オリンパスOM-1のカメラ修理

今日は「海外旅行の日」だそうですよ。
「遠(10)くへ行く(19)」と読む語呂合わせからだそうです。
もうとっくの昔にパスポートも切れちゃってるし
海外旅行はもう縁がないかな…あまり興味もないですし…
サラリーマン時代は報奨旅行や写真旅行で
海外(…とっても比較的近場ばかり)に行くこともあったけど
もうわざわざ海外にまでは行かないでしょうねぇ…
安心して気軽に旅行できる国内のほうがまだ興味が湧くかな…
…というか私、関東住みになってなんだかんだで
20年以上になるのですが
都内も含めてまだまだ行ったことないところが
近場で山ほどあるのですよねぇ
もう今の私には海外ところか日本国内でさえ広すぎるし
もっと身近に行けるところをしっかり楽しみたいかな…
でもそれさえも時間が取れなかったりで
なかなか実現しないのですが…
あんまり引きこもり気味なのも問題なので
たまの休みにはもう少し出歩きます。
でももう近場で十分です(苦笑)

さてさて

本日は「オリンパスOM-1」のカメラ修理を行っています。
やはりなんだかんだで依頼件数の多いカメラです。
このブログにも定期的に頻繁に登場します。
オリンパスはOIMシリーズだけに限らず
軽量コンパクトなカメラが得意なメーカーです。
さっとイメージできるだけでもOMシリーズを始め
ペン・ペンF、XA、トリップ35…
小ささが売りのカメラがたくさん存在します。
一般的な他メーカーのカメラより小さく造るために
各所にいろいろな工夫もされていて
構造的にも非常に独自性の強いカメラばかりです。
OM-1も例外ではなくシャッターや巻上
露出計連動…いろんな部分に他のメーカーでは見られない
構造が多く見られます。
そのため分解整備にはそれなりに慣れもノウハウも必要です。
調整や組み立てにコツが必要な部分もあり
なかなか大変なカメラです。
その上で小さく作るためにやはり若干華奢な部分もあり
他の一回り大きい堅牢さが長所のカメラに比べると
定期的に整備が必要な部分も多々あります。
それでもやはりこのコンパクトさと動作音の小ささ
そして独特の気持ちよい使い心地は魅力的です。
「OM以外の一眼レフは使う気になかなかなれない」と言われる
お客様もたまにいらっしゃいますが
その気持ちはわかるような気がします。

お預かりしているOM-1は
一通りは動作しているのですが
長らく使いっぱなしの状態とみられ
シャッターの精度、特に高速シャッターに問題があり
せっかくきちんと露出を測って設定しても
うなく写真に反映されないような状態です。
とくに1/1000、1/500だと
シャッターの両端で露光ムラが起こっており
写真の片側端が暗くなってしまうような状態です。
ミラー駆動部やスローガバナーにも少々動作不良が見られます。
定番のプリズム腐食はないものの
モルトは全滅でやはり全体的に整備の必要な状況です。

比較的後期のOM-1です。
もちろんMD対応で上画像を見てもわかりますが
露出計SW部がOM-1Nと同様の構造になっています。
それ以外にも初期・中期のOM-1とは
細かい部品もずいぶん変更されており
互換性のない部分も多いです。
今回は特に重要な部品の交換等は不要かと思われますので
問題はございませんが
部品の破損等があり交換が必要となると
生産時期によって部品が異なる場合も多く注意が必要です。

まだ上カバーを外しただけの状態ですが
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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