月別アーカイブ: 2019年3月

キヤノンフレックスのカメラ修理

今日は3月8日。。。
語呂合わせ記念日の多そうな日ですねぇ。。。
ざっと調べただけでも
「みつばちの日」、「みやげの日」、
「サバの日」、「ビールサーバーの日」
「さんぱつの日」、「さやえんどうの日」
「サワークリームの日」。。。などなどなど。。。(笑)
そんな中に「ザンパの日」というのがありました。
ここでいる「ザンパ」とは琉球泡盛のブランド「残波」のことです。
居酒屋とかでもよく見かけますね。
泡盛って頻繁には飲まないのですが
たまに無性に飲みたくなりますね!
普通の泡盛ではなくて
20年以上熟成させた古酒(くーす)を飲んでみたいのですが
なかなか縁がない。。。(苦笑)

さてさて

今日は「キヤノンフレックス」のカメラ修理を行っています。
発売開始は1959年
キヤノン初の一眼レフです。
キヤノンはこの時代、
レンズ交換式レンジファインダー機のトップメーカーであり
一眼レフには乗り遅れた印象があるのですが
キャノンフレックスのデビューはそれほど遅いものではなく
ニコンFと同じ年なのです。
最大の特徴はスーパーキヤノマチックと言われる
自動絞り機能でレンズ側に絞り羽根を駆動させるための
チャージ機能がついています。
レンズ装着の際には必ずレンズ側はチャージ状態で装着します。
残念ながらキヤノフレックスは
販売面ではそれほど成功とは言えなかったようです。
着脱式のファインダー、底面トリガー式の巻上
キヤノン初の4本軸ドラムシャッター
スピゴット式のRマウント。。。等々、先進的な部分も数多くあったのですが
その時代に求められていたシステムカメラとしての
一眼レフという意味合いでは他社に少々見劣りしたようです。

お預かりしているキヤノフレックスは
ご依頼者様が最近入手されたもののようです。
シャッター幕はきちんと走りきらず
幕にカビも見られます。
ミラー駆動も粘りがあり、全体的にとにかく動きが悪い状態です。
装着されているスーパーキヤノマチックR50mmF1.8も
絞り羽根のみならずいたるところが油だらけで
絞り羽根は当然固着してしまっています。
まずは駆動部分をひたすら清掃して
動きをよくすることから始めます。

外観も含めて一通り仕上がった状態の写真です。
どことなく後のキヤノン一眼レフに通ずるカッコ良さがありますね。
変速機能がボディ上部、巻上機能がボディ下部に
きっちり分かれていてスペース的にも余裕があり
整備性は悪くないと思います。
最初はどうなることかと思うほど
あちこちの動きが悪かったのですが
分解整備の結果、非常にスムーズに動作すようになりました。
快適に撮影に使えるレベルになったと思います。

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ペンタックスMXのカメラ修理

朝、いつも「今日は何の日」かを調べるときに
何となく自分で予想してみるのですが
今日は3月7日。。。
「みんなの日」とか「さかなの日」かなぁ。。。と考えていました。
「みんなの日」はなかったですが「さかなの日」はありました!
子供の頃はお刺身以外の魚は苦手でしたが
今は焼き魚とかも含めて魚は大好きですねぇ。。。
焼き魚ならやっぱりサンマが美味しいですよね!
そういえば。。。
こっち(関東)ではまず見かけることはありませんが
西のほうだとギザミ(キュウセン)の塩焼きが美味しいのですよねぇ。。。
ベラの仲間だから見た目は派手で
あまり美味しそうには見えないかもしれませんが
赤ギザミでも青ギザミでもとても美味しいのですよ!
大きくて新鮮なアオギザミだったら刺身でも美味しいです。

さてさて

本日は「ペンタックスMX」のカメラ修理を行っています。
発売開始は1976年です。
ペンタックスMシリーズの第一号機として発売されました。
Mシリーズ中唯一の機械制御シャッター機でもあります。
MXより4年ほど前に小型軽量とセールスポイントとした
OM-1が発売されていますが
MXはOM-1を相当意識して作られたらしく
縦・横・厚み、それぞれ0.5mm、OM-1より小さく作られています。
OM-1と同様にシャッター幕巻取りリボンには
通常のリボンではなく紐状リボンが採用されています。

MXの定番トラブルはやはり。。。
ミラーアップしたままになる、というトラブルでしょうか。。。
他の縦走りシャッターのMシリーズは
ミラー駆動部の動作不良が
原因でミラーアップしたままになりますが
MXの場合はSP等で見られる現象と同じく
シャッター幕動作不良が原因のことがほとんどです。
ミラーアップトラブルまで起きていなくても
未整備の個体は後幕の動作不良を起こしていて
シャッタースピードの精度が全く出ていないものが非常に多いです。

今回、お預かりしているMXは
ミラーアップ固着にはめったになりませんが
(それでも低速時にまれに起こる)
いずれにしても後幕の動きが非常に悪い状態です。
高速シャッターの精度は全く出ておらず
写真の両端で1.5段露出量が異なるような状況です。
加えて露出計が不安定で
シャッターダイヤルに軽く触れただけで
露出計がマイナス方向に振り切ってしまうような状況です。
今回の露出計のトラブルは
シャッターダイヤル下の抵抗の汚れが原因のようで
修理は可能でしたが
MXのようなLED式の露出計は制御部分が壊れていると
修理不可能なことも多い部分です。

写真は一通り整備が完了した後のものです。
(装着レンズは当店のテスト用レンズです)
いつものことですが
特に横走りシャッター機の幕軸清掃及び注油を行うと
幕速が安定するまで何日間か時間を置いてから
最終チェックを行います。
幕速トラブルの多いMXの場合は尚のこと入念に行います。
ご依頼者様はこのMXを入手したばかりで
本格的に使う前に
点検整備を行いということで当店にやってきました。
何とか春本番には間に合いそうなので
思う存分、楽しんでいただければと思います。

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オリンパスXAのカメラ修理

今日は二十四節気でいうところの
「啓蟄」ですね。
「大地が温まり冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃」ということです。
言葉だけ聞くと
土の中からあらゆる虫がうごめきながら
這いずり出てくる。。。というような
気持ち悪いイメージしかわかないのですが。。。(苦笑)
いよいよ春本番ということです!
昨日は定休日だったので
新宿御苑にカメラを抱えて行ってきたのですが
寒桜や河津桜にメジロやヒヨドリが集まって
早くも一部では春爛漫の雰囲気でした。

さてさて

本日は「オリンパスXA」のカメラ修理を行っています。
オリンパスらしい独創的で非常に軽量コンパクトなカメラです。
その後、同じようなカメラもたくさん出てきましたが
レンズバリアーが装備された石鹸箱のような
愛くるしいデザインはXAが元祖です。
このスライド式レンズバリアのおかげで
レンジファインダー機でありがちな
レンズキャップを付けたまま撮影してしまうこともなく
ケースも不要なため、カバーをスライドするだけで
素早く撮影体制に入れます。
XAには今回の初代XAの他にXA1~4が存在しますが
レンジファインダー機なのは初代XAのみです。
(絞り優先AE機なのも初代XAのみです)
さらに35mmフルサイズカメラなのに
ハーフ判のペンと同じくらい小さく
またレンズの出っ張りもほとんどないため
本当にポケットにすっぽり収まってしまいます。
個人的にも定期的に欲しくなるカメラですが
何だか巡り合わせが悪くて
未だに手に入れてないカメラでもあります(苦笑)

お預かりしている「XA」は
ご依頼者様のご自宅に眠っていたものだそうです。
まずはシャッターが全く切れません。
もちろん新しい電池を入れても同様です。
ただし、電源が入っていないわけではなく
ファインダー内露出計は反応していますし
バッテリーチェックも作動しています。
こういう場合、軽く押すだけでシャッターが作動する
フェザータッチのシャッターボタンの接触不良が考えられるのですが
シャッターを切ろうとボタンに触れると
わずかにファインダー内露出計が反応するので
シャッターボタンは問題ないと考えられます。
分解してみてわかったのですが
ソレノイドに連動して動くシャッター軸の固着が原因でした。
XAは電子制御シャッター機なので
修理不能の場合も正直ございます。
(一例ですが明るさに関わらず
シャッターが一定速度でしか切れないものは修理不能です)
その他、電池室の端子の不具合や
露出計、オート精度の調整等々
一通りの整備を行い完了となりました。

ハードケース付です。非常に大事にされていたようで
外観はもともと非常に良い状態です。
専用フラッシュ(写真のA11が最もとよく見かけますが
A16、A9も存在します)も問題なく発光します。
フラッシュを付けると少しばかり大きくなりますが
あればやはり便利です。
普段は外しておいて軽快に撮り歩き
必要なときだけ取り付けるほうが良いかもしれません。
いずれにしても魅力的なカメラです。

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オリンパスペンFのカメラ修理

今日は3月4日。。。
「ミシンの日」、「雑誌の日」、「サッシの日」。。。等々
語呂合わせに由来する記念日が並びますが
そんな中に「差し入れの日」というものもありました。
差し入れ。。。嬉しいものですよねぇ。。。
いや、最初に間違いのないように言っておくのですが
差し入れを催促しているわけじゃないですよ(汗)
ただ、ここで散々、食べ物の話や
お酒の話を書いているせいもあるのか
「お酒好きで甘いもの好き」というのが
伝わってしまっているようで
差し入れもお菓子や日本酒が多いような気がします。
とってもありがたいことです。
先日も岩手からご来店いただいたお客様から
スイートポテトのお菓子の差し入れがありましたが
これがまたとっても美味しかった。。。
行ったことのない土地のお土産とかをいただくと
その土地のイメージが膨らんで
尚のこと美味しくいただける気がします。

さてさて

本日は「オリンパスペンF」のカメラ修理を行っています。
オリンパスのカメラは
他メーカーに比べると軽量コンパクトで
独創的なモデルが多いのですが
「ペンFシリーズ」はその中でも特に独創的なカメラだと思います。
「世界初のハーフ判一眼レフカメラ」ということだけでも
すごいのですが、その作りがまた独特で
ミラー動作方向を90度倒して配置し
レンズを通った光は横方向に導かれ
シャッターダイヤル裏側あたりに配置されたプリズムを通り
シャッターボタン後ろ側付近にあるミラーで
反射されさらに拡大用のレンズや小さなプリズムに導かれ
ファインダー接眼部にやってきます。
その構造のため一眼レフでは当たり前でもある
ペンタ部の出っ張りはなく
横に長くレンズがオフセットされた独特のフォルムとなります。
シャッターシステムもロータリーシャッターと呼ばれる
パックマン(死語?)のような形状の
チタン製のシャッターが回転することによって動作します。
こんな構造のカメラは他では見ることができません。

ペンFのトラブルといえば
ミラーアップとプリズム腐食、スローガバナ関係が多いのですが
今回、お預かりしているペンFは
巻上に少々問題があるようです。
ペンFはその後登場した「ペンFT」や「ペンFV」と違って
2回巻上でチャージ、フィルム巻上を行います。
これが2回で完了せず、2回とほんの少し巻かないと
チャージが完了しない状態になってしまっています。
このトラブルもペンFでたまに見かける症状です。
原因はシャッターチャージ部の長年の汚れや
巻上連動部のギアの磨耗などが考えられます。
清掃の上、調整することで改善します。
加えてスローガバナに粘りがあるようです。
ペンFはパックマンのような切り欠きがある
ロータリーシャッターを回転させているのですが
最高速の1/500以外のSSでは
スローガバナを使い一瞬、動きを止めて
SSを制御しています。
そのため普通のカメラなら低速時のみ動作するスローガバナーが
ペンFの場合、最高速以外の全てのSSに関わります。
(ということはスローガバナって呼ぶのは間違いかも。。。)
ガバナ本体及びシャッターユニットも
入念に清掃して整備していきます。

写真は一通り整備が完了した状態のものです。
巻上はもちろん正常な状態になり
フィーリングも良好になりました。
もちろん精度も申し分のない状態です。
ペンFといえばボディの花文字が特徴で
非常にカッコ良いですが
純正レンズキャップの花文字も文句なしにカッコ良いですね。

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ペンタックスSPのカメラ修理

今日は3月3日、ひな祭りの日はもちろんですが
「耳の日」でもあるのですね。
目も耳も少しずつですが年齢とともに衰えています(汗)
耳だけでなく「五感」に関する部位は
特に大切にしなければいけませんねぇ
今日は「耳の日」なのは単純に語呂合わせからですが
サリバン女史がヘレン・ケラーに指導を始めた日でもあり
電話の発明者であるグラハム・ベルの誕生日でもあるそうです。

さてさて

本日は「ペンタックスSP」のカメラ修理を行っています。
ユニバーサルマウントであるM42マウント採用機として
最もポピュラーな存在で
60年代を代表するカメラと言っても良いと思います。
ところでSPというネーミングは「SPOTMATIC」の頭文字で
ボディの肩部分にも刻印されています。
SPの内臓露出計は接眼レンズ脇に
受光体(CdS)を装備した平均測光ですが
もともとは「スポット測光」を搭載する予定だったそうです。
ただ試作機の段階で変更が行われ
その時代の受光体(CdS)の精度の問題等もあり
一般的な平均測光に変更されました。
「SPOTMATIC」のネーミングは開発時の名残なのだそうです。
その後、スタンダードになる「開放測光」に慣れていると
SPの「絞込み測光」は多少不便に思われますが
レンズ側とボディ側の連動が少なくてすむ
「絞込み測光」だからこそ
世界中のいろいろなメーカーから発売される
M42マウントレンズを内蔵露出計で使えるわけなのです。

爆発的に売れたカメラなので
現存数も非常に多いですが
発売開始から50年を超えるカメラであり
トラブルを抱えている個体が非常に多いと思われます。
お預かりしているSPは
持病ともいえるプリズム腐食こそないものの
シャッター周り、巻上周り、ミラー駆動部等々
動作部の動きはやはり悪い状態です。
低速シャッター時にはミラーアップしたままになり
高速シャッターは先幕、後幕のバランスが崩れ
1/1000も何とか開いてはいるものの
写真の両端では露出量がかなり異なってしまう状況です。
加えてファインダーを覗くと
何かの部品がコンデンサレンズ上に落下しているようで
大きな部品の影が視野を遮っている状況です。

これからミラーボックスを降ろし
まずはシャッター幕軸の清掃から始めます。
幕速が狂っているからといって
単純に幕テンションをいじるだけでは根本的解決にはなりません。
まずは幕軸の古い油や汚れを落として
円滑に動作する状態にして
最後の微調整で幕速テンションの調整を行います。

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コニカC35FDのカメラ修理

今日は3月2日ということで
「ミニの日」ですね。
ミニチュアや小さいものを愛でようという日だそうです。
カメラや模型も小さくて精巧にできているものは
眺めているだけでも楽しいですよね。
。。。と言っている割には
私が個人的に使っているカメラは比較的大きなものばかりで
小さくてしっかり作られたものは意外とないのですよねぇ。。。
カメラはともかく小さなジオラマでも
気分転換に作ってみようかな。。。

さてさて

今日は「コニカC35FD」のカメラ修理を行っています。
これも小さくてしっかり作られたカメラですね。
通常のC35に比べるとレンズが大口径な分
少し大きくて重いですが
F1.8クラスのレンズを搭載するカメラとしては
やはり小さいカメラだと思います。
38mmという絶妙な焦点距離も魅力です。
さらに通常のC35はプログラムオートでしか撮れませんが
FDはシャッタースピード優先AEです。
使い方によっては絞りを意識的にコントロールすることもできるので
表現できる幅はやはり通常のC35よりも大きいと思います。
シャッターユニットはコパル製で最高速は1/500
もちろんレンジファインダー搭載機です。

シャッタースピード優先AE機のため
露出計が動作していないと
絞りは常に開放で動作してしまいますが
お預かりしているC35FDは
その肝心の露出計が動きません。
電池を新しく入れても同様です。
こういう場合、一番に疑うのは
電池室周りの接触不良や断線ですが
このC35FD、過去に電池室周りの
修理をしているようでそこに不具合は見当たりません。
テスターであたってもきちんと導通しています。
一番厄介なのは露出計そのものが
ダメな場合なので
次に上カバーを開けて露出計本体に
直接電流を流してみます。
すると露出計指針は元気に跳ね上がります。
。。。となると次に歌がわしいのは
レンズ上部に設けられた受光体(CdS)です。
レンズ前面の化粧枠を外しCDSを取り外します。
今回はCdSそのものが悪かったわけではなく
CdS周りのはんだ付けが劣化して
断線状態になっているようです。

露出計トラブルの原因はこれで解決しそうですが
他、シャッター羽根、絞り羽根の粘り
距離計のズレ等々、細かなトラブルも抱えているので
これから一通りの整備を行っていきます。
まずはシャッターユニットの整備から取り掛かります。

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ペンタックスMEのカメラ修理

今日、3月1日は「豚の日」だそうですよ。
豚肉。。。お安くて美味しくて庶民の味方ですよねぇ。。。
グリルにしてもソテーしても美味しいし。。。
豚しゃぶもいいですよねぇ。。。
でも、豚肉といえばやっぱりローストンカツかな。。。
昔から大好きなのですが
寄る年波には勝てないと言いますか
以前のようにトンカツをガツガツ食べられなくなりました(汗)
まぁ、二切れくらいでご飯1合くらい食べられるので
少しで十分なのですが。。。(苦笑)

さてさて

本日は「ペンタックスME」のカメラ修理を行っています。
軽量コンパクトな絞り優先AE専用機です。
発売は1976年です。
ME登場の少し後に各メーカーから
絞り優先AE専用のエントリーモデルで価格4万円弱という
モデルが出揃いましたが
コンパクトな絞り優先AE機というジャンルでは
やはりMEが先駆者的なモデルだと思います。
絞り優先AE機ということで
必然的に電子制御シャッター機ではありますが
電子基板関連のトラブルは少ないカメラだと思います。
発生するトラブルの大部分が機械部分です。
それもゴムや油脂類の劣化によるものが多く
修理・整備すれば改善するものがほとんどです。

今回、お預かりしているMEは
定番のミラーアップこそないものの
巻上げまわりにトラブルを抱えていて
言葉で書くと難しいのですが
巻き上げた時にそのままレバーがフラフラになってしまい
きちんと巻上軸が所定の位置に戻ってこないようです。
もちろん、その状態ではシャッターは切れません。
何度か巻上動作を繰り返すと
何かの拍子で軸ごと力強く戻ってきます。
それだけでなくたまにチャージ滑り
(チャージした瞬間にシャッターが切れてしまう)こともあるようです。
巻上軸周り部品の動作不良及び
ミラーチャージ部分にも動作不良があるようです。

トラブルの多いミラー駆動部の整備も含め
一通りの整備を行っていきます。
ところでMEスーパーの
「クリアーブライトマットスクリーン」に比べれば
MEのファインダーは多少暗く感じるのですが
ピントの山のわかりやすさや見え心地は
決して負けてないですね。
ちなみにMEはペンタ部に「AOCOマーク」の入った
最後のカメラとなります。
MEより後のカメラは「アサヒペンタックス」ブランドではなく
「ペンタックス」ブランドになるわけですね。

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