ミノルタSR505のカメラ修理

今日は「漫画の日」だそうですよ。
もう最近、漫画もあまり読まなくなりましたねぇ。。。
以前はいわゆるネカフェに一晩中いて
漫画を読み漁ってたこともよくあったのですが。。。

さてさて

今日は「ミノルタSR505の」のカメラ修理を行っています。
ミノルタ最後の機械式シャッター一眼レフですね。
このモデルを最後にミノルタの一眼レフは電子制御シャッター搭載の
「Xシリーズ」に販売の主力が移り変わっていくわけです。
SR505は基本的にはSRT101が基本となっています。
SRT101 → SRTスーパー → SR505 と
細かい仕様変更をしながらより使いやすく変わっていくわけですが
そう考えるとこのSR505がミノルタメカニカル機の完成形ともいえますね。

今回の個体はご依頼者様が最近入手されたもので
本格的に使う前に一通りの点検整備を行ってほしいというご依頼です。
まずは露出計およびバッテリーチェックで
露出計の針が暴れまくります。
いくつか原因は考えられるのですが
今回はon/offスイッチ部の接触不良のようです。

IMG_8233

赤丸で囲った部分が裏蓋のSWによってon/offされるのですが
SRT系はここの接触不良はよく見受けられます。

他、シャッタースピードのムラ、モルト劣化、ファインダーのカビ等が
見受けられます。

IMG_8234

これからさらに分解を進めて
まずはシャッター周りから整備していきます。

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