエポ基板です。
既にフレキ全盛の時代の中ではちょっとめずらしいですね。
今となってはこちらのほうが修理はしやすいのですが。。。
電気接点部の清掃とシャッター幕軸・ミラー駆動部の清掃等々
機械的部分も電気的部分もしっかり清掃して
再調整すれば正しく動くと思われます。

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オリンパスワイドのカメラ修理

4月22日。。。調べていると。。。
1996年のこの日にAPS(アドバンスフォトシステム)が
世界同時に販売開始となっていますね。
現在でも首都圏の写真屋さんでは
期限切れのAPSフィルムを取り扱ったり
現像を受け付けていただけるようです。
フィルムそのものが小さいので
カメラも相当コンパクトになり
フィルム装填も簡単です。
残念ながら実質的には終焉を迎えたシステムです。
今や、APSというとデジカメのセンサーサイズのことだとしか
知らない方もきっと多いのでしょうね。。。

さてさて

本日は「オリンパスワイド」のカメラ修理を行っています。
オリンパスワイド。。。あまり修理依頼の多いカメラではないのですが
一昨日、別の個体の修理をご紹介したばかりですね。
めったに来ないカメラが一台入ると
何故か何台か続くことが多いのです。不思議ですねぇ。。。

今回の「オリンパスワイド」は
シャッターを切っても「カチッ」とシャッター音はするものの
シャッター羽根がわずかに「ピクッ」と動くだけで
全くシャッター羽根が開きません。
絞り羽根に油シミも見受けられるので
レンズシャッター定番の「油汚れ付着による羽根固着」だと
考えていましたが。。。

分解してみると羽根には動きを妨げるほどの
汚れはなく羽根そのものが原因ではないことがわかりました。
シャッターユニットを細かく見てみると
羽根を駆動させるための部品がサビと磨耗で
まともに動かない状態でチャージされた状態から
ほとんど動かないことが発覚しました。
部品のサビを落とし磨くことから始めましたが
一度、サビてしまった部品は完全に元の状態には戻りません。
レンズシャッター機はフォーカルプレーンシャッターに比べると
かなり小さな力でシャッターを駆動します。
動きの悪くなった部品の復活はなかなか困難です。
今回はたまたま部品取り個体から同じ部品が確保できたので
トラブルを起こしている部品及びその周辺の部品ごと
移植することにしました。
これからまた長く使うことを考えるとそのほうがベターだと思われます。

写真は一通りの整備・修理が終わった後に撮ったものです。
外観は相当使い込まれた感がありますが
中身は非常に快適に動作するようになりました。
レトロ感と当時ならではの高級感が
良い感じにブレンドされていると思います。

そういえば、先日のワイドを紹介したブログで
このカメラならではの「ガラス圧板」のお話をしましたが
写真を撮り忘れていて画像ナシだったのですが。。。

これがガラス製の圧板です。といっても
写真だと普通の金属製とあまり変わらない感じですが。。。
ちなみに水玉状の小さな突起は
フィルムが吸着しないように付けられているそうです。
ライカM3も最初はガラス圧板だったのですが
静電気発生のリスクを考慮して金属製に変更されました。
オリンパスワイドもある時期から金属製に変更されています。

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