今日は「セブンイレブンの日」だそうですよ。
7月11日だからセブンイレブン…これはわかりやすいですね。
朝7:00から夜11:00まで営業していたことに由来して
現在の「セブン-イレブン」の名称となったそうです。
さすがにそんな初期の頃はわかりませんが
私の生まれ育った呉市に初めてできたコンビニが
本通り5丁目のセブンイレブンだったのですね。
(中学生の頃)
夜中でもお店がやっているのがものめずらしくて
真夜中に近所の友達と家を抜け出して
カップヌードルを買いに行き
お店でお湯を入れてそのままその近所で食べてました(笑
今や懐かしい思い出ですね。
それはともかくとして今では近所のセブンイレブンに
毎日お世話になっていますし
あまりに毎日(それも頻繁に1日複数回)行くものだから
お店のスタッフとも顔見知りです。
徒歩5分圏内にコンビニあると本当に便利ですよね…
スーパーも近いのでかなり頻繁に行きますが
雑貨も含めた品ぞろいでやはりコンビニが便利なのですね。
当たり前のように利用していますが
もしなくなったら生活パターンが結構激変すると思います。
毎日、普通に利用できることも感謝でしかないですね…
さてさて
本日は「ミノルタSR-T101」のカメラ修理を行っています。
1960年代のミノルタ、
あるいは機械制御シャッター機搭載のミノルタ機を
代表するカメラだと思います。
このカメラ以降のミノルタSRシリーズは
(SR-Tスーパー、SR505、SR101)
実質このカメラのマイナーチェンジ版と言えると思います。
いこの一連のSR-T101系シリーズは当時も大ヒットしましたが
現在でも当店に修理依頼の数も多く
おそらくOM-1の次くらいに頻繁に触っているような気がします。
基本的にはかなり丈夫なカメラで
何十年も放置されていても精度はともかくとしても
とりあえずシャッターは切れる…という個体が多いと思います。
ただし、結構無理して健気に動いているだけの状態という個体も多く
いずれにしても何十年も放置されている、あるいは使いっぱなしの個体は
一通りの整備が必要かと思います。
本来のスムーズに動作する個体ではミノルタらしい
非常に使い心地の良いカメラなのですが
その状態にはほど遠い状態のものも多い印象です。
新品時に大ヒットし現在でも現存数が非常に多く
中古市場でも格安で流通しているため状態は千差万別です。
お預かりしている「SR-T101」もとりあえずは一通り動作します。
ただし精度は全く出ておらず
露出計は接触不良で非常に不安定で指針が落ち着かず
シャッターも先幕後幕の幕速バランスが崩れていて
1/1000、1/500はキチンと開ききらない状態です。
健気に動いてはいますが非常に動きづらい状態だと思われます。
油切れの箇所、あるいは古い変質した油脂類が
逆に動作を妨げている箇所、電気的な接触不良個所等々を
ひととおりキチンとキレイにしたうえで調整する必要があるようです。
まだまだ取り掛かり始めの状態で
これから本格的に分解整備に取り掛かっていきます。
分解整備ためには連動糸を外す必要があり
このあたりの処理に手慣れてないと
ちょっと苦労するカメラかもしれません。
もちろん今ではなんてこともありませんが
分解整備を始めたばかりの頃は
この連動糸にも少し苦労した記憶があります。
サイズ的にも少し余裕のあるカメラなので
整備性は非常に良好です。
中身を隅々まで見ても非常によくできたカメラだと思います。
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