ミノルタXEのカメラ修理

今日は「5・3・0」ということで
「ごみゼロの日」ということです。
なんとなく今朝は念入りにお店の掃除をしてみました。(笑)
お店は当然、きちんと掃除していますし
整理整頓もしているのですが。。。自宅が。。。。(汗)
明日の定休日は自宅の掃除をします。。。(苦笑)

さてさて

今日は「ミノルタXE」のカメラ修理を行っています。
一部のファンの間では非常に根強い人気のあるXEですが
やはり「使い心地の良さ」が人気の要因かな。。。と思います。
今でこそ操作感覚も非常に重要な要素のひとつとして
当たり前のように重視されますが
この時代に「使い心地の良さ」をしっかり追求しているというのは
あまり国産他モデルでは見受けられないと思います。

今回、お預かりしている個体は
びっくりするほど、キレイな外観です。
オーナー様は比較的、最近手に入れられたとのことですが
40年前のカメラがこの状態で保管されていたというのも
すごいことですよね。

外観だけでなく保管環境も良かったらしく
定番のプリズム腐食はなく
ファインダー内もカビ等見当たりません。
。。。とはいえ、さすがに経年劣化は避けられず
摺動抵抗の劣化と思われる
露出計の不安定な動きが見られ
露出計、オートともに精度が出ていないようです。
他、多少油切れと見受けられる箇所もあるようです。

IMG_7994

実は数日前から少しずつ作業をしていて
これから、露出計、オートの精度出しを行います。
基板上に7つも可変抵抗が見えますが
この中のいくつかを使って調整をしていきます。
機械制御カメラでも露出計の可変抵抗はあることが多いですが
複数の可変抵抗でバランスを取りながら調整するのは
電子制御カメラならではの作業です。

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