コニカFTAのカメラ修理

今日は「夕刊紙の日」らいいですよ。
1969年(昭和44年)のこの日、駅売り専門の夕刊紙
「夕刊フジ」が創刊したそうです。
昭和44年といえば、私の生まれた年なんですね(笑)
48年前か。。。私も歳とりましたねぇ。。。

さてさて

本日は「コニカFTA」のカメラ修理を行っています。
このFTA、なかなか特徴的なカメラで
機械制御の縦走りシャッターを装備するのですが
シャッタースピード優先AEが使えます。
通常、一眼レフの場合、AEができるカメラは
電子制御シャッターだと相場が決まっているのですが
このFTAはコニカがレンズシャッター機でお得意としていた
針挟み式のAEを一眼レフに組み込んでしまったのですね。
機械式シャッターだから露出計とAEさえ使わなければ
電池ナシでも撮影できます。
シャッターユニットは堅牢さで定評のあるコパルスクエアです。

今回、お預かりしたFTAは
シャッターは快調に切れています。
しかしながら電池室の腐食のため
露出計が動きません。もちろんAEも使えません。
電池室だけではなく
電池室から出ているリード線も腐食していると思われます。

ちょっと大柄で重いですが
スッキリとまとまったデザインでカッコ良いですね。
今しがた現状チェックが終わったところなので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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