カテゴリー別アーカイブ: カメラ修理

ニコンFEのカメラ修理

今日は「サイクリングの日」だそうですよ
少し暑いくらいですがサイクリングにはもってこいの天気ですね。
ちょっと涼しい高原とか湖のほとりとか行きたくなりますね~

さてさて

今日は「ニコンFE」のカメラ修理です。
ここのところ、FEの修理が多入ってきています。
指針式の露出計でオートもあり
非Aiのレンズも使えるFE。。。やはり良いカメラですね!

今回の個体は十数年使用せずに保管してあったカメラとのこと。
久々に使用するにあたってまずは点検整備を。。。ということで
当店にご依頼のあったカメラです。

よくある話だとは思うのですが
長い期間使っていない(動作させていない)カメラを
いきなり通常通りに動かそうとすると
寝たきりだったご老人にいきなり運動をさせるようなもので
故障を新たに引き起こす原因ともなりますので
あまり長い間、保管されていたカメラは
まず一度、点検してみることをオススメします。

話が少し逸れました。
外装はキレイでファインダーに多少ゴミがあるものの
カビ等は見当たらず保管状態は良いと思われる
今回のFEですが、まずは簡単にチェックしてみると。。。

・モルトは完全に腐食
・露出計1段アンダー
・オートは1.5段アンダー~3段アンダーの間で不安定
・シャッタースピードは全体的に速過ぎる
・バッテリーチェックランプ点灯せず

。。。等々の問題が出てきました。
この状態だとマニュアルでもオートでも
アンダー目の暗い写真が出来上がりそうです。

IMG_7962

まずは露出計、オートの動作不良の原因と思われる
摺動抵抗、接点等の清掃をしながら
各部点検整備一式を行います。

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ライツミノルタCLのカメラ修理

今日は「小学校開校の日」らしいですよ。
1869(明治2)年のこの日、日本で最初の小学校が開校したとのことです。
小学校。。。。うーん、卒業してから35年経ってるなぁ(苦笑)
おまけに私の通っていた小学校、既に廃校になってなくなってるし。。。
でも廃校になる直前に写真だけは撮っておきました(笑)

さてさて

今日は「ライツミノルタCL」のカメラ修理を行っています。
ライカとミノルタの技術提携によって生まれたレンジファインダー機fです。
このカメラ。。。いろいろ独創的な部分が多すぎて
なかなか修理屋泣かせなカメラでもあります。
布幕で縦走りのシャッター、
巻き上げるとひょこっと出てくる露出形用の受光体。。。
独特な制御方法のスローガバナ。。。等々
でも本家ライカよりコンパクトで
とても魅力のあるカメラです。

IMG_7961

で、今回の個体ですが
ファインダー二重像が全く見えません。
ファインダー部をチェックしてみると
どうやらハーフミラーが悪いのではなく
二重像用の採光部のプリズムに原因がありそうです。

これからファインダーを降ろして
原因を突き止めてから本格的に取り掛かります。

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ニコンFのカメラ修理

今日は「小満」ですね。
すっかり気候もよくなって
万物の成長する気が次第に天地に満ち始める期間ということらしいです。
確かに。。。私のお店にも夕方になると
明かりにつられて虫が入ってくるようになりました。。。何か対策しなくては。。。

さてさて

今日は「ニコンF」のカメラ修理を行っています。
言わずと知れた伝説的名機ですね。

今回の個体はオーナー様がとても大切にされているのが
よくわかるキレイな個体です。
ブラックの塗装もとても艶がありほとんどスレもありません。
ただ、やはり経年劣化はどうしても避けられず
ファインダーを覗くとプリズムの腐食の縦線が見受けられます。
加えてシャッターの測定を行ってみると
後幕の動きが悪いよう高速シャッターでのムラが見受けられます。

IMG_7948

まずはプリズム交換から始めます。
さすがに内部のモルトはボロボロです。
その後、ボディの整備を行います。
全体的に油切れの兆候が見られるので
各駆動部分は清掃の上、必要に応じた注油を行います。

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ペンタックスMEスーパーのカメラ修理

今日は「セメントの日」だそうですよ。
セメント。。。そうコンクリートの基となるセメントです。
で、これに由来して初めて知ったのですが
「セメント町」という地名が国内に二箇所あるのですね!
山陽小野田市と津久見市、どちらも大きなセメント工場のあるところです。

さてさて

今日は「ペンタックスMEスーパー」のカメラ修理を行っています。
軽量コンパクトな絞り優先AE機「ME」にマニュアルモードと
1/2000秒のシャッタースピードを追加したモデルです。

今回の個体は「巻き上げロック」してしまい巻上げができず
シャッターボタンを押しても何も動きません。
シャッター羽根の様子を見るとチャージはされているようなので
シャッターボタンを押しても動かない状態のようです。

おそらくミラー駆動が上手く作動していないという
ME系定番のトラブルと思われます。

結構、有名な話ではありますが
ME系のカメラのミラーボックス脇にはブッシュが3箇所程使われており
それが劣化することでトラブルを引き起こします。

・ミラーアップしたまま、あるいはミラーがゆっくりと動く
・チャージはできるがシャッターが切れない。
・何度でも巻上げができるがシャッターは切れない(チャージできていない)

上記のような症状はミラー駆動部のブッシュが原因のことが多いです。

IMG_7947

まだ上下カバーを外しただけですが
これからミラーボックスを分離して劣化したブッシュの交換作業に入ります。

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ヤシカエレクトロ35のカメラ修理

今日は「ファイバーの日」だそうですよ。
「5・1・8」で「ファ・イ・バー」ということです。
実はこの記事見つけたときに
「フィーバーの日」かぁ。。。とにかくテンション上げていく日かなぁ。。。
などとマジメに」思ってしまいました(笑)
ここでいうファイバーは「食物繊維」のことみたいですね。
「食物繊維」。。。うーん、絶対に足りてないな。。。
はい、食生活にも気をつけます。(苦笑)

さてさて

今日は「ヤシカエレクトロ35」のカメラ修理を行っています。
1966年発売の初代モデルです。
「ろうそくの1本の光でも写る」というのを目標に掲げた
おそらくこのタイプのレンズ固定式レンジファインダー機で
初めて本格的な電子制御が採用されたカメラでないと思います。

今回の個体はご依頼者のお祖父様がオーナーだそうで
「壊れてて使えない」と聞いているということですが
詳細は不明とのことでした。
おそらく新品でご購入されある時期から
長期保管されていたと思われますが
外装の状態は非常に良く
ヤシカ特有のギラギラしたシルバーが眩しいほどです。
簡単にチェックしてみると、まずは電源が入りません。
他にもエレクトロ35全般の持病である
オート不良が疑われますので
全体的な各部点検整備一式を行います。

IMG_7943

基盤や配線の取り回し等々、時代を感じさせる造りです。

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ニコンFEのカメラ修理

今日は旅の日だそうですよ。
元禄2年3月27日(新暦1689年5月16日)に
松尾芭蕉が「奥の細道」の旅へ出発した日にちなんで制定されているそうです。
私もテントにカメラ、4、5日分の食料を背負って
南アルプスを縦走する旅に出たいなぁ。。。
でもその前に体力をしっかりつけておかないと酷い目にあいそうですね(苦笑)

さてさて

今日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
適度にコンパクトで使いやすく、
基本的な部分は非常に堅牢で動作の安定した良いカメラですね。

今回の個体は大きな問題を二つ抱えています。

まずひとつは巻上げが何度でもできてしまう
他の縦走りシャッター機であるようにチャージができないわけではなく
チャージできているのに何度も巻けてしまうのです。
1回巻き上げてしまえばシャッターは押せるので
撮影できなくはないですが、無駄に巻き上げてしまえば
貴重なフィルムを無駄にしてしまいます。

もうひとつは写真が全体的にアンダー(暗い)になってしまう
簡単にチェックしてみたところ
オートは完全にアンダー
マニュアルで撮ったとしても露出計が少々アンダー
さらにシャッタースピードが1/1000で1段アンダー
1/500で0.7段アンダー、1/250で0.5段アンダー
それ以上のシャッターでは何とか許容範囲といった感じです。
ご依頼されたお客様はISO400のフィルムを常用されるとのことなので
高速シャッターを使う機会が多いとのことです。
露出計とオート、シャッタースピードがそれぞれアンダー気味なので
確かに写真が暗くなってしまいますね。

IMG_7904

巻上げの問題は巻上げ止め部品に
原因があるのは間違いないとは思っていましたが
変形・破損があったら大変だな。。。と考えつつ下カバーを開けて見ると
部品そのものは大丈夫でしたが動きがかなり悪くなっていました。

シャッタースピードがアンダー気味な件は
制御しているマグネットに汚れの付着等がありそうなので
これから分解を進めて清掃を行います。

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オリンパスペンFのカメラ修理

今日は沖縄本土復帰記念日です。
1972年のこの日にアメリカから日本へ沖縄が返還されたのですね。
当時のことはさすがにまだ3歳だったので覚えてはいませんが
その3年後、昭和50年に沖縄で
車道がそれまでの右側通行から左側通行に変更になったニュースは
妙に印象強かったのかよく覚えています。

さてさて

今日は「オリンパスペンF」のカメラ修理を行っています。
言わずと知れた孤高のハーフ判一眼レフですね。
現在のデジタルカメラでもその名前が使われているわけですから
もちろんこの元祖ペンFも未だ人気の高いモデルです。

今回の個体は頻繁に
ミラーアップしたままになってしまうという症状を抱えています。
この症状、ペンFでは多い話ですね。
原因はミラー駆動部の油切れか
あるいは何らかの原因でミラー駆動部のバネのテンションが
抜けてしまっていることが考えられます。

IMG_7901

ペンFはロータリーシャッターをはじめ
独創的な部分が多いので、他のカメラでは見られないような
機械的な造りが見られます。
例えば最高速は1/500秒ですが
それ以下の速度全てでシャッターユニット内の
スローガバナーを介してスピードの制御を行っています。
そのためスローガバナーにトラブルがあると
普通のカメラと違って最高速以外の全てのシャッタースピードに
影響がでるのですね。
他にもいろいろ興味深い造りが見られます。
こんなカメラは他にはないですから
今、お持ちの方は是非、大事に使ってくださいませ。

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ミノルタコードオートマットのカメラ修理

今日は「温度計の日」らしいですよ。
仕事柄、温度も湿度もそれなりに気にして毎日過ごしていますが
ずっと今くらいの快適な気温&湿度だったらいいですねぇ
ちなみにあまり湿度の高い日は
レンズ清掃はやらないようにしています。
レンズクリーナーの乾きが悪くて何度拭いても
拭き跡ができちゃうのですね。
逆に乾燥しすぎると
今度は静電気がやたら発生するので
電子基盤のあるカメラを触るときには神経を使います。

さてさて

今日は「ミノルタコードオートマット」のカメラ修理を行っています。
ミノルタの二眼レフといえば「ミノルタオートコード」が有名ですが
ミノルタコードはその前のモデルです。
その中でもこの「ミノルタコードオートマット」は
セルフコッキングとなり
(巻上げとシャッターチャージが同時に行える、今では当たり前な機能ですが)
フィルムも他社とは違いオートコードと同様に
上から下へ巻き上げる方式になっています。
名前はミノルタコードですが既にかなりオートコードに近いモデルです。

二眼レフの修理の場合、
レンズのクモリ、ミラーのクモリ、貼り革の状態
この3点に留意します。
ミラーのクモリは新品のミラーに交換で対処します。
レンズのクモリは基本的に取れないものが多いので
いろいろな手段を使ってできる限りキレイにします。
貼り革はその後の時代の一眼レフと違って
剥がそうとすると粉々にはがれてしまうので
再利用ができません。革を剥がさなくてはならない作業の場合は
革張替えもセットで行うことになります。

今回のミノルタコードはミラーとレンズのクモリが少々酷いです。
他、スローにも粘り、シャッター羽根にも粘りが少々見られます。

IMG_7895

これからレンズを外してシャッターユニットの点検整備に入ります。

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ミノルタSR-1のカメラ修理

今日は「メイストームデー」だそうですよ。
「5月の嵐???何の日だ???」と思ったら
恋人に別れを切り出すのに最適な日なのだとか。。。
「八十八夜の別れ霜」という言葉がありますが
(八十八夜の頃に降りる霜がこの季節最後の霜ということ)
それにちなんで
バレンタインデーの日から数えて88日目のこの日に
「メイストームデー」が設定されたそうです。

おまけに今日は13日の金曜日ですね。
変なことの起こらないように慎ましく過ごしましょう(笑)

さてさて

今日は「ミノルタSR-1」のカメラ修理を行っています。
このSR-1、「1」なのに
ミノルタ初の一眼レフカメラ「SR-2」に8ヶ月ほど遅れて
1959年7月に発売されました。
ネーミングもややこしいですが
このSR-1、マイナーチェンジが行われても
ネーミングを全く変えなかったせいで
同じSR-1なのに4種類のボディが存在します。

今回のボディは2代目にあたるボディです。

IMG_7888

最初期とこの2代目までは露出計ソケットがついておらず
「SR-1」の緑のロゴも巻上げ側に彫られています。
丸みがあって、緑のモデル名ロゴといい
旧タイプのminoltaのロゴといい何ともいえず
日本の古き良き時代を感じさせます。

このSR-1、かなり長い間、放置されていたようで
あちこちの動きが渋くなっています。
巻上げが異様に重い、スロー固着
たまにミラーアップしたままになる
高速シャッター開かず・・・等々
各部の油切れ、汚れによるものと思われます。
この状態で動かしていると
余計なトラブルを引き起こす可能性が高いので
早々に分解整備に取り掛かります。

IMG_7887

もちろん写真は途中経過でこれから貼り革を外して
ミラーボックスを分離してシャッター軸、ミラー駆動部の整備をしていきます。

この年代の布製シャッター幕は
ゴワゴワに硬くなって交換しないとダメな場合が多いのですが
今回の個体は幕の状態だけは比較的良好でした。
今回は幕交換は行わずに作業を進めます。

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オリンパスペンEEのカメラ修理

今日はすっきり晴れましたね!
何だか久しぶりの日差しのような気がします。
もう春・・・ではなくて初夏ですね。
とりあえずアイスの食べ過ぎに注意します(笑)

さてさて

今日は「オリンパスペンEE」のカメラ修理を行っています。
いわゆるペンEEシリーズの最初のモデルですね。
グレーの貼り革と小さなボディが何ともお洒落なモデルです。
現在でも人気の高いカメラだと思います。

この「EE」は後に出る「EES」と違って
ピントも固定焦点です。一定の距離にピントは固定しておいて
その被写界深度で手前から遠景までピントが合うように設定されています。
だからこの「EE」は巻き上げてシャッターを切るだけで撮れる
簡単なカメラです。

今回の個体は一見キレイで問題なさそうに見えるのですが。。。

とりあえず巻き上げてみます。。。あぁ。。。軽くていいですね。
シャッター切ってみます。軽快なシャッター音が響きます。
シャッター羽根の様子を見てみると。。。あら、シャッターが閉まりきっていません。
よく見てみると開くときはいいのですが閉じる動きが非常にゆっくりで
閉まりきる直前で止まってしまいました。
巻き上げるとそのタイミングでしっかり閉まります。

定番のシャッター羽根の固着ですね。

しかしながら、それよりもどうやら常に絞り全開で切れていますね。
さらにレンズ部分を塞いでも赤ベロも出ずに切れるので
シャッター周りは全体的に固着気味のようです。

IMG_7886

絞りが全開で常に切れる。。。の段階で予感はしていましたが
これもセレンは劣化により全く起電しないですね。
部品取り用のカメラから移植しなくてはいけません。。。

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