キヤノンAE-1のカメラ修理

さて!今日から当店も通常営業です。
年末年始休みなんて「あっ」という間に終わりますね。
たいしてお正月らしいこともしていないのですが
地元に戻って友達と遊んで充実した休みだったと思います。
今年は昨年以上にがんばります!
今日、1月5日は「新年宴会の日」で
昔は祝日だったのですね。
(1874年(明治7年)から1948年(昭和23年)まで)
宮中において新年の到来を祝う宴会を行い
民間でもこれにならってこの日に新年を祝う会を行っていたのだそうです。
新年会のための祝日なんてこの時代ならではですよねぇ。。。
まぁ、私は基本「ぼっち」なので
新年会も忘年会も全く縁がないのですが。。。(笑)

さてさて

本日は「キヤノンAE-1」のカメラ修理を行っています。
一眼レフにおけるAE時代を開花させた記念すべきカメラです。
世界で初めてマイクロコンピュータを
搭載したカメラとしても知られています。
AE-1の「AE」はオート露出の「Automatic Exposure Contorol」の略ではなく
「Total Automatic System By Electronic SLR Camera」の意味を持ち
「1」は電子式カメラの頂点を表すのだそうです。
「Aシリーズ」の初代機でもあった「AE-1」は
キヤノンが社運を賭けて開発したカメラで
当然のごとく大ヒットとなり、その後の一眼レフ全体に大きな影響を与えたのは
間違いないと思います。
非常に使いやすくて良いカメラですが
大ヒットしたカメラで現存する台数も非常に多く
中古市場ではあまり高い評価をされることなく
酷い扱いを受けてジャンクとなっているものも多く少し悲しくなりますね。
キチンと整備を行えば現在でも非常に良いカメラです。

お預かりしているAE-1は
とりあえず動作はしているのですが
Aシリーズ定番のシャッター鳴きがたまに出るようです。
シャッター鳴きが出たときにはミラーアップしたままになることも多く
ミラーの動きが非常に悪いと思われます。
高速シャッターの精度も出ておらず
露出計・オート露出は2段以上オーバー傾向です。
全体的に整備が必要な状態で
その上で調整が必要だと思われます。

典型的な電子制御カメラですが
電子部品がダメで修理不能というパターンは少ないカメラです。
ただし、今回はそんなことはありませんが
分解品も多くフレキが切れているものもよく見かけます。
そうなっていると基本的に修理不能です。
さらに電子制御カメラとはいえ連動糸もまだ残っていて
これが切れている個体もたまにみかけます。
それもまず間違いなく分解品です。
お預かりしているAE-1は出所のはっきりしているカメラで
もちろんそんなことはなく
しっかり整備してしまえば現在でも快適に使える状態になりそうです。
おそらく随分長い間眠っていたものと思われますが
再びステキな写真をたくさん作り上げていってもらいたいものです。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。