今日は「盗難防止の日」だそうですよ。
そういえば随分昔に立て続けに車上あらしにあったことがありました。
昔のクルマは今のクルマに比べると
ロックも開けやすかったし。。。
結構、お金と手間をかけたカーオーディオを
ごっそり持っていかれました(涙)
ある程度は防止ができると思うので
皆さまも盗難には気をつけましょう。。。
さてさて
本日は「ミノルタSR-1」のカメラ修理を行っています。
ミノルタ初の一眼レフ「SR-2」に続いて翌年に発売されたモデルです。
この「SR-1」というモデル。。。
販売中にかなり変更が繰り返され
同じモデル名でも大きく分けて4種類のボディが存在します。
部品も細かく変わっているので修理する場合には
ちょっと気をつけなくてはいけないカメラです。
今回、ご依頼の個体は完全自動絞りで
カウンターが巻き戻し側にあるため
おそらく1961年頃のものと思われます。
(SR-1発売開始は1958年)
ご依頼者のお祖父様が所有されていたものとのことですが
かなり長い間、仕舞いこんであったらしく
各所に錆が発生しています。
シャッターもまともに幕が走りきらない状況です。
一緒にお預かりした50mmと手動絞りの135mmも
かなり汚れとカビが見受けられますので
清掃作業を行います。
動きを確認しながら分解を進めていきますが
内部にもかなり錆が発生していて
なかなか手強そうな感じです。。。
まずはシャッターがまともに走るように
シャッター幕軸周りの整備から取り掛かります。
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