コニカⅡのカメラ修理

今日は「漫画週刊誌の日」だそうですよ
1959年(昭和34)のこの日に日本初の少年向け漫画週刊誌
「少年マガジン」と「少年サンデー」が創刊されました。
私も子供の頃は毎週読んでましたねぇ。。。
親父が毎週買ってたから小学校低学年くらいから読んでたと思います。
しかし漫画はいい歳した今でも本当に面白いですね。
読み始めると止まらなくなるので
忙しいときには極力近づかないようにしています(笑)

さてさて

本日は「コニカⅡ」のカメラ修理を行っています。
発売は1951年、ダブルヘリコイドによって沈胴する
ヘキサノン50mmF2.8レンズを装備します。
シャッターユニットはコニラピッド
セルフコッキングこそないものの
二重露光防止装置を搭載し、使いやすいカメラです。
今、見ると何ともレトロで高級感のあるデザインが
非常に魅力的なモデルです。

今回のご依頼者様はとてもお若い方で
家から出てきたというカメラを3台持ち込まれました。
この3台からまずは1台、修理して使ってみたいとの事で
最終的にこの「コニカⅡ」が選ばれました。
その3台の中では操作的にはちょっと手間の多いカメラですが
カメラの機構や写真がどうやって写るのかを
覚えるには最高の相棒だとも思います。
お預かりした時点では全ての操作系が固着して重く
特にレンズ繰り出しには苦労する状況でした。
絞り羽根、シャッター羽根にも多少の粘りが見られ
ファインダー二重像もクモリのため見づらい状況でした。

シャッターユニット、絞り羽根、ファインダー、距離計
レンズ周り、一通りの整備完了後の写真です。
文句ナシにカッコ良いですよね!
今となっては貴重なコニカ純正のキャップも渋いです。

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