今日は「日本茶の日」だそうですよ。
1191(建久2)年のこの日に
臨済宗の開祖・栄西が宋から帰国し
茶の種子と製法を持ち帰ったとされています。
これにより茶を飲む文化が一度廃れた日本において
茶の栽培が再び広まり
日本の貴族だけでなく武士や庶民にも
茶を飲む習慣が広まっていったそうです。
「日本茶」とは明確に定義されてはいないですが
「日本で作られたお茶」あるいは
「日本でよく飲まれる種類のお茶」と言った意味合いの言葉で
一般的には「緑茶」を指すことが多いと思います。
やはり食事のお供は「日本茶」がいちばんしっくりきますし
落ち着いて食事できますね!
煎茶、玉露、番茶、ほうじ茶、玄米茶、抹茶…どれも美味しいですが
最近の私が日常的に飲んでいるのは
緑茶ではなく「麦茶」だったりします。
さてさて
本日は「ペンタックスME」のカメラ修理を行っています。
1976年発売のカメラです。
「Mシリーズ」のコンセプトである
「小型軽量化」、「電子化によるAE化」を具現化したカメラで
これ以降に発売されるすべての「Mシリーズ」の
基本形となるカメラです。
機能的には絞り優先オート露出専用機でスペック的には
エントリー機ですが小型軽量なボディに
キレの良いファインダー、質感のある操作感で
非常に気持ちよく撮影に使えるカメラです。
当店にも修理依頼の多いカメラです。
お預かりしている「ME」は定番のミラー駆動トラブルや
巻上げトラブルはなく電源が入らない状態ですが
メカニカルなシャッター駆動は快調に動作しています。
「電源が入らない」というのは
まず電池室蓋が強烈に固着していて全く開きません。
蓋を開けるのは溶剤や潤滑油を使って後で
時間をかけて開けるとして
とりあえず底カバーを外して電池室の様子を確認します。
中にはずっと入れたままだったとみられる電池が入ったままでしたが
液漏れ等はありませんでした。ただ電池からのガスの影響で
蓋は固着し、周りの端子や配線にも腐食が拡がっています。
まずはこのあたりを修復しないと電源が入りません。
電子制御機ですが基盤は一部ソケット式で
整備性は非常に良好です。
MEの基盤は生産時期によってかなり変更が行われていて
結構な種類が存在します。
今回の「ME」はメイン基板がフレキではなく
2枚に分かれているタイプで
比較的初期のタイプかと思われます。
電源が入るようになって発覚したのですが
露出計が明るさに関わらず
基本的にOVER側に振り切ってしまう状態のようです。
おそらく感度設定ダイヤル下の摺動抵抗が原因かと思われます。
摺動抵抗の汚れ等で露出計が振り切ってしまう状態は
MEに限らずこの時代のカメラでよくある症状です。
見られた内部光景で手順も頭に入っていますが
再組立ての際に注意しないとトラブルの起こりやすいカメラでもあるので
慎重に集中して作業を行っていきます。
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