ペンタックスMXのカメラ修理

今日は「ノーベル賞制定記念日」だそうですよ。
残念ながらこれが実感できるような
立派な人にはなれませんでしたが。。。(笑)
。。。とはいえ。。。仕事にしろ趣味にしろ
ちょっとした創意工夫で前進しますものね。
できることからコツコツがんばります(笑)

さてさて

本日は「ペンタックスMX」のカメラ修理を行っています。
「Mシリーズ唯一のメカニカルシャッター搭載機」ということで
非常に人気の高いカメラです。
加えてそれまでのKシリーズと比べて
格段に小型軽量なのも人気の要因かとも思います。

今回、お預かりしているMXもいわゆる未整備の状態で
モルト劣化に始まり、露出計のズレ、高速シャッターは開かず。。。といった
トラブルを抱え込んでいます。
どこかが壊れている。。。というよりは色々なところの劣化が進んだ状態ですね。
もちろん、このままでは撮影には非常に使いづらいですし
放置しておくと本当にどこかが壊れる可能性が高くなります。

少々話がMXから逸れますが
お預かりしてるカメラの8割は
何かが壊れている(破損している)ものは少なく
全体の8割くらいが
消耗品の劣化、油脂類の枯渇により
本来の動きができない状態のカメラです。
もちろん部品交換が必要な場合もありますし
その部品が入手できない、あるいはコストが合わない等々の理由で
修理不可能なカメラも多く存在します。
しかしながら大部分のカメラは本来の動きが出来るように整備することによって
再び普通に撮影に使えるようになります。
こう考えてみると昔のカメラは本当によくできていると感じます。

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取りあえず現状のチェックが完了したところです。
これから分解を進めて各部点検整備一式に取り掛かります。

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