キヤノンAE-1プログラムのカメラ修理

今日もこれといった記念日のない日ですが…..(苦笑)
毎月20日は「ワインの日」だそうです。
「ワイン」をフランス語では「vin(ヴァン)」と呼び
この発音が数字の「20」を意味するフランス語の「vingt(ヴァン)」と
似ていることからだそうです。
なお、日本で一般的に使用される「wine(ワイン)」は英語ということです。
お酒はいろいろ飲みますがワインも美味しいですよねぇ
そんな高級なものはよくわかりませんが
そこらへんで普通に売っている安いワインであれば
結構飲んでいます。
味も香りもいろいろでなかなか楽しめます。
最近は甘みのかなり少ない白ワインをキリっと冷やして
飲むのが好みです。食事にも合わせやすいです。

さてさて

本日は「キヤノンAE-1プログラム」のカメラ修理を行っています。
1981年発売のカメラです。
1976年に発売されAシリーズの一号機であり
全ての「Aシリーズ」の基本形となる「AE-1」の後継機にあたります。
基本的な機械駆動部は他のAシリーズと同じく
やはりAE-1の構造を引き継いでいるのですが
電子制御に関してはこの5年間の間で目覚ましく進歩し
全く別物になっています。
AE-1の頃にはまだまだ糸連動なんかも残っていて
かなりアナログな制御をしていた部分もあったのですが
「AE-1P」ではそのあたりは全て接点と摺動抵抗等で置き換えられています。
その接点等も時代を反映して材質等も変わっています。
この時代の電子制御技術の進歩は本当に目まぐるしいほどです。
機能的には従来のAE-1にプログラムオートが追加されたぐらいなのですが
ファインダー表示はより現代的となり
コンデンサレンズも不要となりながらも以前より
明るくキレの良いファインダー視野を実現しています。
使い比べてみると従来モデルとはかなり差があることが
はっきりわかるほどの進歩を遂げています。

お預かりしている「AE-1P」は
外観もキレイでコンデイションのよさそうな個体です。
ただお決まりのシャッター鳴きが発生しています。
加えて露出計が不安定なうえに相当オーバー目に表示されます。
それに伴って実際のオート露出もかなりオーバー目に制御されます。
そしてマグネットの吸着状況が悪いのか
まったくレリーズできなくなることが多々あるようです。
何度かトライしてみればそのうち切れるのですが
こんな状態ではさすがに実際の撮影に使えません。

上カバーを開けただけでも従来のAE-1とは
全く別物の光景が広がっています。
見ただけでも随分と現代的になっているのがわかります。
電子制御シャッター機は各接点とマグネット吸着部
摺動抵抗等の清掃等が肝になってくるので
そのあたりを入念に行っていきます。
その上で機械的駆動部の整備を一通り行い
最後に電気的調整で精度を出してきます。

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