コニカⅢのカメラ修理

一昨日、「飛行機の日」と書いたかと思ったら
今日は「日本人初飛行の日」ということみたいですね。
1910年12月19日に
日本人初の有人飛行機による飛行が行われた日だそうです。
ただし、本当は12月14日に試験的に飛んでいるみたいです。
日本人初飛行とはいえ使用した飛行機は
フランス製やドイツ製だったようです。
ちなみに日本初の飛行機メーカー「中島飛行機」(後の富士重工)が
創業されたのはこれから7年後の1917年です。

さてさて

本日はこれも一昨昨日と同様、「コニカⅢ」のカメラ修理を行っています。
今回もご自宅で眠っていたカメラのようです。
個人的な話ですが先日も書いたようにコニカⅢは
自分用に私も1台持っています。
これを手に入れた頃はコニカⅠ~Ⅲ型について全く詳しくはなく
たまたま見かけたⅢのレトロなデザインと重厚感に一目惚れで
衝動買いをしてしまった1台です。
改めてみても手にとって眺めているだけで楽しくなるカメラです。

今回の個体はざっとチェックしてみたところ
シャッター羽根は粘り気味で少々動きがゆっくりです。
ファインダーはカビもあり、かなり曇った印象で
距離計の二重像もズレてしまっています。
レンズにもカビがかなり見えています。
絞り羽根は。。。ん、絞りリングがまず動きません。
無理をすれば動くかもしれませんが
こういうときは無理は厳禁です。
おそらく絞り羽根が油か何かで固着してるため
絞りリングが動かないものと思われます。
ここで無理に動かすと絞り羽根が外れるだけでなく
絞り羽根を留めているピン(ダボ)が脱落してしまう可能性があります。
今回限ったことではございませんが
動かないものを無理に動かそうとすると状況は悪くなる一方です。

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まずは絞り羽根とシャッター羽根の洗浄から行います。
さらにシャッターユニット部、レンズ清掃、ヘリコイド、
巻上部(今回も動きが重いですね)、ファインダーと
各部点検整備一式を行います。

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