今日は「レコード針の日」ということですよ。
私の家にも安物のレコードプレーヤーがありますが
針も替えてやらなくちゃなぁ。。。
レコード、未だによくかけてます。
(レコードをかける。。。って言い回しは最近はないかな
録音することを「吹き込む」っていうのはもっとないだろうなぁ(笑))
子供の頃から持っているレコードもあれば
昔、好きだったけどレンタルしかできなかったレコードを
大人になってから買ったもの。。。いろいろありますが
針をそっと落とすといろんなことが少しだけリセットされるような気がします。
さてさて
本日は「オリンパスOM10」のカメラ修理を行っています。
最近、このクラスの絞り優先AE専用機の修理依頼も多いです。
このOM10やミノルタX-7、ペンタME、ニコンEM等々ですね!
このOM10はこの頃のオリンパスらしい
上品なシャッター音が非常に心地よく
当時のオプションである「マニュアルアダプター」を装着すれば
マニュアル露出にも対応できるという優れものです。
今回、お預かりしているOM10は
そのマニュアルアダプターも装着され
ご依頼者様が昔から使ってきたカメラだそうです。
電池さえ入っていればシャッターが切れるのが普通ですが
電池の電圧も十分にあるのに
たまにミラーが中途半端な位置で止まってしまいます。
普通にシャッターが切れているときも
低速シャッターがやけに不安定です。
OM10、部品点数こそ半減され、省略されている部分もたくさんありますが
基本的な構造と考え方はOM-2と同様なのですよね。
整備する側としてはなかなか手強いカメラです。
まだ予測でしかありませんが
たまにミラーが止まってしまうのは電源SW部に原因がありそうです。
低速シャッターの不安定さは
マグネットが原因か、電子基板そのものの問題か。。。
これから分解を進めつつ
原因を探っていきます。
↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。