カテゴリー別アーカイブ: カメラ修理

ペンタックスSPのカメラ修理

今日は「飛行船の日」だそうですよ。
飛行船も気球もそうですが下から見ていると
ゆっくり優雅に移動していく姿に癒されますね。
おそらく実際の空の上は風が強かったりで
下から見ているほどゆったりした状況ではないかもしれませんが。。。
たまに今でも見られる飛行船はたいてい宣伝用で
無人でラジコンで操作されているものだと思いますが
現在でも人を乗せるための飛行船なんてあるのですかね?
ちょっと乗ってみたい気が。。。(笑)

さてさて

本日は「ペンタックスSP」のカメラ修理を行っています。
少々久しぶりのSPですね。
M42マウントを採用し現在でもペンタックス製のみならず
色々なM42マウントレンズを使えるため
とても人気のあるモデルです。

今回、お預かりしたのは非常にキレイなボディの黒のSPです。
こんなキレイな黒ボディ、めったにお目にかかれないな。。。というほどです。
あまりにキレイなので上カバーとか外す前に
ちょっと記念撮影してみました(笑)

もともとキレイだった上にきちんとどこかで清掃されているようですね。
モルトも少々傷んでいるところはありますが
比較的、近年に交換されているようです。

ただし、肝心のシャッターが1/1000では全く開かず
1/500でも1/3しか開きません。
シャッター幕の軸部分の動きが悪いものと思われます。
露出計も1段ほどアンダー目に出ています。

さすがに外観はピカピカでも寄る年波には勝てず。。。といったところでしょうか。。。。
でも、このカメラはきっちりメンテナンスすれば若さを取り戻せます。
これから本格的に分解整備に取り掛かり各部点検整備一式を行います。

 

キヤノネットQL17G-Ⅲのカメラ修理

今日は「料理番組の日」だそうですよ。
そういえば、この仕事し始めてから自炊しなくなりました(苦笑)
ま、自炊って言っても全くたいしたもの作れないので
切ったり煮たり焼いたり簡単にしかできないのですが。。。(笑)

さてさて

今日は「キヤノネットQL17G-Ⅲ」のカメラ修理を行っています。
数日前にもG-Ⅲの修理をここで書きましたが
不思議なもので同じ機種が立て続けに修理に入ることがよくあります。
そうかと思えばしばらく入ることがなくて
同じ日に立て続けに2,3台入ることとかもあります。

G-Ⅲの詳しい紹介は先日も書いたのでここでは省きますが
前回のものもそうだったのですが
このカメラ、レンズの前玉のコーティング劣化によるクモリを多く見かけます。
コーティングが劣化してのクモリのため通常の清掃では
まったくクモリは取れません。
これからG-Ⅲの購入を検討されている方は注意するポイントだと思います。

他、露出計が2段アンダー、オートが1.5段アンダー
ファインダークモリ等々、トラブルも抱えていますので
各部点検整備一式にこれから取り掛かります。

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リコーフレックスモデルⅦのカメラ修理

今日は「のど自慢の日」だそうですよ。
NHKで放送しているあのおなじみの「NHKのど自慢」
の第一回の放送が1946年のこの日に放送されたそうです。
(当時はラジオ放送)
今でもやっているんですよねぇ~ちょっとびっくりです。
あぁ。。。とりあえずカラオケにでも行きたいですねぇ(笑)

さてさて

本日は「リコーフレックスモデルⅦ」のカメラ修理を行っています。
二眼レフとしては非常にシンプルな造りのカメラです。
セルフコッキングもなくシャッター速度は3速+Bのみですが
シンプルな上、使いやすく何と言っても軽いのです。
二眼レフってぶら下げて歩くとかなりその重量が気になりますが
このカメラは本当に気軽にぶら下げて歩けますね。

このタイプのリコーフレックス(いわゆるプレスボディのもの)を
整備するときに一番ネックになるのは
レンズのクモリだったりしますが
今回、お預かりしてる個体は多少の汚れこそあるものの
クモリはほぼ皆無で状態としては非常に良いと思います。
しかしながら、ご依頼者様もご指摘されていましたが
ヘリコイド(ピントリング)が非常に重いです。
全く回らないわけではないですが
ギアを直接手で回すこのカメラの場合、指が痛くなるほどです。

ここまではいとも簡単にバラバラになります。
カメラとしての機能はほぼ右下に写っている
レンズボード部に集約しており
セルフコッキングもカウンター機能もないので
ボディ側とは機械的連結もありません。
ボディ側はフィルム巻上機構のみ
あとはファインダー部ですが
さすがにファインダー下部にあるミラーはかなり曇っていましたので
新品の鏡を切り出して交換します。

まずはシャッターユニットを降ろして
ヘリコイド部の分解清掃、グリスの入替を行います。
その後、シャッターユニット整備、レンズ清掃、ファインダー清掃と
各部点検整備一式を行います。

 

ニコマートFTNのカメラ修理

今日は「118番の日」だそうですよ。
118番とは海上での事故や事件が起きたときにかける
緊急通報用電話番号です。海上保安本部に繋がります。
いわば「海の119番」って感じですね。今のところ縁はございませんが。。。
とりあえず山から119番することのないように気をつけます(汗)

さてさて

本日は「ニコマートFTN」のカメラ修理を行っています。
このカメラもブログ登場回数の多いモデルですね。
ニコンFと同じ時代の普及モデルですが
Fに負けず劣らず丈夫に造られているカメラです。

今回のニコマートFTNはご依頼者様が
当時、新品で購入して以来、ずっと使い続けられているカメラとのことです。
すごいですよね!とても丁寧に扱われていたことがよくわかります。
今回は「たまにレリーズしてもシャッターが切れないことがある」とのことです。
チェックしてみると確かにゆっくりシャッターボタンを押していくと
10回に1回くらい、全く切れないときがあります。
何度押しなおしてもダメですが
巻上ロックは解除されるので再度巻き上げると
何事もなかったようにシャッターは切れます。
症状が出るたびにフィルムを1枚、無駄にしてしまうことになります。
チャージそのものは問題なさそうなので
シャッターユニット部のレリーズ部分の動作不良と思われます。

シャッターユニット部の点検整備修理はもちろん
他、各部点検整備をこれから行います。

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キヤノン2S改のカメラ修理

今日は「禁酒の日」だそうですよ。。。
うーん。。。無理!(笑)
お酒を飲まない日が1日、2日あったって平気ですが
美味しい食事は美味しいお酒があってこそ!ですよねぇ~
お刺身や焼き魚に日本酒がついてこなかったら美味しさ半減だし
焼肉だってビールないと悲しいですよねぇ~

さてさて

今日は「キヤノン2S改」のカメラ修理を行っています。
キヤノンお得意のバルナックタイプのカメラですね。
モデル名が刻印されていないため
外観だけでは非常に判別つきづらいです。
このタイプのカメラの本家はもちろんライカですが
キヤノンだって負けてないと思います。
一眼式のファインダーにⅡB以降のモデルでは
キヤノンお得意の変倍ファインダー
この変倍ファインダーがとても便利なんですよね。
たとえ標準レンズしか使わなかったとしても
ピントの確認等のためにいざとなれば拡大できるのは助かります。
特に135mm使用時には一眼式であることも相まって
非常に使いやすい優れたファインダーだと思います。

今回、お預かりしているのは
シャッタースピードが倍数系列の最速1/500であること
X接点があること。。。等々から「2S改」だと思われます。
名前こそ「2S」ですがこのモデルは当時の最高機「4sb改」から
1/1000を省略したモデルです。
つまり最高速以外は4sb改とほぼ同等です。

1955年の発売から60年以上が経過した現在。。。
さすがに気持ちよく使うには整備が欠かせません。
今回の個体はシャッターこそ何とか切れているものの
スローは固着気味で何と言ってもシャッター幕が硬化してしまっています。
破れやピンホールがあるわけではございませんが
これではとても正しいシャッタースピードは出ないです。

IMG_9275

まずはこの状態にしないとシャッタースピードのチェックもできません。
しかしながらこの2S改、油切れや経年劣化はあるものの
保存状態は非常に良かったようで
一緒に付いてきた50mmレンズやファインダー内に
クモリやカビがほぼありません。それだけでも非常に貴重ですね。
これから分解を進めて幕交換に取り掛かります。

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キヤノネットQL17G-Ⅲのカメラ修理

1月15日。。。といえば。。。
やはり「成人の日!」と未だに思ってしまいますね。
全然関係のない話ですが今日は「ウィキペディアの日」だそうです。
毎日のようにお世話になっていますね。ウィキペディア。。。
全てが正しい情報でないこともあるので参考程度ですが
それでも大抵のことを調べるのにウィキさえチェックすれば終わってしまいます。
便利ですよねぇ~

さてさて

本日は「キヤノネットQL17G-Ⅲ」のカメラ修理を行っています。
いわゆるキヤノネットシリーズの最終モデルでもあるG-Ⅲ
今でも人気の高いカメラですよね。
コンパクトで大口径のレンズを搭載し距離計もしっかり装備され
コンパクトとはいえ侮れない性能を持ったカメラです。

今回、お預かりの個体は随分長い間ケースに入れられて
眠っていたようです。
フィルム室のモルトはボロボロになり
レンズやファインダーにカビがかなり発生しています。
シャッターそのものは動作しているのと
この手のカメラに多い電池室の腐食こそないものの
露出計及びオートは随分アンダー側に振れてしまっています。
セルフタイマーは普通に動作しますが
スローガバナは油切れのため若干固着気味です。

IMG_9273

なににせよ、普通に使うためには
全体をリフレッシュする必要がありますね。
もちろん外装もできる限りキレイにいたします。
まずはシャッターユニット周りから分解整備に取り掛かります。

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ミノルタALSのカメラ修理

今日は「愛と希望と勇気の日」らしいですよ。
南極観測隊のカラフト犬、タロとジロに由来した日なんですね。
直接関係無いですが
子供の頃に「炎の犬」ってドラマがあって毎週見ていたなぁ。。。
主題歌は杉村尚美さんの「サンセット・メモリー」
同じような時期に「黄金の犬」ってドラマもあってこれも毎週見てました(笑)

さてさて

本日は「ミノルタALS」のカメラ修理を行っています。
隠れた名機である「ミノルチナS」の後継モデルで
受光素子がセレン光電池からCDSに変更されたモデルです。
この時代としては非常にコンパクトなレンジファインダー機で
スタイリングも何とも秀逸です。
巻上げやシャッター音等の操作感もミノルタらしくとても良い感じです。

今回、お預かりしている個体は
鏡胴が妙にグラグラしています。
レンズボード裏で鏡胴全体を締めているリングが
緩いのではないかと思われます。
途中まで分解していて思ったのですが
それ以外にも全体的にネジが緩い印象です。
固着してガチガチに外れないのも困りますが
ガタつくほど緩いのも困りますね。

IMG_9271

露出計は随分オーバー傾向にありますので
シャッターユニット、レンズ清掃等々、各部点検整備一式と一緒に
調整いたします。
40mmF1.8の大口径レンズがついて距離計もあって
適度にコンパクト。改めてALSの良さを再確認しました。

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ニコンF2のカメラ修理

今日は「たばこの日」だそうですよ。
1946年(昭和21年)に高級たばこ「ピース」が発売された日とのことです。
そういえば私のじいさんがたばこをまだ吸っていた頃
家のあちこちに缶のピースの空き缶があって
将棋の駒入れとか鉛筆立てになっていました。。。懐かしいなぁ(笑)

さてさて

本日は「ニコンF2」のカメラ修理を行っています。
とはいっても、今日はまだ現状のチェックを行っただけで
本格的にはまだまだこれからです。

IMG_9266

レンズは当店のテスト用の標準レンズです。
F2はファインダーによって種類がいくつかあり
色もブラックとシルバーがありますが
個人的に最近はこのシルバーのアイレベルが
一番カッコ良く思えます。

1971年(昭和46年)の発売で
それまでのニコンFを全面的に改良し正常進化したモデルです。
シャッターボタンの位置が変わったことと
裏蓋を外さなくても開閉できるようになったことで使いやすさも
大幅にアップしつつ1/2000のシャッタースピード等
スペックも確実に進化しています。
F一桁機ならではの剛性感ももちろん健在です。

お預かりの個体はご依頼者様が比較的最近手に入れたもので
本格的に使う前に各部点検整備を行いたいということで
お預かりしたものです。
基本的に非常に堅牢なF2ですが
眠っていた期間もかなり長いとみられ
シャッター周りややミラー駆動部に油切れの兆候が見受けられます。
お預かり時には気が付いてなかったのですが
たまにミラーが上がりきらずにミラーアップ状態で
固まってしまうという症状も出ています。
他はスローが若干固着気味、高速シャッターでかなりの露光ムラが見られます。

一通りの現状チェックを行ったので
これから本格的に分解整備に取り掛かります。

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ミノルタXEのカメラ修理

今日は「スキーの日」だそうですよ。
私、決してスポーツ嫌いじゃないし苦手ではないのですが
(最近は運動不足のためか色々衰えてはいますが。。。)
いわゆるウインタースポーツに全く縁がないですね。。。
スキーなんて高校のときの修学旅行で
志賀高原に行ったときが最初で最後です(苦笑)

さてさて

本日は「ミノルタXE」のカメラ修理を行っています。
XEも昨日のミニフレックスと同じく
私も個人的に持っていて普段使っているカメラです。
やたら大きくて重い一眼レフではありますが
それを補ってあまりあるほどの使用感の良さのあるカメラです。
デビューは1974年。
前年にデビューしたX-1に続く中級機として発売されました。
このX-1、XEの登場により
それまで続いていた機械制御シャッターのSRシリーズと決別し
電子制御シャッターのXシリーズに移り変わっていきました。

今回、お預かりしたXEは精悍なブラックモデルで
外観はなかなかキレイなのですが
いろいろ問題を抱えています。
最初のチェックでわかっているものだけでも下記のトラブルがあります。

・モルト腐食
・プリズム腐食
・バッテリーチェックランプ不灯
・巻上にひっかかりあり
・1/1000はほとんど開いていない
・露出計はほとんど反応ナシ

これでシャッターを切るとミラーアップなんて起こっていたら
XEでよく見かけるトラブルがフルコースなんてことになるところでした。
電気的トラブルもありますが
おそらく基盤不良ではなくその前後の接点の不良と思われます。

IMG_9260

定番のプリズム腐食は中古良品と交換するしか
術がございませんが
最近、キレイなプリズムのXEをなかなか見かけなくなってきました。
大まかなチェックが終わったので
これから本格的に各部店整備一式に取り掛かります。

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ミノルタミニフレックスのカメラ修理

今日はいわゆる「鏡開き」ですね。
これも関東と関西、他地方によって異なりますが
関東では一般的に今日が鏡開きです。
うーん、鏡餅はおろか、お正月にお餅食べてないし
何一つお正月らしいことはやってないです。。。(苦笑)

さてさて

本日は「ミノルタミニフレックス」のカメラ修理を行っています。
このカメラ、実際に見たことのない方も多いのではないでしょうか。。。
いわゆるベスト判(127フィルム、4x4)を使用する二眼レフです。
このカテゴリーで最も有名なのはやはり「ベビーローライ」ですが
国産各社もこぞって4x4二眼レフを発売しました。
その中でもミノルタミニフレックスは
生産台数も非常に少なく見かけることの少ないカメラです。
一見してそのカラーリングが独特なので
他のカメラと間違うこともありません。
個人的にはこのレトロなグリーンが何とも言えず気に入っています。

実はこのカメラ、私も自分用に持っていて
twitterやFBで紹介したこともあります。
今回はそれをご覧になったご依頼者様が
このたび手に入れたミニフレックスを
当店にお持ちいただき修理のご依頼をされ次第というわけなのです。

今回、お預かりしたミニフレックスは
シャッターは快調に切れていますが
レンズボードのガタが非常に大きくピントにも影響が出るほどです。
レンズにはやはり汚れが見受けられますが
できる限りの清掃で対応させていただきます。

img_9255

このミニフレックスちょっと変わっているのが
ファインダー枠部分までダイキャストで一体となっています。
そのためファインダー部の分解清掃がなかなか大変です。
まずは、これからレンズボード取り付け部分の修理を行い、
シャッターユニット部点検整備、レンズ清掃、ファインダー清掃
ピント等の調整と各部点検整備一式に取り掛かります。

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