ペンタックスSLのカメラ修理

今日は「散歩にゴーの日」らしいですよ。
「さん(3)ぽに(2)ごー(5)」(散歩にゴー)と読む
語呂合わせからだそうです。
散歩というかしっかり歩くことは大事ですよねぇ
私も約8kmのウォーキングを日課にしていますが
これを続けていると明らかに身体の調子が良いです。
脳梗塞後遺症のリハビリの意味もあるのですが…
ただダラダラ歩くだけじゃ全く意味がないので
テンポ130~140BPMの曲に合わせて
早歩き目でしっかり歩きます。
それなりに負荷がかかるウォーキングじゃないと
あまり効果がないそうです。
仕事がずれこんだり天気の関係で
なかなか1日も欠かさず…とはいきませんが
極力サボらないように続けていくつもりです。
これと食事療法を合わせると
ダイエット効果と血糖値改善の効果もあり
ここ数年は少しずつですが
数値にしっかり改善傾向が出ているのですよ。

さてさて

本日は「ペンタックスSL」のカメラ修理を行っています。
1968年発売のカメラです。
1964年に発売されている「ペンタックスSP」から
露出計を省略したカメラです。
この時代はまだまだカメラ内蔵露出計に
懐疑的な声も大きく
(新機能であり実績のない内蔵露出計が信頼できない
多機能化による故障要因の増加を嫌う等々)
先行発売したモデルからあえて露出計を省いたモデルが
追加発売される場合が多かったようです。
(ニコマートFS、キヤノンFP等)
特に厳密な露出コントロールが必要な場合
独立した信頼できる露出計が用意できるのであれば
そちらのほうが良い…という考え方はあるかと思います。
私も一番よく撮っていた時期は
入射光式露出計とスポットメータを多用していました…

お預かりしている「SL」は
定番のミラーアップしたままになってしまうという
トラブルを抱えています。
高速シャッターでは比較的起こりにくいのですが
低速シャッターだとかなり高い確率で起きるようです。
ミラー駆動部の動きが悪いのではなく
シャッター後幕の動きが悪いため
ミラーダウンレバーリンク部を蹴れない状態かと思われます。
後幕の動きが悪いということなので
やはり高速シャッターの精度も出ていません。
シャッター幕軸の動きを本来の状態に戻してやる整備が必要です。
加えてこれも定番のプリズム腐食が発生しています。
プリズムの周りにぐるりと巻かれたモルトが加水分解することにより
プリズム蒸着部まで侵食して剥離してしまった状態です。
ファインダーをのぞくと横方向一直線に
黒く太い線が出てしまっています。

露出計が非搭載ということもあり
シンプルな構成で整備性は非常に良好です。
外装は非常にキレイな個体なのですが
各外装パーツの裏や内部には随分埃やゴミがたまっています
それらの一部が古い油脂類と混ざってしまい
動きを妨げる要因となってしまっています。
意外とカメラは内部にゴミや埃が入り込むので
環境にもよりますがやはり内部の定期清掃は整備は
ある程度は必要となってきます。
何十年も放置されている個体ならなおのことです。
これから本格的に分解整備に取り掛かり
各駆動部の清掃整備調整を行っていきます。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。