ニコンFGのカメラ修理

今日は「夏至」ですね。
北半球では一年のうちで昼(日の出から日没まで)が最も長く
夜が最も短くなります。
日の出の時刻は4時30分頃、日没は19時頃。
昼の時間は約14時間30分、夜の時間は約9時間30分となります。
そして「夏至」に関連して多くの記念日が制定されています。
そんな中に「スナックの日」なんてのがありますね。
ここで言う「スナック」は「スナック菓子」のことですが
ついつい、飲み屋の「スナック」を連想してしまいました。
週に3~5回、通ってた時期もあったなぁ…(苦笑)
「スナックの日」はかつて「夏至」のお祝いに
「歯固め」と称して正月の餅を
固くして食べる習慣があったことに由来するそうです。
スナック菓子にそこまで固いものはなかなかないような気がしますが…
まぁスナック菓子はどれも美味しいですよね。
高カロリーなものやジャンクなものを
あまり食べないようにしているので
(まぁ甘いものには手を出しがちですが…)
近年はスナック菓子を口にすることも少なくなりました。
でも食べだすと止まらないのですよねぇ…
ビールのお供に合うものも多いですし…
うーん、なんだか今日の帰りにポテチとか買って帰りそうです(笑

さてさて

本日は「ニコンFG」のカメラ修理を行っています。
1982年発売のカメラです。
先行発売されていたエントリークラスの「EM」を
ベースにマルチモード化されたカメラです。
「EM」は絞り優先オート露出専用機でしたが
「FG」ではこれに加え、マニュアル露出
プログラムオート露出、絞り優先オート露出が
追加されています。
機能的には「FG」より上級機である
当時の「FE」よりも
露出モードの多彩さに関しては越えています。
細かい機構に関しては割愛しますが
プログラムオート時に絞りを手動変更することによって
SS優先オート的にも使用できます。
この機構のために絞り連動レバーの動きを
絞り段数にほぼ比例するよう改善した
Ai-Sニッコールレンズが登場しています。
ただし、従来のAiレンズでも自動露出を可能とするため
ミラーアップ直前に絞り込み測光を行う
瞬間絞り込み測光も搭載されています。
このあたりがいかにも当時のニコンらしいと思います。
この絞り込み測光機構のせいもあり
FGのシャッター・ミラー駆動音はちょっと独特な感じがあります。

お預かりしている「FG」は
一通り動作してはいるものの
高速シャッターに問題がある状態です。
特に1/1000では全く開かず
1/500でも1/3くらいしか開かないような状態です。
カメラテスターで計測してみると
明らかに先幕の動きが悪いことがかわりますが
それを差し引いても高速域のシャッタースピードが
全体的に速すぎ(露光が少ない)で
マグネットの吸着不足もあるかと思われます。
実際、フィルム室から見ても先幕部分の金属羽根には
薄く汚れが見受けられます。
シャッター羽根とマグネット吸着部に
入念な清掃が必要な状況です。

画像は取り掛かり始めのものです。
マルチモード機になったことにより
「EM」よりはかなりややこしい様子となっています。
シャッターユニットの整備ができる状態に分解するまでに
かなりの手間を必要とします。
その後の電気的な調整も結構ややこしいカメラです。
ひとつひとつ確認を入れながら
慎重に作業を行っていきます。

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