オリンパスエースEのカメラ修理

今日は「コラーゲンの日」ですよ。
人の体を作っているタンパク質のうち
約30%がコラーゲンなのだそうです。
肌に弾力やみずみずしさを保つための
重要な栄養素ですが
個人的には肌のキレイさなんてどうでもよくて(笑)
加齢とともに弱くなる骨や軟骨の劣化を
コラーゲンを取ることで少しでも食い止められれば。。。。
とりあえず豚足とホルモンかな。。。
あぁ。。。焼肉行きたいなぁ。。。(笑)

さてさて

本日は「オリンパスエースE」のカメラ修理を行っています。
オリンパス35シリーズの一員で
レンズシャッター搭載のレンジファインダー機ですが
このカメラが一風変わっているのが
レンズ交換が可能なのです。
レンズ構造的にはレンズシャッター機ですが
いわゆるビハインドシャッターで
シャッターはボディ側に搭載されます。
レンズ側はフォ-カルプレーンシャッター機の交換レンズ同様に
レンズと絞り、ヘリコイドで構成されます。
交換レンズは45mm、35mm、80mmの3種類が用意されていました。
エースEはエースにセレン式露出計を搭載したモデルです。

お預かりしているエースEは
ファインダーのクモリがあり二重像が見えにくいことと
二重像のズレがあること以外は
一通り動作はしているのかな。。。と受付時には思っていたのですが
動作確認を行っていると
たまにシャッターが閉じきらないことがあるようです。
チャージもたまに滑ってしまうことがあります。
やはりシャッターユニット内各部の動きは良くないようです。

ぱっと見た感じはこの時代に多い
普通のレンズ固定式コンパクトカメラに見えます。
お預かりしている個体には45mmレンズが装着されていました
もちろん、レンズユニット側の整備も行います。

セレン光電池はやはり劣化が見られ
お預かり時には2段以上のオーバーといった状況でした。
あまり調整しろはないのですが
できる限り調整を行います。
何とかネガ使用時には問題ないレベルにしたいと思います。

まずはこれからシャッターユニットの整備に取り掛かります。
続いてレンズ、ファインダー、露出計と
各部の整備調整を行います。

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