ニコンFのカメラ修理

今日は「ウルトラマンの日」だそうですよ。
子供の頃は良く見てたなぁ。。。
どこまでが再放送で見ていたか覚えてはないのだけど
レオやアストラまでは見ていた記憶がある。。。
一番好きだったのはエースだったなぁ。。。

さてさて

今日は「ニコンF」のカメラ修理を行っています。
最近、登場回数が多いですね。
言わずと知れたニコン最初のプロ向け高級一眼レフです。
1958年に発売開始されたときの価格が6万7000円(5cmF2レンズ付)
ちょっと調べて見たのですが
1958年と現在の金銭価値の差がおおよそですが
20倍くらいのようです。

67000円 x 20 → 134万円!!!

やっぱり当時の高級カメラってものすごく高価だったのですね。。。

今回の個体は以前に別のFを修理してくれたお客様が
「こちらも油切れとプリズムのちょっとした腐食が気になってきて。。。」と
持ち込まれた個体です。
ひととおり動作してはいますが
シャッタースピードのチェックを測定機で行うと
確かに油切れの兆候が見受けられます。
実際のシャッタースピードは1/1000設定で1/700くらいです。
スローガバナも固着してはいませんが少々動きが重いです。

IMG_8207

ニコンFアイレベルファインダーのプリズム腐食といえば
真ん中に縦筋が入るパターンが有名ですが
上写真矢印の接眼レンズ周りのモルト腐食を原因とする
ファインダー視野下部の腐食も多く見受けられます。
今回は縦筋は全くないのですが視野下部にモヤモヤと腐食が見受けられます。

IMG_8208

これからシャッター駆動部、シャッター幕軸周り、ミラー駆動部、
その他動作部分の清掃注油に本格的に取り掛かります。
ファインダープリズムは腐食のない代替品と交換します。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

 

ニコンFEのカメラ修理

今日は「ジェットコースターの日」だそうですよ。
ジェットコースター。。。子供の頃は大嫌いで
10代~20代後半の頃は
めっちゃ大好きで色んなテーマパークにも行きました。
もう連続で何回でも乗っちゃうほど。。。
今は。。。富士急なんかの過激なヤツ乗ったら
心臓止まるんじゃないかな。。。(汗)興味はあるけど。。。(笑)

さてさて

今日は「ニコンFE」のカメラ修理を行っています。
以前も書きましたが
丁度良い大きさのボディ、視認性の良い針式の露出計
安定した動作のコパル縦走りシャッター。。。と
非常に使いやすく信頼性の高いカメラです。

ここでいう「信頼性の高い」はあくまでも
定期的に使い続けて必要なメンテナンスを行っている。。。という前提で
さすがに何十年も使用せずに保管されていたものは
そのままですぐに使える。。。というわけにはいきません。

今回の個体もそんな長期保管のFEです。
シャッター動作はしていますが
やはりシャッタースピードは少々不安定です。
(特に高速側)
シャッター羽根の清掃が必要と思われます。
露出計は電源は入るって動作するのですが
一定の明るさにあてていても針はフラフラと不安定で
たまに大きく落ち込みます。
摺動抵抗の汚れ・劣化が原因と思われます。

IMG_8205

余談ですがFEのペンタプリズム上の基盤には
8個も可変抵抗があります。
このうちのいくつかで露出計制御、オート制御、
マニュアル時シャッタースピード制御、等々の調整を最後に行います。
後継モデルのFE2は4個しか可変抵抗がありません。
調整もシンプルで済むように進化しているのですね。

これからミラーボックス分離、シャッターユニット点検整備に掛かります。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

 

 

キヤノンⅢAのカメラ修理

今日は7月8日で「ナンパの日(7・8)の日だそうですよ。
10代、20代の頃ならいざ知らず
40代半ば過ぎのおじさんには関係ない話ですな(笑)
(↑ なんとなく50手前とは言いたくない(汗))

さてさて

今日は「キヤノンⅢA」のカメラ修理を行っています。
いわゆるバルナック型ライカコピーのカメラですね。
ⅣSbやⅡDを見かけることは比較的多いですが
ⅢAはちょっとめずらしいですね。
ライカコピーとは言えこの頃のキヤノンは
本家ライカを機能の面では上回っている部分もあり
非常に興味をそそるモデルが何種類も存在します。
レンジファインダー高級機のメーカーとしては
当時のキヤノンはトップメーカーでした。
そのためにその後の一眼レフの開発には
少々遅れを取ることになるのですが。。。

この頃のキヤノンレンジファインダー機は
モデル刻印がボディになく
詳しい方でないとモデル判別が非常に難しいのですが
ⅢAはⅢのマイナーチェンジ版で
Ⅲと同じく1/1000のシャッターを装備し
巻上げ・巻き戻しノブのデザイン小変更
巻上げノブ内にフィルム感度メモ回転盤が装備されています。

発売は1951年ということで。。。
当然のごとくシャッター幕に劣化が見られます。
今はとりあえずシャッター幕は走りきりますが
いたるところにゴム引き部分の溶解が見られ
気温・湿度によっては粘着となりシャッター走行の妨害となりそうです。
。。。というわけでシャッター幕は今回、交換張替えを行います。
他、キヤノンお得意の
倍率切替式ファインダーにクモリがかなり見られますので
できる限りの清掃を行います。

IMG_8202

まだ各部の現状を確認している状況ですが
これから本格的にシャッター幕交換に取り掛かります。
その後、シャッタースピード調整を含む
各部点検整備一式を行います。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

リコーFF1sのカメラ修理

今日は「七夕」なのは誰もがご存知だとは思いますが。。。
7月7日は「冷やし中華の日」でもあるらしいですよ。
二十四節気の「小暑」にあたるこの日あたりから
「冷やし中華」の美味しい季節になりますよ~とのことらしいです。
ちょうどお昼ですね。おなかすきました(笑)

さてさて

今日は「リコーFF1s」のカメラ修理を行っています。
レンズ折りたたみ式の非常にコンパクトなカメラです。
前モデルは「FF-1」ですが
この「1s」になってから電子レリーズとなり
電池切れの際にシャッターが切れなくなりました。
(前モデル「FF-1」だと電池切れの状態でも
シャッターが開かないまま切れてしまいます。
気づかずに使っていると何も写らない。。。)

このFF-1s、持病なのが
ファインダーのクモリです。
現存しているもので未整備のものは
ほぼ間違いなく曇っているといって間違いではないと思います。
視野の確認のみに使うファインダーではありますが
あまりに曇っていると明るいところで
覗くと真っ白にぼやけて見えてしまいます。

IMG_8193

電子制御シャッターなので、そのファインダーの上にも
しっかりフレキが鎮座しています。
ファインダー清掃他、モルト交換、レンズ清掃、シャッターユニット整備
オート整備調整を行います。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

ニコンFのカメラ修理

今日は「ピアノの日」だそうですよ。
ピアノが弾ける人っていいですよねぇ~
実は今でも仲の良い地元の幼馴染が
幼い頃からピアノを習ってて今でも趣味で弾いているのですが。。。
(もちろん私と同学年のおっさんですよ(笑))
正直、羨ましいですね~
もはや楽器になんて縁のない私はそのぶん
カメラ・写真に情熱を費やしていきましょう!(笑)

さてさて

本日は「ニコンF」のカメラ修理を行っています。
日本初のプロ向け高級一眼レフ。。。と言っていいでしょう
今でもニコンは一流メーカーですが
世界に最初に「Nikon」の名を轟かせたのはやはりこの「F」でしょうね。
発売開始から50年以上経った今、使用しても立派に仕事をこなす質実剛健なカメラです。

今回のニコンFはご依頼者様のお祖父様が使用されていたカメラだそうです。
おそらく長い間、使われないまま保管されていたものと思われますが
基本的な部分は全く問題なさそうです。

。。。とはいえ油切れのため、もはやFの定番トラブルといえる
スローガバナー固着が発生しています。
加えてこれも油切れが原因と思われますが
高速側のシャッタースピードも随分狂ってしまっています。
あとはファインダー内に(コンデンサレンズ・接眼レンズ)に
かなりカビが発生しています。

IMG_8191

今回のFはプリズムの状態がめずらしく良く
腐食がほとんど見られません。
(わずかに接眼部周辺に腐食モルトの影響とみられるものがあるのみ)
当時のプリズムでこれほどキレイなのはあまりないと思われます。

これからシャッター幕軸の清掃整備、
スローガバナは取り外して洗浄を行います。

main_logo

 

キヤノンFTbのカメラ修理

今日は7月4日。。。ということで
「梨(7・4)の日」だそうです。
梨の季節にはちょっと早すぎますが
秋の梨は美味しいですよねぇ
個人的には豊水が好きだなぁ。。。幸水もいいけど。。。
二十世紀はちょっと酸味が強くて苦手かな。。。
あ、でも梨よりも桃の季節ですね!
よく登山の帰りに山梨で桃買って帰ってました。。。

さてさて

今日は「キヤノンFTb」のカメラ修理を行っています。
初代F-1と同時期に発売されたメカニカルシャッターのカメラです。
基本的に非常に頑丈で使いやすく
今でも根強い人気があり、整備依頼も多いカメラです。

今回、ご依頼の個体はやはり長年整備されてないもので
各部、油切れが起きている状況です。
巻上げは比較的軽快なのですが
シャッター幕軸に古い油か汚れが詰まっているらしく
1/1000は全くシャッターが開かず
1/500で半分開き、1/250で両端で1.5段ほどの露光ムラが起こっています。
露出計およびバッテリーチェックは全く反応しない状況です。

ちなみにFTbのバッテリーチェックは
ASA100(ISO100)、1/1000にした状態で行わないと
正しい値が得られません。
本来、上カバーに
「CHECK ASA100 1/1000」とシールが貼ってあるのですが
今回の個体もそうですが剥げてしまっているものも多いです。
ASA100、1/1000で電源を「C」のポジションにしたときに
ファインダー内の黒い小さな出っ張り部分に指針があればOKです。
これも狂っているものが多いので整備にはもちろん調整します。

IMG_8149

これから貼り革を剥がし、ミラーボックスを分離して
シャッター幕周辺の整備から行います。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

コニカC35のカメラ修理

今日は「ソフトクリームの日」だそうですよ~
そんなこと言われるとまた必要以上に甘いものを
口に入れてしまいそうです。。。
私は今、クルマ持っていないのでご無沙汰ですが
なんで高速道路のSAでついついソフトクリーム買っちゃうんでしょうねぇ
極端なときはSAに寄るたびにソフトクリーム食べてましたよ(笑)

さてさて

今日は「コニカC35」のカメラ修理を行っています。
今回のC35は正確に言うと「C35フラッシュマチック」です。
フィルムの感度とガイドナンバーを設定しておくと
ピント位置に応じて自動絞り調節してくれるという機能です。
以前も書きましたが
いわゆる「ジャーニーコニカ」として一世を風靡したカメラですね。
ちゃんと距離計がついてこのコンパクトさ
ちょっとバッグの中に忍ばせておくには最適なカメラです。

今回のご依頼のC35は
もともと依頼者の親御様のものだそうです。
外観もキレイでレンズにカビもなくファインダーもキレイなのですが。。。
肝心のシャッターが切れません。
どうやら巻上げがロックしてままでチャージができないようです。
まずは下から見てみると。。。

IMG_8148

巻上げロックの原因は黄色矢印の部品が
シャッターを切っても戻らず、巻上げをロックしたままになっているためです。
で、巻上ロックは解除してシャッターを切ってみると。。。
予想通り、シャッター羽根はピクリとも動きません。
「カシャン」って音は軽快に響くのですが。。。
よく見るとシャッター羽根がほんの少し開いた状態で止まっています。
シャッター羽根自体の粘りも多少あるでしょうが
おそらく緑矢印のプーリーが固着して動かないことが原因と思われます。
さらに写真では既に電池室を外していますが
リード線腐食のため露出計は不動になっています。

IMG_8147

まずはシャッター周りから修理を行っていきます。
さらにレンズ清掃、露出計周り、距離計調整。。。と進めていきます。
あ、もちろんモルト交換もですね。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

ニコンF2フォトミックAのカメラ修理

今日は「蛸の日」だそうですよ~
あぁ。。。それ聞いただけでタコのお刺身食べたくなってきた(笑)
あの歯ごたえがいいのですよねぇ~
ミネラルも豊富で身体にもいいみたいですよ

さてさて

今日は「ニコンF2フォトミックA」のカメラ修理を行っています。
「フォトミックA」ということで
フォトミックファインダー「DP-11」を搭載したF2です。
フォトミックファインダーには「フォトミック」、「フォトミックS」
「フォトミックA」、「フォトミックAS」、「フォトミックSB」、と
5種類もあって少々ややこしいのですが
今回の「フォトミックA」は無印の「フォトミック」のファインダーを
Ai化したものです。
つまり対応するレンズはオートニッコールではなく
Aiニッコールとなります。

今回の個体はそのフォトミックファインダーの露出計が不動です。
F2でよく見かけるボディ側の電池室不良かと思われましたが
ボディ側からは問題なく電圧がかかっているので
ファインダー側に問題があるものと思われます。
シャッタースピードは後幕がどうやら速過ぎるようで
ここも調整が必要です。
付属のAi50mmF1.4はレンズそのものは
非常にキレイなのですが
絞り羽根が全く出てこないので
油等で固着してしまっているものと思われます。

IMG_8144_2

まずはボディ側から点検整備一式を行います。
その上でフォトミックファインダーAの点検整備
レンズの点検整備と進めていきます。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

 

ミノルタSRTスーパーのカメラ修理

今日から7月ですね!今年ももう後半戦!
今日は「写ルンです」の30回目の誕生日だったり
ソニーから1971年に初の「ウォークマン」が発売された日だったり
「童謡の日」だったり。。。いろいろ記念日もありますね。
中学校の頃、初めて持った携帯用ヘッドフォンプレーヤーは
東芝「Walky」だったなぁ。。。チューナーパックを入れるとラジオにもなるんだよねぇ
でも少しして「やっぱりスピーカーも付いてて欲しい!」と思って
ナショナルの「旅カセ」に買い換えたっけ。。。記憶がちょっと怪しい(笑)

さてさて

今日は「ミノルタSRTスーパー」のカメラ修理を行っています。
ロングセラー機、SRT101の後継機種ですね。
SRT101と比較するとファインダー内絞り直読窓が追加され
スクリーンはスプリット/マイクロプリズムになり
ホットシューが追加。。。等の変更点がありますが
基本的な造りはSRT101とほぼ共通です。
使いやすく正常進化したモデルということですね。

今回の個体はキズ・スレも少ない非常にキレイなブラックボディです。
外観は申し分ないのですが
SRT系でよく見かける
「シャッターを切るとミラーアップしたまま、巻き上げるとミラーダウン」
という症状が出ています。ミラー駆動部の動きが悪いことが原因です。
他、シャッタースピードの狂い
露出計はBC時は安定しているのですが露出計on時に
針がフラフラと不安定。。。その値も1段ほどオーバー。。。
全体に接点の接触不良とシャッター・ミラー周りの油切れが起きているようです。

IMG_8140

SRT系はシャッター周りに油切れがおきると
シャッター音が高周波を含んだちょっと耳障りな音になりがちです。
(もともとシャキッとした音ではありますが)
そうなってくるとシャッタースピードの精度も出ていないことが多いです。
これからミラーボックスも外してミラー・シャッター駆動部の
点検整備に取り掛かります。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo

 

ヤシカエレクトロ35のカメラ修理

今日は「トランジスタの日」だそうですよ。
1948年のこの日に密かに発明されていたトランジスタが
初めて公開されたそうです。
たった60年程前なんですね。。。
その60年余りの間にこんなに技術が進むなんてすごいなぁ。。。

さてさて

今日は「ヤシカエレクトロ35」のカメラ修理を行っています。
以前も書きましたが
「ロウソク1本の灯りで写真が撮れる」ということを目指して開発されたカメラです。
コンパクトカメラというには
現在の感覚で言えば大柄ですが
今でも根強い人気のあるカメラですね。
45mmでF1.7という大口径レンズも大きな魅力です。

今回の個体は
オーナー様が昔はよく使っていたカメラとのことですが
ここ十数年は動作させていなかったようです。
まずは。。。シャッターが全く切れません。
レリーズロックしてしまっている感じです。
ただしバッテリーチェックは元気良く点灯するので
この時代のカメラにありがちな電池室周りの腐食はないようです。
電池室の端子を見てもキレイな状態ですので
きちんと保管するときには電池を外しておいたのだろうと思われます。

まずはシャッターが切れない原因を探します。

IMG_8133

どうやら巻上部に問題がありそうです。
古い油やグリスの汚れがたっぷり付いています。

IMG_8134

そしてエレクトロと言えばこのトラブル。
レリーズ部のブッシュが見事に劣化してボロボロです。
これではシャッターが切れてもオートは効きません。

まずはシャッターユニット単体での動きを確認します。
それからレンズ清掃も含めた各部点検整備を行っていきます。

↓ をクリックすると「東京フィルムカメラ修理工房」のホームに戻ります。

main_logo