現在の暦は古代ローマで作られたものが
基になっていて「2月」は1年の終わりにあたり
調整のために28日までしかなく
(もともとは29日だったが8月に1日取られてしまった)
そのため閏年の調整の1日も2月末に入る。。。。
。。。ということはわかりました。
それでも2月が28日までなのは短すぎる!
毎年、2月末に「うぉ!もう月末だ!!!バカヤロー」って真っ青になります。
(ちなみに今日は「バカヤローの日」ということです)
31日の月もっと減らしていいから
2月も30日にならないですかねぇ。。。(苦笑)
さてさて
本日は「オリンパスペンS」のカメラ修理を行っています。
初代ペンの高級機版という位置づけです。
発売は初代ペン発売の翌年の1960年です。
シャッターはコパル製でシャッター速度も
初代ペンの4速+Bから
きちんと倍数系列になった1/8~1/250の6速+Bとなりました。
レンズは3cmF2.8が着きますが
5年後にペンS3.5として28mmF3.5を搭載したモデルも登場します。
初代ペンに比べても現代的に使える点と
露出計を持たないシンプルな構造であることで
現在でも人気の高いカメラです。
最大の魅力はやはりハーフ判ならではのコンパクトさでしょうね。
お預かりしているペンSは
巻上もできてシャッター音も一応するのですが
シャッター羽根がピクリとも動きません。
レンズシャッターでは定番のシャッター羽根の固着ですね。
シャッター羽根だけではなく絞り羽根も固着気味で
絞りリングの動作も重く感じられます。
発売開始から60年近く経過するカメラですから
当然、何らかのメンテナンスは必要ですね。
動きにくいご老体に鞭を入れて
無理に動かしているとぽっくり逝ってしまうこともありうるので
なるべく軽い力で動作できるように整備してやらなくてはいけません。
それでもご老体なことに変わりはないですから
優しく使ってあげることが必須にはなりますが。。。
まずは問題を抱えている
シャッターユニットの整備から取り掛かります。
その他、レンズ清掃、絞り・ピント調整、ファインダー清掃等々
各部点検整備一式を行います。
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