キヤノンF-1のカメラ修理

今日は「きのこの日」だそうですよ。
マツタケ、シメジ、シイタケ、マイタケ、エリンギ。。。。
どれも美味しいですよねぇ
やはりマツタケが王様なんでしょうね。
随分昔に大量の焼きマツタケを
お腹いっぱい食べたことがありますが
未だに美味しかった記憶が残っています。
でも、ホンシメジのソテーとか澄まし汁も
これがまた美味しいのですよね!
昔はブナシメジばかりでホンシメジが市場に出ることは
ほとんどなかったと思うのですが
最近は栽培が可能になったらしく
少々お高いですがスーパーでも見かけますね。
今夜は無理だけど近いうちにホンシメジ買ってこよう!
また日本酒が進むなぁ。。。。(笑)

さてさて

本日は「キヤノンF-1」のカメラ修理を行っています。
いつ見ても重厚且つスタイリッシュなデザインで
眺めているだけでも楽しくなるカメラです。
キヤノン初の「プロの使用に耐えうる最高級機」です。
キヤノンは現在に至るまであまり限定モデルは出さないメーカーなのですが
F-1にはいくつかの限定モデルが発売されています。
オリーブ色の限定モデルとかもありますね。
今回、お預かりしているF-1は
1976年モントリオールオリンピック限定モデルです。

巻き戻し側のオリンピック記念ロゴが輝かしいですね。
1980年にはレイクプラシッド冬季オリンピック記念モデルも出ています。
いずれもF-1がオリンピック公式モデルに
認定されたときの記念モデルです。
中身はもちろん普通のF-1ではありますが
やはりこうして記念モデルを見ると何とも魅力的ですね。

詳しいお話は聞けなかったのですが
おそらくご依頼者様は新品からこのF-1を使い続けていると思われます。
使い込まれてはいますが大切にされていたことがよくわかります。
今回はフィルムの巻上げはできるものの
シャッターチャージが全くできない。。。というトラブルでお預かりしています。
分解してみてわかったのですが
巻上側シャッター幕軸の部品が一部外れていて
それがトラブルの原因でした。
もちろん、分解しているので
シャッター周り、巻上軸周り、露出計、ファインダー、ミラー駆動部
一通りの整備を行っています。
40年以上が経過したカメラなので
やはり色々な箇所の動きが悪く
メンテンナンスすることで非常に動きはスムーズになりました。
いつものことですが
注油・清掃を行っている関係で少し馴染むまで時間を置いてから
最終調整を行って完了です。

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