カテゴリー別アーカイブ: カメラ修理

ローライフレックス3.5Fのカメラ修理

今日は「主婦休みの日」らしいですよ。
毎日休みなく家事に追われている主婦のみなさま
たまにはゆっくり休んでくださいね。

さてさて

今日は「ローライフレックス」のカメラ修理を行っています。
当店は主に国産フィルムカメラを修理対象にしていますが
場合によっては今回のように国外のカメラも受けつけております。

二眼レフの頂点にともいえるローライフレックスですが
その歴史は非常に長く、モデルも非常に多くの種類があります。

今回、お預かりしたのはいわゆる「3.5F」です。
レンズはシュナイダーのクセノタールが装着されたモデルです。
他にもテッサーやプラナーを搭載したモデルや
同じ3.5Fでも細かい仕様違いのモデルが多岐にわたり存在します。

このモデルはセレン光電池を使った露出計を搭載していますが
今回、ご依頼の個体は随分昔に落とされてしまったとのことで
露出計が破損しています。
露出計はもうあけらめるとのことで破損した露出計は
外して何かしらの穴埋めをしようと考えています。
その他、そのときのショックが原因だと思われますが
ピントリングがスムーズでなくガサガサする、
SS・絞りダイヤルがほとんど動かない
シャッターレリーズが無限遠のときに戻らない。。。等々の
トラブルを抱えてしまっています。

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まずは各部の動きをしっかりチェックしていきます。
ピント精度は充分確保されているようのなので
ダイキャストそのものに問題はないと思われます。
分解してみるとよくわかりますが
さすがにしっかりと造りこまれていますね。
当時の国産の二眼レフ一部モデルも相当近いところまで来ているとは思いますが
細かい部分の造りこみはやはり1枚上だと思われます。

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コニカⅡBのカメラ修理

今日は「清掃の日」だそうですよ。
毎朝、お店の掃除は簡単に行ってますが
そろそろ徹底的に掃除したいですねぇ。。。
ま、年末かな。。。
それよりも自宅が酷いことになりつつあるから
掃除しなくちゃ(汗)

さてさて

今日は「コニカⅡB」のカメラ修理を行っています。
1955年発売でコニカⅡAからタイム露出を省略したモデルですね。
ダブルヘリコイド方式の沈動式レンズを備え
レトロな雰囲気と総金属製のずっしりした重厚感が
とても魅力的なカメラです。

今回、お預かりした個体は
やはり相当長い間使用されていなかったと見受けられますが
保存状態は悪くない状態です。
動かしていなかったためヘリコイドが非常に重い状態となっています。
あとは定番のシャッター&絞り羽根に油シミが見られます。

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コニカⅡはまだセルフコッキングではありません
ただし二重露光防止機能は付いています。
シャッターレリーズはボディ上部のシャッターボタンで押しますが
シャッターチャージはレンズ上のチャージレバー
フィルム巻上げはノブで別々に行います。
ということでレンズボード側とボディ側の連結機構は
シャッターレリーズ部分のみです。
これからシャッターユニット側の整備から取り掛かります。

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キヤノンFTbのカメラ修理

今日は「海王星の日」らしいですよ。
1846年に発見された海王星、発見されてから170年ということですが
海王星の公転周期は164年(!)らしいので
海王星は発見されてからまだ太陽を1周したばかり。。。
海王星上では発見されてからまだ1年少々。。。ってことですか。。。
太陽系内といえどもスケールが大きすぎますね(笑)

さてさて

本日は「キヤノンFTb」の修理を行っています。
修理依頼も多く、キヤノンのメカニカル一眼としては
旧F-1と並んで人気のモデルです。
このFTb、シャッタースピードがファインダー内に表示される
「FTb-n」と呼ばれるモデルと表示のない前期モデルに
大きく分けられます。
今回、ご依頼をいただいた個体は表示のある「-n」モデルです。

お預かりしたときの状態としては
シャッターを切っても後幕が最後まで走りきらず
ミラーダウンが行えず、ミラーアップしたままになる。。。という状況でした。
とにかく幕の動きが悪い状況です。
幕軸に汚れや古い油が固着している状況と予測されます。
露出計はバッテリーチェックでは全く無反応。。。
露出計ONのときには激しく不安定に針が動き回る状態です。

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付属の50mmレンズは前玉・後玉内側に
かなりのカビが発生しています。
まずはボディ側の各部点検整備一式を行い
レンズ側のカビ取り清掃も行います。

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オリンパスXAのカメラ修理

今日は「心・血管病予防デー」だそうですよ。
うーん、私も血液ドロドロで血管ガチガチだろうなぁ。。。。
想像しただけでも何だかイヤな感じだ。。。(汗)
基本はきちんとバランスの取れた食事と適度な運動なんでしょうねぇ。。。
わかっちゃいるのですが。。。

さてさて

本日は「オリンパスXA」のカメラ修理を行っています。
XA。。。いいカメラですよね。見た目ももちろんインパクト大ですが
絞り優先AEでちゃんと表現の幅があって
こんなに小さいのに距離計が付いててピント合わせも安心!
個人的にも興味のあるカメラです。

今回、ご依頼の個体はご依頼者様が知人の方から
譲っていただいたものとのことで非常に状態の良いXAです。
XAは当時比較的お求め易い価格とそのコンパクトさゆえに
荒く扱われた個体も多いのですが今回の個体は非常にキレイです。
具合が悪ければ整備一式を。。。ということもあったのですが
露出計・AEの精度、距離計、ともに何の問題もありませんでした。
ただ、さすがにフィルム室のモルトはボロボロだったので
今回はモルト交換のみの限定修理となりました。

話が少し逸れますが
当店では店頭で簡単にチェックを行いながら
点検整備一式が必要か、今回のようにモルト交換のみの修理で良いのかを
相談しながら作業内容をお決めいただくこともできます。
状態がよくわからないカメラをお持ちの方はお気軽にご相談くださいませ。

話はXAに戻りますが
XAはちょっと変わった構造をしていて
ファインダー内に表示する露出計の値と
実際に絞り優先オートを制御する受光体(CDS)は全く別系統なのです。
新品当時はもちろんなんの問題もなかったとは思いますが
CDSの劣化が始まってもおかしくない今となっては
「ファインダー内露出計の表示は合っているのにオートは不良」
あるいはその逆という現象が起きることがあります。
「どうも露出が合ってないような気がするな。。。」という場合は
露出計の値と実際のオートの値を点検したほうが良いかと思います。

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光線漏れはもちろんですが
劣化して粉状になったり粘着質になったモルトは
いろんなところに入り込んでトラブルの元となります。
ここは見た目でわかりやすい部分なので
モルトが劣化したフィルムカメラをお持ちの方は
お気軽にご相談くださいませ。

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ペンタックスMEのカメラ修理

今日は「イタリア料理の日」らしいですよ。
パスタやピッツァ、ミネストローネ、カルパッチョ、アクアパッツァ。。。
ティラミス、ジェラード。。。
あぁ。。。お腹すきました(笑)
あ、もちろんイタリアワインも美味しいですよね!

さてさて

今日は「ペンタックスME」のカメラ修理を行っています。
小型軽量でとても人気あるカメラですね。
この頃は4万円前後で絞り優先オート露出専用機という
エントリーモデルが各社そろっていましたね。
今回のペンタックスME、オリンパスOM-10
ミノルタX-7、ニコンEM。。。等々。。。
どれも気軽に持ち歩けて現在でも楽しいカメラです。

今回の個体はME系のカメラで
多発するミラーアップしたままロックしてしてしまう。。という症状です。
原因はほとんどの場合、ミラーボックス駆動部の固着です。
使われているブッシュが融解して固着の原因となってしまうのです。
何も対策がされていなければ
確実にいつかは発症するというトラブルですね。
ME系は電子制御シャッターですが
基盤そのもののトラブルはかなり少ないと思われます。
今回のようなミラー駆動系のトラブルさえ対策しておけば
かなり安心して使っていただけるカメラだと思います。

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まずは問題のミラー駆動部の整備を行います。
シャッターユニットはセイコー製ですね。
ME以外のカメラにも多く使われているシャッターユニットです。
もちろんシャッター周りの整備も行い
他、各部点検整備一式を行います。

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キヤノンFXのカメラ修理

今日は「競馬の日」だそうですよ。
残念ながら(?)私、ギャンブルほとんどやったことないのですよね。。。
浪費癖jはあるのですが。。。(笑)
人生そのものが充分ギャンブルだから、まぁいいか。。。(笑)

さてさて

本日は「キヤノンFX」のカメラ修理を行っています。
先日もFXの修理をご紹介しましたね。
頻繁に修理依頼のあるカメラではないのですが
不思議なことに同じ機種が続けて入庫することはよくあります。

今回、ご依頼の個体は
シャッター幕(後幕)が途中で止まった状態でお預かりしました。
もちろん巻上げはできませんしレリーズも押せません。
まずはこのシャッター幕を正常に戻さなくてはいけません。
露出計は外光式なのでこの状態でもチェックできましたが
バッテリーチェック時、露出計作動時
両方とも激しく針がフラつきます。SW周りの接触不良だと思われます。
ミラーアップしたままだったので
キヤノンFシリーズ初期モデルで多く見かけられる
プリズム腐食の有無がお預かり時には確認できなかったのですが
ほんのわずかに縦線腐食が見られるだけで
通常の使用に全く問題ない状況でした。

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ミラーボックスを外して
シャッター周りがある程度見える状態になってわかりましたが
後幕リボンが遮光版に引っかかって
からまってしまっていました。
運よくリボンそのものにはダメージがないようなので
正しい位置に戻したところ
とりあえずは動作するようになりました。
ただし、随分精度は狂っているようです。
これから本格的に各部点検整備一式に取り掛かります。

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ミノルタXD-sのカメラ修理

今日はいわゆる「中秋の名月」、十五夜ですね。
。。。とはいっても旧暦の15日が
必ず月齢十五の満月なわけではなく
今日の月齢も13.7なのでほんの少し欠けて見えると思います。
残念ながら、お天気は全国的に微妙ですね。
まぁ、今夜でなくてもこれから晩秋にかけての月は
高度も高くなってきて非常にキレイなので
また改めてじゅっくり鑑賞でもいいと思います。。。。
とりあえず。。。お団子が食べたくなってきました。。。(笑)

さてさて

本日は「ミノルタXD-s」のカメラ修理を行っています。
XD-sの「s」は「senior」の頭文字だそうです。
なぜシニアかというと「視度調整機能」が付いているからとのこと
年齢に関係なく視度調整は付いていると便利です。
そのかわりXDにはある「アイピースシャッター」が省略されています。
他は通常のXDと全く同じモデルです。
もちろんXD同様にミノルタらしい
非常に使い心地の官能的なカメラです。

今回のお預かりの個体は
一見、シャッターも一通り切れていて
あまり問題がなさそうにも見えるのですが
「絞り優先時」、「シャッタースピード優先時」の
ファインダー内表示切替が動きません。
今回の場合は「絞り表示」のままで
動かなくなってしまっているようです。

他、一通りチェックしたところ
露出計、シャッタースピードともに
多少の狂いが出てきているようなので
各部点検整備一式を行います。

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まずはこれからファインダー表示不動の原因を先につきとめます。
おそらく周辺の腐食モルトが原因とは思いますが。。。

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ペンタックスSPのカメラ修理

今日は「メンズバレンタインデー」だそうですよ。。。
初めて知りました(笑)
男性から女性へ下着をプレゼントして愛を告白する日だそうです。
これもねぇ。。。カッコ良い人がやれば許されるだろうけど。。。
一歩間違えればセクハラで訴えられそうです。。。(笑)

さてさて

本日は「ペンタックスSP」のカメラ修理を行っています。
ペンタックスの名を一気に轟かせた大ベストセラー機ですね。
現存している個体数も圧倒的に多いですが
程度も様々できちんと動いている個体には
意外になかなか巡り会えなかったりします。
さすがに発売から50年を超えるカメラです。
何かしらの整備が必要な個体がほとんどです。

今回、ご依頼のカメラは
半分解品の状態で送られてきました。

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こんな感じです。底部チャージリンク関係が
結構、バラバラになっています。
幕が開きっぱなしになっているので
単純に組み付けるだけでは動作しないと思われます。
まずはある程度組み付けて
そこから改めて分解整備に取り掛かる感じです。
この状態ではどこが不調なのかは判断できませんが
一通りの分解整備一式で各部調整をしていきます。

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ペンタックスMEのカメラ修理

今日は「宇宙の日」だそうですよ。
以前は思い出したように星景写真を撮ったりしてたのですが
最近、少々ご無沙汰ですね。
少々、話が逸れますが
子供の頃に星雲や星団に興味があって
6cmの屈折望遠鏡で夜な夜な眺めていた時期がありました。
あれから35年。。。
今は一般用望遠鏡や撮影機材なんかも
当時から考えると想像を超える進歩をしているのですね。
お金と時間に余裕があれば天体写真にも是非チャレンジしたいです!

さてさて

本日は「ペンタックスME」のカメラ修理を行っています。
ちょっとヒサビサのME系の修理ですね。
MEはコンパクトで使いやすい絞り優先オート露出専用機です。

今回の個体も家に保管されていたもののようです。
このたび修理して息子さんが使うとのこと。
代々受け継がれていくのは
この時代のフィルムカメラならではですよね。
修理にも気合が入ります。

まずはME系定番のミラーアップしたまま
シャッターも巻上げもできない。。。という状況ですが
巻上げが中途半端な位置で固まっています。
加えてシャッターはチャージされた位置で止まっている。。。
ME系のミラーアップのほとんどの原因は
ミラー駆動部の固着ですが
今回はそれだけではないようです。
さらに電池室は錆で固着していて全く開きません。
溶剤を使って何とか開けると
中から真っ黒になった電池が出てきました。
当然、電池を入れ替えても電源は入りません。

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これからミラーボックスを外し、シャッター周り
巻上げ部分の点検整備から行います。
一緒に入庫したレンズはカビ取り清掃を行います。

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ミノルタSRT201のカメラ修理

広島カープ、優勝おめでとうございます!!!
いやぁ。。。本当によかった。。。
亡くなった祖父さんにも見せてやりたかった(涙)
私は広島・呉の出身なんでやはりカープには特別な思いがあります。
私の子供の頃のカープはとても強いチームで
毎晩、ラジオとテレビで祖父さんと一緒になって
応援していました。。。。しかし25年は長かった。。。(笑)

さてさて

本日は「ミノルタSRT201」のカメラ修理を行っています。
SRT201。。。何だか聞き慣れない名前ですが
これは当店のブログでも頻繁に登場する
「SRT101」の北米輸出モデルなのです。
ネーミングが違うだけで
中身は通常のSRT101と同様です。
でも上カバーに「SRT201」とロゴがあると
ちょっと雰囲気変わりますね。

今回、ご依頼の個体は
シャッターが切れない状態でやってきました。
もちろん巻上げもできない状態です。
シャッター幕の状態を見ると
チャージはされているようです。
レリーズは押せるのですが無反応。。。
何らかの原因で最初のミラーアップが
作動しない状態であると思われます。

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ちなみに一緒にお預かりしたレンズは
MD ROKKOR-X 50mmF1.7 こちらも輸出仕様でちょっとカッコよいです。
まずはこれからミラーボックスを外して
レリーズ→ミラーアップ→先幕走行→後幕走行→ミラーダウンの
一連の動きをチェックしていきます。
並行してシャッター周り、ミラー駆動部の整備を行っていきます。

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