カテゴリー別アーカイブ: カメラ修理

ローライB35のカメラ修理

今日は3月5日ということで
「サンゴの日」だそうです。
ちなみにサンゴは3月の誕生石でもあるのですね。
(3月の誕生石は他にアクアマリンやブラッドストーンもあります)
それはともかく「サンゴの日」と知ってから
脳内で「青い珊瑚礁」がひたすらリフレインされてしまいます(笑)

さてさて

本日は「ローライB35」のカメラ修理を行っています。
人気のローライ35シリーズの一員ですね。
3枚玉のトリオター40mmF3.5を搭載し
スローシャッターを装備しない普及版ともいえるモデルですが
その潔いシンプルさとトリオターの写りで
非常に人気のあるカメラです。
ローライ35シリーズ共通の美点ですが
ギュッと凝縮されたコンパクトさと
小さくても溢れんばかりの高級感はやはり魅力ですね。
これがポケットの中からサッと出てくると
やはり文句ナシにカッコ良いです。

今回、お預かりしているB35は
まずフィルムカウンターが動作しません。
B35・C35のカウンター不動は
比較的、よく見かけるトラブルで
ワッシャの欠落やカウンター送り爪の磨耗が
原因であることが多いのですが
今回は巻上側からカウンターに繋がっている
シーソーアームの変形が原因で
カウンターを送りきれない状態でした。
露出計はやはり随分ズレが出てきている状態でしたが
調整の結果、通常の撮影に使用する分には
全く問題のないレベルまで調整することができました。

ちなみにローライB35の発売開始は
私の生まれた年なのです。(1969年)
50年近く経過しているカメラということもあり
やはり他にも動きの悪いところも多々ありましたので
シャッター・絞り羽根清掃に始まり、
レンズ清掃、ピント調整、等々、全体の整備を行いました。

今回のB35が。。。というわけではないのですが
B35・C35は内部にプラスチック部品が非常に多く使われています。
経年劣化もあり、壊れやすい部分もありますので
正しい手順で優しい操作をすることを
心がけていただきたいカメラでもあります。
(まぁどのカメラも古いものはそうなのですが。。。)

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ニコンFのカメラ修理

今日は3月4日ということで
「3・4」の語呂合わせの記念日が多いですね。。。
「ミシンの日」、「サッシの日」、「三線(さんしん)の日」
「雑誌の日」。。。
そういえば昔、実家に「足踏み式」のミシンが合って
用もないのに踏むところを手で押して遊んでいた覚えが。。。
これを調べていて初めて知ったのですが
ミシンって「Sawing Machine」のmachineがなまったものなのですね。

さてさて

本日は「ニコンF」のカメラ修理を行っています。
もはや日本が世界に誇る伝説の一眼レフと言って良いカメラだと思います。
一眼レフカメラそのものはFより前にいくつか発売されていますが
この時代にこれだけきちんと作り込まれて
現在でも通用する高い堅牢性を持つカメラは他にないと思います。
しっかり整備されている「F」をゆっくり巻き上げながら
耳を澄ましてみると精巧なギヤやカムが
噛みあっている音がかすかに聞こえるのですが
その音だけでも精密な造りが伝わってくような気がします。

お預かりしている「F」は一通り動作はしているのですが
長い間、ノーメンテだったとのことで
各部点検整備一式をご依頼いただいた個体です。
スローが若干、粘り気味なことと
少々、油切れの兆候が見られます。
加えて、ご依頼者様からもご指摘いただいているのですが
装着されているアイレベルファインダーの
ボディ前側の噛み合わせが少々悪いようで
ロックした状態で上に引っ張ると
少しファインダー前部だけ浮いてしまいます。
(要はガタついている状態)
外れることはないし、普段は浮いてしまうこともないのですが
気がつくと気になってしょうがない部分だと思います。
この症状、たまにFで見かけます。
大抵の場合がボディ側のツメの磨耗または変形によるものです。
そこの部品だけ交換するというのは不可能なので
ガタが出ないように修正していくことで対処します。

分解するたびに思いますが
本当に「F」の部品はひとつひとつが
これでもかと言わんばかりに頑強にできています。
普通に使っていて定期的に清掃・注油さえしておけば
まず致命的な壊れ方をすることはないのではないかと思います。
泣き所はファインダープリズムの腐食くらいでしょうか。。。
これから本格的に各部点検整備一式に取り掛かります。

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キヤノネットQL17のカメラ修理

今日は「ひな祭り」ですね!
とはいえ、兄弟にも親戚にも女の子がいない環境だったため
(うちの家系で生まれてくる子供は
私の知っている限り何故か全員男。。。)
最も縁遠い年中行事のような気もします。
雛人形なんて触ったこともないなぁ。。。
でも子供の頃に「菱餅」がすっごく美味しそうに見えて
「あれだけは食べてみたい!」と思っていたことはよく覚えています(笑)

さてさて

本日は「キヤノネットQL17」のカメラ修理を行っています。
初代キヤノネット(1961年発売)をベースに
巻上レバーを通常の上カバー部に移動し
受光素子をセレン光電池からCDSに変更したものが
1964年発売の「キヤノネットS」
さらにキヤノネットSのフィルム装填に
クイックローディング(QL)を採用したものが
今回の「キヤノネットQL17」になります。(1965年発売)
クイックローディングでのフィルム装填はやはり便利ですね。
まぁ慣れてしまうと普通のフィルム装填で
まず失敗することはないのですが。。。。

今回、お預かりしているキヤノネットは
かなりの長期間、電池を入れたまま放置してあったらしく
電池室周辺の腐食がなかなかすごいことになっています。

もちろん蓋側もボロボロなので
電池室は丸ごと交換するしかないと思われます。
もちろんこの状態では電池を入れても
全く露出計は動きません。
この電池室の裏でリード線がハンダ付けされているのですが
ハンダは朽ちて外れており
さらにリード線の中まで緑青が広がっています。
現在の電池はこの頃の電池に比べると
液漏れの可能性は低いですし
ガスによる腐食も少ないですが
それでも長い間使わない場合は電池は外しておくことをお勧めします。

電池室の処置を先に行ってしまいましたが
まずはレンズボードを外してシャッターユニットの整備からです。
かろうじてシャッターは作動しているものの
やはり羽根には粘りが見受けられ
本来の動きではないようです。

この後に出る「ニューキヤノネット」や「G-Ⅲ」に比べると
大柄なカメラですが、その分、内部の構造には
余裕が感じられます。
しっかりメンテナンスを行えば
SE45mmF1.7の大口径レンズを存分に堪能できるカメラです。

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オリンパスペンDのカメラ修理

今日は3月2日ということで
ミニ(3・2)の日ですね。
私だけではないとは思うのですが
カメラでも模型とかでもそうですが
小さくて精密にできているものは
眺めているだけでも楽しいものですよね。
。。。といいながら。。。
私が個人的に使ってるカメラは比較的大きいものが多いです(汗)
いつでも持ち歩くことのできるコンパクトで使い勝手の良いカメラ。。。
欲しいのですが、これがなかなか。。。

さてさて

本日は「オリンパスペンD」のカメラ修理です。
偶然ですが「ミニの日」にふさわしい1台ですね!
初代ペンが1959年に発売開始となり
翌年に高級版のペンSが登場
さらに1962年最高級モデルとして「ペンD」が発売されました。
3.2cmF1.9の大口径レンズを搭載し
シャッタースピード最高速も1/500になりました。
F1.9大口径レンズと目測フォーカスの組み合わせは
少々難しいものがあるとは思いますが
薄暗いところでも余裕がある。。。と考えると
やはり魅力的ですね。

ボディ側との連動は全くございませんが
セレン光電池式の露出計を内蔵し
LV値を読み取って露出決定を行います。
レンズが大口径で露出計を搭載した分
初代ペンやペンSに比べると少しばかり大きく重くなりましたが
十分すぎるほどコンパクトで凝縮感の高いカメラです。

通常、セレン光電池を使う露出計で
露出計が不調な場合は修理不能な場合がほとんどです。
今回、お預かりしているペンDも反応が悪く
4段ほどオーバー表示になってしまいます。
今回は露出計部分の交換で対応させていただくことになりました。

もちろん、露出計だけではなく
シャッターユニットの整備、レンズ・ファインダー清掃
モルト交換等々、全体の各部点検整備一式を行いました。
外装も少しくたびれた感じだったのですが
外観も中身もかなりシャキッとした感じにリフレッシュされたと思います。

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ペンタックスMXのカメラ修理

今日は「豚の日」だそうですよ!
トンカツ、しょうが焼き、しゃぶしゃぶ
チャーシュー、豚足、お好み焼き(基本は豚玉でしょ)
美味しそうなメニューが次々と浮かんできますね。
今日は豚への感謝を込めて制定された日とのことなので
よりいっそう感謝をしながら
今夜も何か豚肉を使った料理をいただきましょう!

さてさて

本日は「ペンタックスMX」のカメラ修理を行っています。
オリンパスOM-1と並んで
軽量コンパクトな機会制御一眼レフということで
現在でも非常に高い人気を誇っているモデルです。
発売は1976年で、OM-1登場の4年後の発売です。
先行するOM-1にかなり対抗意識もあったのか
幅、厚み、高さともに全てほんのわずかですが
小さく作られています。

MXは比較的、修理依頼の多いカメラではありますが
シャッター周りのトラブルの少々多いカメラです。
年数が経ってくると他のカメラに比べても
先幕・後幕の走行バランスが崩れているカメラが多く
1/1000の場合で写真の右端は1/2000相当の露光で
左端は1/500の露光。。。なんてことがあるカメラです。
特に後幕の動きが悪い場合には
MXでよく見かけるミラーアップしたまま降りてこないという
トラブルにも繋がります。

今回、お預かりしているMXは
ご依頼者様が最近、手に入れたものとのことです。
ざっとチェックしてみたところ。。。

・リボン(紐)がどこか外れていて幕がたるんでしまっている
・たまにミラーアップしたままになる
・プリズム腐食
・露出計は-2.5段
・フィルムカウンター不動

なかなかやりがいのある状況です。
露出計のLED制御部以外は
基本的に機械制御のカメラなので
水没品とかでサビの酷い個体でない限り
何とかならないことはないと思います。
加えてMXは内部モルトの非常に多いカメラです。
内部モルトが多いということは
それだけ劣化したモルト屑があちこち入り込んで
トラブルの元になる可能性が高いということです。
気持ちよく使うためには
定期的なメンテナンスがより必要なカメラだと思います。

写真は一通り整備が完了したところで撮ったものです。
今回はなかなか苦労しましましたが
非常に快適に使えるレベルに仕上がったと思います。
幕軸を清掃し注油も行っているので
しばらく動きが落ち着くまで様子見です。

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オリンパスペンSのカメラ修理

現在の暦は古代ローマで作られたものが
基になっていて「2月」は1年の終わりにあたり
調整のために28日までしかなく
(もともとは29日だったが8月に1日取られてしまった)
そのため閏年の調整の1日も2月末に入る。。。。
。。。ということはわかりました。

それでも2月が28日までなのは短すぎる!
毎年、2月末に「うぉ!もう月末だ!!!バカヤロー」って真っ青になります。
(ちなみに今日は「バカヤローの日」ということです)

31日の月もっと減らしていいから
2月も30日にならないですかねぇ。。。(苦笑)

さてさて

本日は「オリンパスペンS」のカメラ修理を行っています。
初代ペンの高級機版という位置づけです。
発売は初代ペン発売の翌年の1960年です。
シャッターはコパル製でシャッター速度も
初代ペンの4速+Bから
きちんと倍数系列になった1/8~1/250の6速+Bとなりました。
レンズは3cmF2.8が着きますが
5年後にペンS3.5として28mmF3.5を搭載したモデルも登場します。
初代ペンに比べても現代的に使える点と
露出計を持たないシンプルな構造であることで
現在でも人気の高いカメラです。
最大の魅力はやはりハーフ判ならではのコンパクトさでしょうね。

お預かりしているペンSは
巻上もできてシャッター音も一応するのですが
シャッター羽根がピクリとも動きません。
レンズシャッターでは定番のシャッター羽根の固着ですね。
シャッター羽根だけではなく絞り羽根も固着気味で
絞りリングの動作も重く感じられます。
発売開始から60年近く経過するカメラですから
当然、何らかのメンテナンスは必要ですね。
動きにくいご老体に鞭を入れて
無理に動かしているとぽっくり逝ってしまうこともありうるので
なるべく軽い力で動作できるように整備してやらなくてはいけません。
それでもご老体なことに変わりはないですから
優しく使ってあげることが必須にはなりますが。。。

まずは問題を抱えている
シャッターユニットの整備から取り掛かります。
その他、レンズ清掃、絞り・ピント調整、ファインダー清掃等々
各部点検整備一式を行います。

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オリンパスOM-1のカメラ修理

1986年2月26日に「ドラゴンボール」の放送が開始されていますね。
当時、高校生でテレビをほとんど見ない生活だったので
この頃のアニメでは全く見たことがないのですが
コミックでは散々読んでいました。やっぱり面白いですよね!
たま~に漫画喫茶とかで全巻読み返したりもしていました。
そういえば長らく漫喫なんて行ってないなぁ。。。
読みたいものたくさんあるのですが。。。
行くと12時間くらいあっという間に経っちゃうので
そんなまとまった時間が取れませんねぇ。。。(苦笑)

さてさて

本日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
軽量コンパクトな一眼レフで今でも絶大な人気を誇ります。
オリンパスのMF一眼レフはこの後、OM-3やOM-4に至るまで
機械的なベースは全てこのOM-1が基になっています。
コンパクトなボディにするために独創的な部分も多々あり
少々繊細な部分もあり、修理や整備をするにしても
奥の深いカメラです。

お預かりしているOM-1は極初期のモデルだと思われます。
マウントこそ+ネジですが
フィルム室には4本スタッド、プリズム留めに4本のバネ
巻上レバーもネジ留めのあるタイプ、
露出計周りには低照度自動警告の回路も入っています。
詳しい方はご存知かもしれませんが
いわゆる「M-1」から「OM-1」に変わった直後のモデルだと思われます。
中身はほぼM-1と共通です。

トラブル内容ですが、まずスローが完全に固着してしまっています。
露出計はご依頼者様曰く最初は動作していたとのことですが
下カバーを開けてみると見事に断線していました。
使い始めてすぐ切れてしまったと思われます。
その露出計ですが線を仮に繋ぎ合わせてみても
何と6段オーバーです。。。これは難儀しそうです。
さらに「たまに巻上ロックになる」とのことだったのですが
試しに何回かシャッターを切ってみるとすぐにロックしました。
定番の底部三連ギアのタイミングの狂いのためですが
ギアのタイミングを一歯分、変更すると
そこでは引っかからなくなったのですが
今度は巻上途中にレバーが動かなくなってしまいました。
原因は開けてみてわかったのですが
シャッターリボン(OMの場合は紐)が軸に絡まっていました。
なんにせよ、隅々まで徹底的に整備しないと
快調に動いてくれそうにありません。

プリズムはもちろんモルトによる腐食がかなり進んでいて
今回はご依頼者様が持ち込まれた
腐食のないプリズムと交換いたします。

OM-1は普通に動作している個体は
非常に安定しているものが多いのですが
一旦、不調になるとなかなか修理の難儀なカメラです。
これからシャッター周りを中心に細かくチェックしながら整備していきます。

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ニコンF2フォトミックのカメラ修理

今日は大した記念日がないなぁ。。。と調べていたら
1978年2月25日に「未知との遭遇」が
日本で公開されていますね!
これを読んで「懐かしい!」と思った人のほとんどが
私より上の世代かとは思います。
私、これ観ているはずなのですが。。。
全く内容が思い出せません。。。(笑)
社会現象にまでなった、このタイプのSF映画の
草分け的存在です。
今でもDVDか何かで観られるのかな。。。

さてさて

本日は「ニコンF2フォトミック」のカメラ修理を行っています。
F2に露出計内蔵ファインダーを装備したモデルですね。
Fにも同様の「フォトミックファインダー」が存在しますが
F2のフォトミックは電池室をボディ側に移動させ
少しファインダー部がコンパクトになりました。
とはいえ、かなり迫力のあるルックスに変わりはございませんが。。。
露出計の搭載もさることながら
フォトミックファインダーを装着すると
ファインダー内で現在のSSや絞り値が確認できます。
これはやはり便利ですよね。
これだけのためにあえてフォトミックファインダーを使うという方も多いようです。

フォトミックファインダーには細かな仕様の違いで
5種類存在するのですが
今回、お預かりしているのは初代のフォトミックです。
露出計そのものは動作していますが
摺動抵抗の汚れのせいか少々不安定です。
ボディ側は巻上に油切れの兆候が見られ
高速シャッターで露光ムラが見受けられます。
今回は全体の点検整備一式ということでお預かりしています。

ブラックのフォトミックは無骨な感じですが
何とも迫力があっていいですよね。
これから本格的に分解整備に取り掛かります。
今回は付属する50mmレンズにカビがかなり見受けられるので
そちらの清掃も行います。

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リコーフレックスダイヤのカメラ修理

今日は「月光仮面登場の日」だそうですよ。
昭和33年2月24日に放映されたそうです。
さすがに月光仮面はリアルタイムでは経験していません(笑)
私が生まれる10年以上前の話ですね。
この手の特撮ヒーローものの中で
ウルトラマンや仮面ライダーみたいな超メジャー級以外で
記憶に残っているものというと。。。
「ミラーマン」、「キョーダイン」、「レインボーマン」あたりでしょうか。。。
もうどれもかなり記憶が薄れてはきていますが。。。

さてさて

本日は「リコーフレックスダイヤ」のカメラ修理を行っています。
これまで「ニューダイヤ」がここに登場したことは
何度もあったのですが、「ダイヤ」は初登場ですね。
いわゆるダイキャスト製のボディを持った
リコーフレックスシリーズの一員です。
しかしながらプレスボディのリコーフレックスとは全く別物で
シンプルで軽量なプレスボディに比べると
非常にしっかり作られています。もちろんその分重いですが。。。
セルフコッキングとまでは行かないものの
フィルム装填はスタートマーク方式のセミオートマットで
随分、現代的に進化しています。
「ニューダイヤ」に比べると自動フィルムカウンターリセットができなかったり
少々カウンター周りの操作方法に慣れが必要です。
シャッターユニットはシチズンMXVで最高速は1/400です。
レンズはリコー8cmF3.5を搭載します。

今回、お預かりしている「ダイヤ」は
絞りリング、SSリング共に動作はするのですが
非常に重い状況です。
絞り羽根、シャッタ^-羽根には若干の粘りが見られ
スローガバナも固着気味です。
お約束のミラーはやはり曇っていて交換が必要です。

全体的にメンテナンスは必要な状況ですが
レンズの状態はかなり良いほうで
外装も基本的には非常にキレイです。
二眼レフはキレイにしてあると
どのモデルも非常に高級感ある佇まいになりますよね。
これもひとつの魅力だと思います。

まだ現状チェックを行っただけですが
これから本格的な分解整備に取り掛かります。

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ペンタックスSPのカメラ修理

今日は2月23日、223 で「富士山の日」ということですよ。
富士山、一度しか登ったことないのですよねぇ。。。
日本で最も高い場所ではあるのですが。。。
うーん、登る山としては人の手が入りすぎて
ちょっと単調なような気もします。
でも、周りの山から見る富士山はやはりキレイなんですよね!
いつも撮ってるのだけど。。。と思いつつ
ついついシャッター切ってしまいますね。

さてさて

本日は「ペンタックスSP」のカメラ修理を行っています。
現行モデルの頃に売れまくったおかげで
現在でも流通量は多く、手ごろなM42マウント機ということで
今でも非常に人気の高いカメラです。
当ブログでも何度もご紹介していますが
少々久しぶりのSPの修理になりました。

お預かりしているSPは
たまにシャッターが開いたままになるということです。
後幕の動きが悪いということを一番に予想しますが
その原因がシャッター幕硬化が原因だと
幕交換しか修理手段がなくなってしまいます。
入念に幕の状態をチェックしたところ
幕そのものは汚れやカビ跡は多いものの
交換するほど悪い状態ではなく
動きの悪い原因は幕軸の動作不良にあるようです。

それとは別にたまにミラーアップしてしまう症状もありますが
これも後幕の動作不良が原因なのが半分。。。
ミラー駆動部そのものがサビや汚れのせいで
動きが非常に悪いことが半分。。。といったとことろでしょうか。。。

さらに露出計は電池をいれ
スイッチをオンにしても全く動きません。

まずはシャッターをきちんと動作させるために
幕軸周りの整備から取り掛かります。
SPの露出計はシャッタースピードダイヤル下の
摺動抵抗に劣化のあるものがほとんどで
なかなか高輝度から低輝度まで精度が出ないのが現実ですが
できる限りの調整を行っていきます。

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