ミノルタSRT101のカメラ修理

今日は「国立公園指定記念日」だそうですよ。
国立公園といえば。。。
小学校低学年の頃だったかな。。。
その頃の私は地図を見るのがやたら好きで
呉市の住宅地図帳を拡げてはずっと眺めてるような子供でした。
家の壁には中国四国地方の地図が貼ってあったのですが
その中に記載されている「大山隠岐国立公園」の文字を見て
こんな大きな公園(ブランコや滑り台があるイメージ)があるんだ!
すごいなぁ。。。なんて思っていました(笑)

さてさて

本日は「ミノルタSRT101」のカメラ修理を行っています。
一時期、立て続けに依頼の入っていたSRTも少々お久しぶりですね。
ミノルタの機械制御シャッター機として最大のヒット作であり
長期間生産されたベストセラー機ですね。
基本的に丈夫で使用感も良く、今でも根強いファンが多いカメラです。

今回、お預かりしているSRT101の
ご依頼者はとてもお若いお客様です。
家に保管されていたものを見つけてこられたのだと思われますが
かなり長い間仕舞いこまれていたようです。

上写真は整備前ですが外装の汚れもかなりものです。
装着されているレンズは「MC W.ROKKOR 35mmF1.8」!
個人的にも非常に憧れる高級レンズです。
シャッターは何とか切れていますが
やはり幕の動きは悪く、露出計も不安定です。
ファインダー内にもかなりのカビが見受けられます。
全体的にリフレッシュする必要がございます。

実はこのSRT作業はほぼ完了しており
新しい油がなじむのを待ってから微調整を行う段階なのですが
なかなかキレイにリフレッシュされました。↓

多少の凹みやサビは修復不可能でしたが
これなら快適に使っていただけそうです。
もちろん中身もスムーズに動作するようになりました。

まだまだあちこちのお宅にこうしたカメラが
眠っているのではないかと思われますが
整備すれば今でも元気に使えるものも多いと思います。
少しでもそういったもののお手伝いができればいいと思います!

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