リコーフレックスニューダイヤのカメラ修理

今日は「録音文化の日」だそうですよ。
録音といえば。。。いくつのときだったかな。。。
小学生であったこことに間違いはないと思うのですが
家にあるラジカセを使って
ベストテンとかで当時のヒット曲を録音してましたねぇ。。。
(そういえば当時は録音することを
「ふきこむ」って言っていたような気が。。。)
最初はラジカセの内蔵マイクでふきこんでいたものが(笑)
時期にライン入力で録音するようになり
すぐにFMエアチェック(これも死語?)に移行していきました。。。
そのうち「レンタルレコード」なんて夢のようなお店が出てきて
何でも自由に録音できるようになったのは嬉しかったなぁ
遠い昔のお話でした(笑)

さてさて

今日は「リコーフレックスニューダイヤ」のカメラ修理を行います。
先日も同じくニューダイヤの整備を行いましたが
今度はシャッターがセイコーシャMXを搭載したものです。
(先日はシチズンMXLでしたね)
さらにセルフタイマーがシャッターユニット外部に装着されています。
レンズも先日のものとは異なり
今回のものはリケノン銘の8cmF3.5が搭載されています。

お預かりしている個体は
まず最大の問題がテイクレンズのクモリです。
古いカメラのレンズクモリは正直言って取れないものが多いです。
既にレンズそのものが変質してしまっているのですね。
今回はまだ取り掛かっていないので何ともいえないのですが
できる限り清掃してみてどこまで復活できるかといったところです。
他、スローガバナ、セルフタイマーは固着気味で
絞り羽根、シャッター羽根にも粘りが少々見られます。
この辺はもうお決まりのトラブルですね。

ちなみに曇っているレンズがテイクレンズ後玉ユニットの
一番前のレンズです。
リコフレだけでなく
二眼レフ全般で一番曇っていることの多い箇所ですね。
プレスボディのリコーフレックスも良いですが
しっかり作られている感の強い
こちらのニューダイヤもなかなか魅力的です。
それではこれから本格的に分解整備に取り掛かります。

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