今日は「地図の日」だそうですよ。
1800(寛政12)年のこの日に
伊能忠敬が蝦夷地の測量に出発したことに由来しています。
その後、16年にわたって測量をして歩き
本格的な日本全土の実測地図である『大日本沿海輿地全図』を
完成させ、国土の正確な姿を明らかにしています。
実際に地図が完成したのは
伊能の死後、1821(文政4)年のことだったそうです。
この地図とは全く関係ありませんが
子供の頃、地図を見るのが好きで
頻繁に眺めていました。
それも日本地図や世界地図ではなくで
自分の住んでいる町の住宅地図…
「こんなとこに道があるんだ!後で行ってみよう!」とか
「〇〇くんちに行くのにこっちのほうが近いじゃん!」とか
「この川、こんなとこに繋がっているんだ!」とか
それはそれは重宝しました(笑
なぜか家には酒屋さんとかが持ってそうな
分厚い市内全域の住宅地図があったので
頻繁に引っ張り出しては道をたどったりしていました。
懐かしいですねぇ…
さてさて
本日は「キヤノンVL」のカメラ修理を行っています。
1958年発売のカメラです。
1956年の「VT」登場以降
いくつかの「Vシリーズ」が発売されますが
この「VL」及び廉価版の「VL2」が同時発売されて
「V型」の最終機種となっています。
「L」なので巻上は一般的なレバー式です。
シャッターはB・1~1/1000をカバーし
巻き戻しはクランク式で
セルフタイマーも装備されています。
ファインダーはキヤノンお得意の
3段階変倍ファインダーです(35mm/50mm/RF)
質感も高く非常に使いやすいカメラです。
お預かりしている「VL」は
外装もキレイで保管状況の良い個体です。
たださすがにシャッターや巻上に
油切れの兆候が見られ
高速シャッターの精度は出ていません。
スローガバナも油切れで
1秒にセットすると途中で止まりそうになってしまいます。
見えの良いことで評価の高いファインダーも
カビや曇りで少々霞がかったようになっています。
やはり気持ちよく使うには全体的な整備が費用です。
まずは本格的な分解整備の前に
駆動部の動きを確認していきますが
お馴染みの最中構造で前板が外れれば一通りの動きが
見える状態になります。シャッター幕はステンレス製で
布幕のような劣化の心配はないですが
多少のシワができてしまうのは致し方ないですね。
もちろんシャッター走行に問題があるほどではございません。
これから分解を進めて本格的に整備を行っていきます。
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