今日は「ピザの日」だそうですよ。
日付の由来はピザの原型である
ピッツァ・マルゲリータの名前の由来となった
ナポリ国王ウンベルト1世の妻
マルゲリータ・ディ・サヴォイアの誕生日からだそうです。
ピザ、美味しいですよねぇ…
そんな頻繁に口にするわけではありませんが
たまに食べる熱々の焼きたてピザはたまりません。
やっぱりこれもお店でいただきたいですねぇ…
定番ですがやはりトマトの酸味と
チーズのコクの組み合わせが最強のマルゲリータが美味いですよねぇ
生地はサクサクのクリスピーな感じが好みです。
いやでももっちりフワフワなヤツもいいですよねぇ…
両方食べたくなりますね。
言われてみればピザもしばらく口にしていませんね。
何かのついでに食べに行ってみようと思います!
さてさて
本日は「ペンタックスSP」のカメラ修理を行っています。
SPの修理も相変わらず多いですね。
おそらくOM-1の次くらいに修理依頼の
多いカメラではないかと思います。
それだけ人気ががあって修理して使いたい方が多いということだと思います。
加えて新品時に超大ヒットしたカメラなので
家に仕舞い込まれていたカメラが「SP」だったというパターンも
非常に多いのではないかと思います。
ねじ込みマウントでユニバーサルマウントである
M42マウントを採用し純正ペンタックスレンズのみならず
世界中から提供されたM42マウントのレンズを楽しみことができます。
シンプルなM42マウントでレンズ側からの絞り伝達機構が
なにもないため(そこが利点でもありますが)
カメラ側に装備されるTTL露出計は必然的に
絞り込み測光となり。SPももちろん絞り込み測光です。
開放測光しか経験がない場合は少し取り扱いに慣れは必要ですが
慣れてしまえば大きな問題もなく使いこなせると思います。
シャッターは布幕横走り、B/1s~1/1000をカバーし
必要十分なスペックです。
お預かりしている「SP」は一通りは動作してはいるのですが
高速シャッターの精度が少々問題を抱えています。
幕軸の動きの悪さから先幕後幕の幕速バランスが崩れていて
それに伴い精度も狂っている感じです。
露出計も動作はしていますが頼りにするには
こちらも精度にかなり問題があります。
心配されるプリズム腐食はなく対策も打ってありますが
ファインダー内はモルト屑等のゴミだらけです。
やはり全体的に整備が必要な状態です。
シャッタ機構や巻上周りは以前のアサヒペンタックス系から
受け継がれたシンプルで信頼性の高い構造です。
SPから加えられ最大のセールスポイントでもある
TTL露出計もM42マウント使用の絞り込み測光なため
マウント周りの構造がシンプル…いうよりは
レンズ側からの露出計関連の連動が全くなく
非常にシンプルで整備性としては非常に良好です。
CDSや露出計本体はかなり丈夫なもので
それらに問題があることはあまり多くなく
あるとすればSSダイヤルの摺動抵抗に比較的劣化が起きやすく
精度出しに苦労するというところくらいかと思います。
見慣れた内部構造ではありますが
こういうときこそ油断せずに慎重かつ丁寧に
分解整備を行っていきます。
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