キヤノネットG-Ⅲ17のカメラ修理

明日の5月3日から5月5日までの3日間、
当店もお休みをいただきます。
ご迷惑をおかけいたしますがご容赦くださいませ。

さて

今日は「キヤノネットG-Ⅲ17」のカメラ修理を行っています。

1961年にデビューし大ベストセラーとなった初代キヤノネットから
11年後の1972年に発売されたキヤノネットシリーズの最終モデルです。
初代に比べると随分コンパクトになり時代の流れを感じるモデルですね。

このG-Ⅲ、今でも結構な人気のあるカメラで
当店でも修理依頼の多いカメラです。

今回の個体はこれまでそれなりに撮影に使っていたそうなのですが
突然、オートでシャッターが切れなくなってしまったとのこと。
まずは簡単にチェックしてみると
マニュアルでは切れているのでシャッター機能そのものは大丈夫そうです。
バッテリーチェックランプも付くので電池室周りもとりあえずはいいようです。
ただ、露出計の針はかなり不安定ですね。
で、何度かテストしてみると露出計の針がキチンと振れているときは
シャッターが普通に切れますが
たまに振れないときがあるようで
その場合はシャッターが切れないようです。
針押さえ式のオートなので露出計が触れないと切れないのは当然ですね

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まずは電池室から露出計までの回路をチェックしてみたいと思います。
ある程度、原因が判明したところでシャッター周りのチェック
レンズ清掃等々も並行して行っていきます。

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