オリンパスXAのカメラ修理

今日は「世界亀の日」らしいですよ。
意外と池のある都内の公園で
見かけることが多かったりします。
この季節の天気の良い日は
池のほとりの石の上で
よく甲羅干ししていたりしますよね。
眺めているとなんだか癒されます。
亀はよく寿命の長い生き物としても
知られてますよね。
「鶴は千年、亀は万年」といわれるなど
長寿の象徴ともされています。
公園の池などで見かけるミドリガメの寿命は50年以上で
さらにリクガメは100年以上、ゾウガメは150年以上生きたという
飼育記録もあるそうです。
カメが長生きな理由については
全てが解明されているわけではないですが
「心拍数がとても少ないため」という説があるそうです。
私、毎朝、血圧と脈拍を図っていますが
だいたい脈拍は1分間に80前後…
対して亀の脈拍は1分間に約10回なのだそうです。

さてさて

本日は「オリンパスXA」のカメラ修理を行っています。
1979年発売のカメラです。
スライド式のレンズバリアーを設けることで
レンズキャップを不要にするという画期的なデザインで
ヒット商品となったカメラです。
80年代になると同様のデザインのカメラが
他メーカーからもたくさん出てきます。
レンズバリアも特徴ですが
オリンパスらしい超小型なボディで
非常に持ち歩きに便利なカメラです。
「XA」では5群6枚のF-ズイコー35mmF2.8を搭載し
距離計とも連動します。
露出は絞り優先オート専用となります。
いろんな意味で非常にオリンパスらしいカメラです。

お預かりしている「XA」は
シャッターボタンを押してもなかなかシャッターが切れません。
「XA」のシャッターボタンは独特の作りになっていて
おそらくボディが非常に軽いため
普通に強くボタンを押すようなシャッターボタンだと
手振れが起きやすいと考えたのか
軽く押すだけでシャッターが切れるような構造になっています。
えっと…名称は「感圧導電性ゴム」だったかな…
要は圧力がかかると導通する素材が使用されていて
これのおかげで軽く抑えるだけでレリーズできるという
構造になっています。
そして…ここがやはり経年や汚れのせいで
不具合を起こすことが多いのです。

さすがにこのサイズにいろいろと詰め込まれているので
整備性は良くないです。
シャッターボタンの修理も行いつつ
通常の整備ももちろん行うのですが
非常に手間ががかかるカメラです。
加えて露出計等の感度不良は残念ながら
当店では修理不可能です。
他にも「XA」は既に当店では修理不可能な症状が
いくつか確認できているので
場合によってはお預かりできないことも多くございます。
今回もファインダー表示の露出計は感度不良で
ここは改善不可なのですが
オート制御は別回路で調整が行えるため
普通に撮影できる状態に仕上げて完成といたします。

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