今日は「森林(もり)の日」だそうですよ。
日付の由来は5月は「森林」の中に「木」が5つ入っていることから
20日は「森林」の総画数が20画であることからだそうです。
新緑がまぶしくて気持ちの良い季節ですよね。
私も昨日の定休日、厚木のクリニックに定期通院から
少し足を延ばして丹沢の登山口入り口付近まで
行ってみましたが、風も心地よくて非常に気持ちよかったです。
脳梗塞やって以来、少しばかり右足が不自由になったので
足場の悪い登山道はもう無理ですが
山の入り口に行くだけでも相当癒されますね。
やはり山の空気と風は最高でした。
さてさて
本日は「ミノルタオートコード」のカメラ修理を行っています。
国産二眼レフの代表といっても良いカメラです。
ミノルタの二眼レフはほぼ国産初と言える
ミノルタフレックスに始まり
ミノルタコード、ミノルタオートコードと
進化を遂げつつ熟成を重ねていきます。
今回お預かりしているのは1965年発売の「Ⅲ」で
ミノルタ二眼レフの完成形と言ってよい最終モデルです。
「Ⅲ」になって変更されたところは220フィルムへの対応ですね。
それ以外は従来機からの踏襲ですが
CDSモデルと合わせてレンズが新ガラスを採用した
いわゆる「ニューロッコール」となっています。
青いコーティングが特徴です。
フィルム装填はスタートマーク合わせのセミオートマットで
巻上はクランク式、セルフコッキングとなっています。
フィルム巻上は平面性を重視した独自の
「上から下」に巻く方式となっています。
シャッターユニットはシチズンMVLでB・1S~1/500をカバーし
絞り/SS設定値はビューレンズ上の窓に集中表示されます。
ピント合わせはミノルタお得意のハラキリ式で
テイクレンズ下のピントレバーで操作します。
これまでのモデルで培ったいろいろな機能や工夫の集大成で
非常に使いやすく写りも優れたモデルとなっています。
お預かりしている「オートコード」は
おそらく比較的近年に手が入っている個体と思われます。
レンズのコンディションも非常に良く
スクリーンがより明るいものに交換されていたりします。
ひととおり動作はしている状態です。
ただ、ご依頼者様のお話によると
巻上に問題があるようで巻止めがうまく働かず
そのまま止まらずに次のコマへ巻上ってしまうことがことが多々あるようです。
酷い時には120フィルムで3コマしか撮影できずに
フィルム終端までいってしまうこともあるようで
このフィルムの貴重なご時世にそれではとても使えません。
現象はこちらに来てからは確認できていないのですが
確かに巻上は妙に重く動きの渋いところが見受けられます。
絞り羽根も動きも非常に悪く絞りレバーが重かったりするので
ファインダーやレンズのコンディションは良いのですが
駆動系には動作の問題がいろいろあるようです。
まずは最も大きな問題の巻上関連から
整備を行っていきます。
一見、そこそこキレイなのですが
ここまでは過去に手が入っていないようです。
で、動きを慎重に確認してみると
巻止めもそうですがいろいろな部分の動きが重く粘っています。
古い油脂類や積年の汚れのせいですね。
何か部品が破損してるとか変形しているはなさそうなので
とにかく部品の洗浄清掃の上、最小限の注油で
本来の動きを取り戻す整備を行っていきます。
↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

