今日は「風邪の日」だそうですよ。
1795(寛政7)年のこの日(旧暦)に
横綱・谷風梶之助が流感(りゅうかん)で
現役のまま亡くなったことに由来しています。
ここでいう「流感」は「流行性感冒」の略で
インフルエンザウイルスを病原とする
「インフルエンザ」のことです。
当時、流感は江戸全域で猛威を奮っていたそうです。
当時は今のように薬やワクチンがなかったので
本当に命に係わる病気だったのですね。
とはいえ今でもインフルエンザも新型コロナも怖いですよね…
私は運よくここ数十年は風邪やインフルには
全くかかっていないのですが
それでもこの乾燥する季節に人の密集する場所には
あまり行きたくないな…と思ってしまします。
加えてやはり普段の体調を
しっかり整えておくことが大事かとも思います。
しかし…風邪やインフルはかかっていなくても
生活習慣病はほぼコンプリートなので
そちらのほうがマズいです…(苦笑)
日常生活に気を付けます…
さてさて
本日は「ニコマートFTN」のカメラ修理を行っています。
1967年発売のカメラです。
ニコマートシリーズはニコンが展開する
中級機グレードのブランドです。
前身モデルとなるニコレックスシリーズでいろいろと
失敗もあったのでそれも踏まえて
社外のユニットシャッターをうまく取り入れつつも
開発製造は自社内で行い非常に完成度の高いカメラとなりました。
ニコマートには先に発売した機械制御シャッターの「FT系」と
のちに追加された電子制御シャッターの「EL系」があり
今回の「FTN」は最初の「FT」をベースに
開放F値補正操作を搭載し、中央部重点測光を採用
ファインダー内SS表示が追加されたモデルです。
ニコマートシリーズの中で最も販売数が多いカメラで
現存数も非常に多いと思います。
当店への修理依頼も非常に多いカメラです。
ニコマートFT系は基本的に非常に丈夫なカメラです
さすがに露出計関連には劣化等もあって
未整備のものは正常に動いていないものが多いものの
巻上やシャッターにトラブルは少なく
放置されていた個体でも
精度はともかくとして
とりあえずはシャッターは切れる…というものが
多いと思います。
巻上やミラーは中級機とはいえ当時のニコンにクオリティですし
シャッターは非常に評価の高いコパルスクエアです。
F一桁機とほどとは言えませんが非常に信頼性の高いカメラです。
しかしながらお預かりしている「FTN」は
めずらしくシャッター関連のトラブルです。
ミラーアップしたまま固着した状態で当店にやってきました。
ミラーアップしたままの症状はめずらしくないですが
シャッターも閉じてはいるものの
羽根の位置が非常に中途半端な位置で止まっており
ミラー駆動ではなくシャッターが原因のトラブルかと思われます。
汚れか何かで固着しているパターンではなさそうです。
とりあえず開けてみないと原因は何とも言えません…
何か部品が引っかかっているのではないかと思いますが…
まだ取り掛かり始めの状態です。
とりあえずはミラーボックスを降ろして
シャッターユニット全貌が確認できる状態にして
チェックを進め原因を探って行きます。
ユニットシャッター搭載な上に
非常によく考えられた構造で
整備性は良好です。
調整機構も多く分解整備を行いながら長く使うことを
前提とした構造になっています。
見慣れた内部ではありますが
だからこそ油断せずに慎重に分解整備に取り掛かります。
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