オリンパス35RCのカメラ修理

今日は「スウィーテスト・デー(Sweetest day)」だそうですよ
小さな親切やちょっとした思いやりに対して
感謝の印にキャンディーやグリーティングカードを送る日だそうです。
アメリカ・オハイオ州で始まった行事だそうです。
「sweet」って「甘い」という意味だけではなくて
「優しい」という意味もあるのですね。
生きている以上、いろんな人のお世話になっているので
感謝の気持ちを伝えるきっかけになる日だと思います。

さてさて

本日は「オリンパス35RC」のカメラ修理を行っています。
オリンパス35シリーズは1948年から始まる
35mm判レンズ固定式カメラのシリーズで
いろいろな種類があるのですが
1960年代後半からの各モデルはどれも非常にコンパクトで
今でも人気の高いカメラが多いですね。
RCは1970年に発売されたカメラで
そのモデル名から「リチャード」という愛称で呼ばれていました。
このタイプのレンズシャッター機にしてはめずらしく
上カバー場にシャッタスピードダイヤルが付いています。
レンジファインダー搭載の
シャッタースピード優先AEですが
マニュアル露出も可能です。
オート時には露出計が振れていないとシャッターロックがかかってしまうので
電池は必須ですがマニュアル時には露出計は連動しないので
電池ナシでも撮影可能です。
凝っているなぁ。。。と感心するのはファインダー情報で
オート使用時には連動する絞り値をファインダー内下側指針で指し
マニュアル時にはマニュアルで設定している絞り値を指します。
さらに設定しているシャッタースピードも
ファインダー内上側指針で指し示します。
本格的なサブカメラとしても使ってください!というメーカー側の思いが
伝わってくるようでなかなか好印象です。

お預かりしている「35RC」は露出計が全く動きません。
シャッター羽根の動きもイマイチなようです。
まずは露出計不動の原因を探っていきます。

電池室は一見、キレイなのですが
過去に修復した形跡が見受けられます。
端子裏のハンダと配線が腐食していたようで
配線は一部だけ継ぎ足しされています。
継ぎ足し部分は通電しているのですが
電池室側の端子と裏側のハンダ付け部分までが
全く通電しないようです。
端子を留めているネジとナット部分が腐食のため
通電しないようです。
配線もこの機会に継ぎ足し部分も撤去し張り直します。
その後、シャッターユニットやレンズ清掃等々
各部の整備も行ったのですが
仮組みしてテストしてみると通電状況は良いのですが
全く精度が出ない状況です。
抵抗やCdSの劣化があるのは年代を考えると当然なのですが
それにしても調整範囲を大きく超えています。
さて、どうしたものか。。。。
ちょっといろいろ試して解決策を探してみることにします。

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