今日は「冬の恋人の日」だそうですよ。
バレンタインデーとホワイトデーのちょうど中間となるため
「恋人同士の絆を深め合う日」だそうです。
。。。。うーん、何でも記念日にしちゃのですねぇ(笑)
ま、残念ながら私には全く関係ないか。。。(汗)
さてさて
今日は「オリンパスペンD」のカメラ修理を行っています。
ペンDは通常のペンの上級グレードとして1962年に発売されました。
レンズは大口径の3.2cmF1.9、セレン式の露出計を搭載しますが
露出計とボディは連動しておらず
セレン露出計の値を読み取ってマニュアルでセットして撮影するカメラです。
F1.9開放での撮影はさすがに目測ピントだと
なかなか難しいとは思われますが
やはり明るいレンズで余裕があるのはいいですね!
お預かりしてるペンDはシャッター羽根が
中途半端に開いている状態で
巻上が全く止まらずチャージもできず
シャッターが切れない状態です。
シャッター羽根の油固着が原因かと思われます。
心配されるセレン式の露出計は元気に振れており
精度も十分出ています。
今回は部品取用としてご依頼者様から
もう1台、ペンDをお預かりしています。
大口径のレンズとセレンの受光部が
明らかに通常のペンと違ってちょっと迫力ありますね。
これからシャッターユニットの分解を進めて
シャッター羽根、絞り羽根の洗浄・調整を行います。
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