ニコンFE2のカメラ修理

今日は「包む(ラッピング)の日」だそうですよ。
「つ(2)つ(2)む(6)」(包む)と読む
語呂合わせからだそうです。
贈り物の中身や価値には影響ありませんが
キレイなラッピングで包んであると
明らかに贈り物のグレードがアップしますよね!
贈る方も贈られる方も間違いなく気持ちよくなるので
キレイなラッピングはやはり大事ですよねぇ
まぁそれ以前にキチンとラッピングして
手渡すような贈り物を送る機会が
もはやめっきりなくなってしまったのですが…(苦笑)
ラッピングもキチンとしたお店で買って
そこのプロの手で行ってもらうのが
一番だとは思います。やはり違いますものね。
でもラッピングを自分の手で行うのも
楽しいのですよね。
今はラッピング素材も100円ショップ等で
いろいろなモノが手に入るので
それをいろいろ組み合わせながら
自分なりに仕上げるのも楽しいと思います。
さすがにプロの手で行われたものには
クオリティは到底かないませんが
工夫次第で思いの伝わるものになると思います、

さてさて

本日は「ニコンFE2」のカメラ修理を行っています。
1983年発売のカメラです。
前年に発売されたFM2に続き当時世界最速1/4000搭載のカメラです。
FE2ではさらにフォーカルプレーンシャッター機では
史上初なる1/250シンクロも実現しています。
機械的なベース部分は先代のFEの構造を受け継いでいて
それにシャッタユニットの改善
チタンシャッター羽根をハニカムパターンで肉抜きすること等で
シャッター幕速を向上させ高速シャッターを実現しています。
そしてFE2の場合は絞り優先オート露出を搭載し
先代からわかりやすく使いやすいことで
好評だった二針式の露出計も備えていて
非常に魅力的なカメラです。
アクセサリーや交換レンズのとの組み合わせで
様々な場面で様々な撮影に対応できるカメラです。

お預かりしている「FE2」は
ご依頼者様が40年ほど前に新品で購入され
使い続けているカメラだそそうです。
大切に扱っていることが外観からもわかる
良いコンディションです。
電気系統に大きな問題はなさそうで
多少の調整で精度も出せると思います。
ただ機械的な部分はさすがに
経年で動きにくくなっているところがあり
今回は巻き上げた際に巻上レバーは
レバー直下の弱い羽根で戻ってくるものの
根本の巻上軸が戻ってこないことが多々あります。
いろいろ動かしていると突然戻ってくることもあるのですが
シャッターを切って巻き上げると
再び行ったままになってしまい
巻上レバーは力なくスカスカの状態になってしまいます。
もちろんこの状態でシャッターは切れません。
FE/FM系ではたまにある症状です。
巻上機構の清掃注油調整が必要な状態です。

FE2になっても先代FE同様
このタイプの電子制御機としては
整備性は良好です。
ただハニカム肉抜きのチタンシャッターに関しては
非常に繊細な部分なので取り扱いには
かなり神経を使います。
いつもそうですが油断せずに
慎重に作業に取り掛かっていきます。

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ヤシカエレクトロ35GSのカメラ修理

今日は「富士山の日」らしいですよ。
「ふ(2)じ(2)さん(3)」(富士山)と読む語呂合わせからですね。
そしてこの時期、富士山がよく望めることからだそうです。
そうなのですよねぇ…思っている以上に
晴れていても富士山が雲に隠れていることは多いのですよ。(笑
日本一高い山であることは周知の事実ですが
独立峰で遠くからもよくわかる美しい山容がやはり魅力ですよね。
過去、山登りを頻繁にしていた頃に
一度だけ弾丸登山で登ったこともありますが
まぁ登るのは一度で十分すぎるかな…(苦笑)
富士山は1回登っただけですが
標高国内2位の北岳には4回登っているので
まぁ歩く楽しさは…そういうことですね…
(あくまで個人的好みです)
都内からもいたることろから富士山は望めますが
富士山が見える最も遠い場所は現在は
和歌山県那智勝浦町の色川富士見峠とされていて
富士山からは322.9km離れているそうです。
余談ですが神奈川県内の国道246号を小田原方面に向かっていて
伊勢原と秦野の境でもある膳波トンネルを抜けると
目の前に大きな富士山が現れて
いつも迫力に圧倒されるのですよねぇ…

さてさて

本日は「ヤシカエレクトロ35GS」の
カメラ修理を行っています。
1970年発売のカメラです。
内部構造的には初代からの
エレクトロ35を引き継いでいるカメラですが
この「GS」から搭載レンズの
コーティングが変更され
レンズ名もカラーヤシノンDX45mmF1.7となっています。
相変わらずの大口径レンズで
初代からのテーマでもある
「ろうそく1本の光でも写るカメラ」を体現しています。
シャッターは専用シャッターとなるコパルエレクで
長時間露光に強い電子制御シャッターです。
ちょっとだけ個人的な欲を言えば
「B」だけはメカニカルだともっと良いのですが…
露出制御は絞り優先オートで使用します。
使いやすさと写りの良さが高いレベルでバランスした
非常に良いカメラです。

お預かりしている「エレクトロ35GS」はお決まりの
電池室腐食もなく電源は安定して入ります。
ただシャッターは全く制御されておらず
明るさや設定絞りにかかわらず常に一定速で切れてしまいます。
暗い場所に向けてレリーズを半押しすると
スロー警告の黄色警告灯が点灯するので
電子回路的にはスローを切ろうとしているとは思われます。
マグネットの吸着不良も疑われますが
エレクトロ全モデル共通の
巻上時のレリーズ軸が戻る「カチン」という音がしないので
そのあたりも原因かと思われます。
この症状の原因はゴムブッシュの劣化・溶解ですが
この音がしない状態だとオート制御はうまく動作できません。
そのあたりも含めて整備一式を行います。

この時代の電子制御機機なので配線も多く
配線が多いということはハンダ不良・劣化の可能性も高く
そのあたりもテスターも使いつつ確認しながら作業を行います。
先述のレリーズ部ゴムブッシュは
劣化によりほぼなくなっているような状態でした。
電子制御機はマグネットの吸着と
各接点が動きの肝となりますので
その汚れを入念に除去して動きを確認していきます。
シリーズ前期のエレクトロは少し大柄なこともあり
この種の電子制御機としては
整備性は非常に良好です。
依頼も多いカメラなので弱点も把握しています。
しっかり使える状態に仕上げていきたいと思います。

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ニコンEL2のカメラ修理

今日は「ヘッドフォンの日」らしいですよ。
日付はヘッドホンが左右2チャンネルの出力で
音楽を楽しめることから
「2」が重なる日を記念日としたとそうです。
ヘッドフォン…あまりお高い良いものではないけど
いくつか持ってますねぇ…でも最近出番少なめかも…
移動中とかにスマホで音楽聴くときは
ワイヤレスイヤホンがやはり便利だし
家でレコード聴くときはなるべくスピーカーで聴きたいし
楽器用のモニターヘッドフォンも
演奏中に位置がズレるのがイヤで
最近はモニターイヤホンに変更したのですよね…
でもイヤホンよりはちゃんとしたヘッドフォンで聴いた方が
気持ちよいのはわかっているので手放せないのです…(笑
なかなか自宅で大音量ではレコード屋CDかけられないので
大音量で気持ち良い良いヘッドフォンは以前から欲しいのですが…
ほかにもいろいろあってなかなか優先度が上がりません(苦笑)

さてさて

本日は「ニコンEL2」のカメラ修理を行っています。
1977年発売のカメラです。
モデル名は「ニコンEL2」ですが
系統的にはニコマートEL系の最終モデルです。
機能的にはニコマートELWをAi化したカメラとなります。
1年後には後継の「FE」が発売されますが
開発は「FE」と「EL2」は並行して行われていたようで
内部の電子制御回路はFEと共通な部分が多く見られます。
外観は初代のニコマートELと変わりませんが
中身的にはかなりFEに近いモデルです。
ニコマートなので少しばかり大きくて重いですが
その分ずっしりがっしりしていて頼りがいもあります。
そしてFEにも引き継がれる二針式の露出計ファインダー表示は
非常に使いやすいものとなっています。

お預かりしている「EL2」は全体的には
非常にキレイな状態の個体です。
ただ巻上部に過去にぶつけたと思われる凹みがあり
その影響でフィルムカウンターが動作不良になっています。
凹みは修復できませんがカウンターは修理を行い
問題なく使用できるようにします。
シャッターはまずまず快調ですが高速域の精度が
いまひとつなのでこちらも改善を行います。
露出計・オート制御は表示も実際の露出も1段オーバーといった感じです。
これも調整で露出計表示、
オート制御ともに精度を出していきます。

まだ取り掛かり始めの段階です。
電子基板もガラエポとかではなく
既にフレキとなっています。
ASA感度の連動や管制部の構造も
やはりほぼFEです。
この種の電子制御機としては整備性は良好です。
随所にこの時代のニコンらしい
後から分解整備する際のやりやすさを考えた部分が見られます。
FEより大柄なボディも整備性の良さに繋がります。
少し余談ですが
ファインダースクリーンは下から外すことができますが
コンデンサレンズも一体で外れる上に
取り付けはあまりやりやすい構造とは言えないので
FEやOM-1のように簡単にできるものとはずいぶん異なります。
ユーザーの方はあまり気軽にトライしない方が無難と思われます。
このあたりは過渡期的な部分かと思います。

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コニカFTAのカメラ修理

今日は「交通事故死ゼロを目指す日」だそうです。
日本政府が「生活安心プロジェクト」の一環として
2008(平成20)年から実施しています。
1年に3回あり、2月20日と
春・秋の「全国交通安全運動」の期間中の
4月10日・9月30日に制定されています。
昔よりは運転手のモラルは向上したとは思いますが
軽自動車でさえ1トン前後もする鉄の塊が
時速40km以上で走っていて
それを運転するのが人間なのですから
なかなか事故自体は防ぎきれないですよね。
それでも歩行者も含めてひとりひとりが
気をつけることで事故は減るとは思います。
なかなかゼロとはいかないでしょうけど…
特に歩行者と車の量が多くその区分けも
意外と明確ではない街中は気をつけなければいけませんね…

さてさて

本日は「コニカFTA」のカメラ修理を行っています。
1968年発売のカメラです。
コニカオートレックス以降採用されている
コニカマウントⅡのレンズとの組み合わせで
シャッタースピード優先オートで撮影可能なカメラです。
シャッター自体は機械制御で
シャッタスピード優先オートも
電子制御ではなく露出計の指針位置を挟み込んで検知し
絞りをコントロールする機械的制御で行われています。
シャッターユニットは安定性で評価が高く
他のいろいろな一眼レフにも採用されている
コパルスクエアSです。
露出計の測光方法が少し変わっていて
装着するレンズにより測光エリアが自動で変更されます、
広角レンズでは中央部の8字型領域のみの部分測光
標準レンズでは中央重点測光
望遠レンズでは平均測光となります。

お預かりしている「FTA」はまず露出計の反応がよくありません
明るさが変わっても露出計が変化しない場合もあるようです。
反応自体も鈍いですが指針が挟み込み機構に
少しばかりひっかかっているような感じです。
このタイプのオート制御を行うカメラでは
たまにある症状です。
シャッターの動きも少々鈍く羽根の汚れが原因かと思われます。
そしてFTAはSW部周りのトラブルが多いカメラでもありますが
バッテリーチェックがほぼ反応していないため
底部SW部の接触不良かと思われます。
定番ともいえる接眼レンズの曇りもそれなりにあります。
全体的に整備が必要な状態です。

オート制御の挟み込み機構周りが少々ややこしいこともあり
整備性は機械制御機としては少し手間がかかる部類です。
ただオート時に絞り制御を行うアームが
ガチャガチャ動く様子はなんとも楽しいですね。
ある意味非常にコニカらしい一眼レフのような気がします。
まだ取り掛かり始めの状態ですが
これから入念に整備に取り掛かっていきます。

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コニカC35のカメラ修理

今日は二十四節気でいうところの「雨水」ですね。
雪や氷が解けて水となり、雪に代わって雨が降り始める頃という意味で
「雨水」とされています。
地域によっては積雪のピークでもありますが
確かにここのところ寒さが少し緩み始めてきていますね
寒の戻りもまだあるでしょうが
着実に季節は進みます。
梅や河津桜の花の見頃の地域も多いと思います。
春や秋の過ごしやすい季節はできるだけ長く続いてほしいのですが
近年の状況を鑑みると今度はあっという間に暑くなるのでしょうねぇ…
年齢の影響もあって暑さ寒さにめっきり弱くなったので
本当に困ったものです。

さてさて

本日は「コニカC35」のカメラ修理を行っています。
「じゃーに~コニカ」の愛称がつけられ大ヒットしたカメラです。
「じゃーに~」とは旅行時における携帯にぴったりということで
名付けられたそうです。
先日のブログで取り上げた「トリップ35」と同様ですね。
発売年も同じです。
距離計搭載のカメラで露出はプログラムオート専用となります。
連動する露出計はCDS式のもので当然電池を必要とします。
ただ電池が入ってなくて露出計が動かなくても
開放・1/30でシャッターは作動します。
個人的には余計なロック機構がない方が助かりますが
電池切れに気づかずシャッターを切ってしまうこともあるかもしれません。
ファインダー内の露出計の動きはしっかり確認していただければと思います。
搭載レンズはヘキサノン38mmF2.8です。
レンズを含めても非常にコンパクトで
どこにでも気軽に持ちあるかえるカメラです。

お預かりしている「C35」は正確には
1971年発売の「コニカC35フラッシュマチック」です。
フラッシュマチック機構が追加されたこと以外は
初代のC35と変わりません。
まず露出の生命線となる露出計が電池を入れても不動です。
加えてシャッター羽根の動きも明らかに緩慢で
電池を入れていない状態(1/30で切れる)で動かすと
きっちり閉まるまでにかなりの時間を要する状態です。
レンズシャッタ機によくある羽根の汚れによる粘りではなく
C35の場合はシャッター駆動部の動作不良だと予想されます。
そしてこれもC35で結構見かけるトラブルですが
鏡胴最前部の枠が微妙に歪んでいて
ピントリングが両端まで回り切れません。
過去に落下歴があると思われますが
C35はコストの問題もあってか
わりと枠部分が衝撃でゆがみやすいのです。
今回も一見するとキレイなのですが
取り付け基部が変形しているものと思われます。

コンパクトなカメラですが
構造がシンプルなこともあり
整備性は良好です。
電池室は端子を支えている基部が比較的脆く
電池入れっぱなしだと破損している場合も多いのですが
今回は問題なさそうです。
ただ端子のハンダは劣化が進んでいて
やはり断線状態になっていました。
配線にも劣化がみられるので交換で対応します。
シャッターはやはり駆動部の円盤の動きが鈍く
動作不良の原因となっていました。
ここは清掃と注油で対処します。
そして鏡胴枠の歪みは修復不可能な状態だったので
中古良品の部品と交換で対応します。
いくつかトラブルは抱えていましたが
どれも致命的なものではなく
気持ちよく撮影に使える状態に仕上げられそうです。

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ペンタックスMV1のカメラ修理

今日は「冥王星の日」だそうですよ。
1930(昭和5)年のこの日に
アメリカ・ローウェル天文台の天文学者
クライド・トンボーが太陽系第9惑星「冥王星」を
発見したことに由来しています。
現在は準惑星の位置づけとなっていますね。
トンボーは1月23日と1月29日に撮影した写真の比較研究から
動きのある惑星「冥王星」を発見しました。
これによりトンボーは一躍時の人となったそうです。
内側の天王星の運行の乱れからもう1つの惑星
即ち太陽系の一番外側の惑星の存在は予言されていましたが
写真目視での発見ってすごいですよね。
明るさは非常に暗い15等級で
その明るさの星まで含めると
本当に数えきれない数だと思うのですが…
(肉眼で見える6等星までの星でも全天に約8000個存在しています)
ちなみに冥王星の直径は2370kmで
直径3474kmである地球の衛星「月」よりも小さいそうです。
でも、冥王星には5つの衛星が発見されているそうですよ。

さてさて

本日は「ペンタックスMV1」のカメラ修理を行っています。
1979年発売のカメラです。
既存の「ME」をベースに軽量化が行われ
よりお求めやすい価格となったエントリー機です。
機械的構造はME譲りのためなかなか軽快な使い心地で
気持ちの良いカメラです。
ファインダー露出計表示も簡略化されていて
露出の適正(グリーン)、アンダー(オレンジ)、オーバー(レッド)、
の三色で表されます。
当時は「シグナルファインダー」と呼ばれていました。
絞り優先オート露出専用のエントリー機は
この時期に各社から発売され
熾烈な販売競争が行われていましたが
その中でもMV1はかなり売れたカメラだと思います。
そのため現存数は多いのですが
手荒く扱われた個体も多く
最近ではなかなかよいコンディションの個体を
見ることは少なくなっていると思います。

お預かりしている「MV1」は
ご依頼者様のところで長い間、眠っていた個体だと思われます。
大切にしまわれていたカメラのようで
外装は非常にキレイな状態です。
ただ長年しまい込まれていたため
モルトは全滅でファインダーや装着されているレンズにも
かなりカビが目立ちます。
シャッターはとりあえずは動作しますが
やはり露出計・オート制御は不安定です。
どこかが破損してるような状態ではないですが
全体的に機械的に動きをよくする処置と
電子制御機なので各接点を徹底的に清掃する
必要がある状態です。

MEベースなので整備性は良好ですが
基盤ソケットが省略されていることもあり
配線は少々多く取り回しのには
注意が必要です。
そしてMシリーズは内部モルトで
隙間を埋めている部分が多いので
そのあたりのモルト交換も見落とさずに行っていきます。
それなりに整備依頼のあるカメラなので
モルトの箇所等はもちろん把握してはいますが…
ME系特有のミラー駆動部の動作不良こそ起きていませんが
予防と対策ももちろん行っていきます。

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オリンパストリップ35のカメラ修理

今日は「天気図記念日」だそうですよ。
1883(明治16)年のこの日に
日本で初めて天気図が作られたことが由来となっています。
ドイツの気象学者エルウェン・クニッピングが
天気図を描き、英語で書かれた天気概況を翻訳したものだったそうです。
3月1日以降は印刷して1日1回発行されることとなり
8月23日以降は新橋と横浜の停車場に掲示されました。
当初の天気図は電報で送られた全国11箇所の測候所のデータを元に
描かれた7色刷だったそうです。
昔、山によく登っていたころは
天気図から少しでも詳しく現地の天気を読み取ろうと
一生懸命読み取ろうとしていました…
今は街中の天気であれば天気図まで読み取らなくても
いろいろな情報が簡単に手に入るようになったので
比較的その日くらいであれば天気や気温の予想がしやすくなりましたね。
写真撮影もそうですが外で行動すると
その日の天気や気温、風の強さ等々に大きく影響されることが多いので
やはり出かける際の天気はいろいろ気になります。
雨や雪もそうですが気温や風も行動や服装に影響するので大事ですね。
1年の中で過ごしやすい季節が少しでも長く続いていくれればいいのですが
近年は暑いか寒いか両極端で結構困りものです…

さてさて

本日は「オリンパストリップ35」のカメラ修理を行っています。
1968年発売のカメラです。
同年に発売された「ペンEES-2」を機能構造はほぼそのままに
35mmフルサイズ化したカメラです。
小旅行に気軽に持って行けるカメラとの意から
「トリップ」と名付けられています。
同じ年にコニカから「じゃーに~コニカ」の愛称で
「C35」が発売されていて
どこにでも気軽に持って行けるカメラの需要が
高まっていた時代であることをうかがわせます
そして「C35」も「トリップ35」もヒット商品となり
他メーカーも同コンセプトのカメラを
次々に開発投入することになりました。
「トリップ35」はセレン光電池使用の露出計と連動する
オート露出専用機でピントは目測式となります。
電池も不要でより気軽に持ち歩くことができ
操作も簡単に出先でスナップが撮りやすい非常に優れたカメラです。
シャッタースピードは1/30、1/250秒の2速自動切替式です。
搭載されるレンズはDズイコー48mmF2.8で
よく写ると評価の高いレンズです。

お預かりしている「トリップ35」は
ご依頼者様から「写真が妙に白っぽく写る」ということで
お預かりしました。
最初は光漏れを疑ったもののモルトはへたってはいますが
光線漏れを起こすほどのレベルではありませんでした。
オートの制御も確かにオーバー気味ではありましたが
それも根本的な原因ではないかな…と調べながら
分解をしてみたところ絞りとシャッター羽根の間に
配置されるレンズが経年劣化による変質で
かなり曇ってしまっていました。
おそらくこれが根本的な原因と思われます。
バルブがないこともあって普段の撮影では気づきにくい箇所です。
変質による曇りなので清掃ではどうにもならず
今回は手元の部品取りに程度の良いレンズがあったこともあり
中古品ですが交換で対処いたしました。

既に一通りの整備が完了しテストを行っている段階です。
画像の手前にあるのが好感したレンズです。
画像では曇りの有無はわからないですね。
オーバー目にズレていたオート制御や
露出計の精度も調整し問題なく
適正露出が得られる状態になっています。
もちろん、交換したレンズ以外のレンズも清掃を行い
本来の写りを楽しめる状態になっています。
改めてご依頼者様にも存分にお楽しみいただければと思います。

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オリンパスペンD3のカメラ修理

今日は「次に行こうの日」らしいですよ。
「次に(2)行(1)こう(5)」と読む語呂合わせから
新学期や卒業シーズン前ですし
この時期に切り替えて生活を一新させる方も多いかもしれませんね。
話が少し逸れますが
何事も切り替えの時期って判断が難しいですよね。
いろんなことにあてはまるのですが
今のままではうまくいかないから変化させる…というのも
必要ですし…あきらめずにもっと長く耐えながら
続けた方が結果的には成功する…なんてパターンも多いですものね。
最近は「続けることの大切さ」を痛感することの方が
多いような気もします。
いずれにしても変化していろいろチャレンジできるのは
残り時間にまだ余裕のある若い間だけですかね。
もうタイムリミットが近づいてくると
あれこれ手を広げるよりそれまでの経験で決めたことに
じっくり取り組むしかないかもしれません。
「継続は力なり」と昔からいいますものね

さてさて

本日は「オリンパスペンD3」のカメラ修理を行っています。
ペンDはペンシリーズの最上位となるカメラです。
最初のペンDは1962年発売となっています。
コパル製の5枚羽根シャッターを搭載し
SSはB・1/8~1/500をカバーします。
レンズはFズイコー3.2cmF1.9の高級大口径レンズです。
そしてセレン光電池使用のLV表示の露出計を内蔵します
露出計と露出設定は完全非連動で
露出計で読み取ったLV値をSS、絞りリングで手動で設定します。
2年後の1964年に露出計がセレン式からCDS式に変更された
「ペンD2」にモデルチェンジされ
1965年にはレンズが32mmF1.7にさらに高性能化した
今回の「ペンD3」へと進化します。
いずれもデラックスの「D」の名にふさわしい
高級ハーフカメラです。

お預かりしている「D3」はいくつかのトラブルが散見されました。
電池を入れてSWを押せば露出計はなんとか動作するものの
指針の動きは非常に不安定で
ときには全く動かないこともあるようです。
加えてシャッター羽根にも粘りがあり
シャッターは動作しているものの明らかに羽根の動きが緩慢です。
レンズ清掃等々も併せて一通りの整備が必要な状態です。

既に一通りの整備は完了していて
露出計もシャッターも快調に動作するようになりました。
精度的にも全く問題ございません。
これから最終テストを行って問題なければ完成となります。
シャッターは羽根洗浄で問題なく動くようになったのですが
露出計はなかなか手がかかりました。
定番の配線腐食やハンダ不良もあったのですが
SWの接触不良もありました。
ペンD系は共通ですがこのSWの接点が
少々手の届きにくいところにあって整備が少々難儀です。
そしてこのSW接点接触不良は結構な確率で
ペンDで発生するトラブルのひとつです。
もちろん今回のペンD3は接点清掃等々行い
非常に安定して動作するようになっています。

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ミノルタX-7のカメラ修理

今日は「苗字制定記念日」だそうですよ。
1875(明治8)年2月13日、
「平民も必ず姓を称し、不詳のものは新たにつけるように」と
苗字を名乗ることを義務づける「平民苗字必称義務令」という
太政官布告が出されたことに由来しています。
これより5年ほどまえの1870(明治3)年9月19日に
平民が苗字を名乗ることを許可する「平民苗字許可令」という
太政官布告が出されていますが
読み書きが不得手の人が多かったことと
当時国民は明治新政府を信用しておらず
苗字を付けたらそれだけ税金を課せられるのではないかと警戒し
なかなか広まらなかったのだそうです。
そして義務化されるということなったそうです。

さてさて

本日は「ミノルタX-7」のカメラ修理を行っています。
宮崎美子さんのCMで一世を風靡したカメラですね。
1980年発売のカメラです。
このカテゴリーの絞り優先オート専用機は
当時、各メーカー価格も横並びで(物品税の絡みもあり)
発売されていてどれも人気機種でした。
当店にもニコンやペンタックスの
同タイプのカメラの修理も多いですが
やはり「X-7」も依頼の多いカメラです。
エントリー機なのでコストを抑えるために
少し脆い部分も多いのですが
電子回路自体はこの時代になるとかなり安定していますし
使い心地もなかなか良い感じです。
エントリー機でもちゃんとミノルタらしい心地よさがあります。
特に後から追加されたブラック塗装の「X-7」は
前グリップが付き、スクリーンもミノルタお得意の
明るい「アキュートマットスクリーン」採用されていて
取り回しもよくファインダー上のピントの切れもよく
非常に気持ちよいカメラに仕上がっています。

お預かりしてる「X-7」もブラックです。
心配されるのは定番のプリズム腐食ですが
ファインダー上で見る限りは問題なさそうです。
ただ肝心の電源が入らず、電池を入れても
うんともすんとも動きません。
電池室周りの腐食をまず疑うパターンですが
電池室は比較的キレイで腐食のダメージはなさそうです。
…となるとX-7の場合、疑わしいのは電源SWです。
案の定妙にSWの回転が軽く
クリック感もありません。
X-7ではよくあるトラブルなのですが
SW部を支えるネジ受け部が樹脂製で経年劣化で脆くなるのです。
そして折れてしまいます。
こうなるとSW回転盤の抑えが効かないので
接触不良を起こしてしまうのです。
この辺はコストカットの弊害でもありますね。
エントリー機なので仕方ない部分でもありますが…

電源周りを修理した後に発覚しましたが
巻き上げにも問題があってチャージがうまくできない状態です。
電気関連の整備性は悪くないのですが
この時代のミノルタは機械的な部分の独創性が強く
整備性はなかなか厄介なカメラです。
画像にも写っていますが
プリズムはこのままあと数年放置しておくと
ほぼほぼ間違いなく蒸着面剥離まで至ってしまう状態でした
この段階で手を入れられてよかった…
現段階では外側の塗装の侵食だけなので
これで対策を打てばこれ以上は腐食の進行はないかと思われます。
分解整備にはちょっと難儀なカメラですが
比較的頻繁に整備を行うカメラなので内部は見慣れた光景です。
それでも油断せずに慎重に分解整備を行っていきます。

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フジカミニのカメラ修理

今日は「建国記念の日」で祝日ですね。
日付は1873(明治6)年に制定され
翌年から実施された「紀元節」(旧祝祭日では四大節の一つ)と同じ日で
「紀元節」の日付は古事記や日本書紀で初代天皇とされる
神武天皇が即位した日に由来しているのだそうです。
この日がはっきりと建国された日というわけではないのですね。
「建国記念日」ではなく「建国記念の日」なのは
建国された日とは関係なく
単に建国されたということを
記念する日であるという考えによるものであるのだそうです。
個人的には2月11日といえば
6年前の2020年に脳梗塞で救急搬送された日です。(苦笑)
多少の後遺症はありますが
なんとか日常生活は送れる状態であることに感謝しかないですね。
しかしながらタイミング的に
(5~6年に一度大きな病気をするサイクルが3回ほど続いている)
そろそろ次の大きな病気がきそうな予感がして
最近は怯えながら生活しています…(汗)

さてさて

本日は「フジカミニ」のカメラ修理を行っています。
1964年発売のカメラです。
フジカのハーフカメラは前年のフジカハーフが主力でしたが
各社ハーフカメラが出揃った後で参入としては後発となりました。
そんな中「フジカミニ」は「女性向き」に開発され
追加されたモデルです。
前板部はキラキラしたシルバーで装飾し
ASA感度設定は4色の人口宝石に指針を合わせて行います。
シャッター速度は1/125固定でピントも固定焦点と
非常にシンプルなカメラです。
巻上部もデザイン優先ですが初見で何も資料がなければ
巻上方法がわかりにくいかもしれません…
絞りのみをコントロールして露出設定を行いますが
鏡胴の絞りレバーに連動してセレン遮光板が
動作するようになっていて
ここを動かすことで先述のASA設定した短い指針に
露出計指針が重なるように露出設定を行います。
フィルムカウンターもそうですが
なかなか操作が独特なカメラです。

お預かりしている「フジカミニ」は
シャッターはそれなりに動作していますが
露出計が全く動きません。
…おそらく…セレンがダメでしょうね。
当店にはセレン受光体の交換用在庫はないので
通常はセレンが起電しない状態の露出計は
修理不能なのですが
今回は特別に交換用セレン(…といってももちろん中古ですが)が
手配できたので修理を行っていきます。

シンプルなカメラなので整備性は良好です。
写真に入れ忘れましたが
セレンは取り出してセレン自体を単体で
起電状況を確認したところ
ほんのわずかしか起電しておらず
露出計を動かすほどの電流は起こせない状態でした。
やはりセレン交換が必要です。
フジカミニは商業的には成功とはいえず
生産期間も非常に短く現存台数もさほど多くはないのですが
この独特のデザインで意外と人気のあるカメラです。
独特の使い方も慣れてしまえば簡単です。
どこにでも気軽に持っていけるカメラとして
なかなか魅力的だと思います。

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