今日は「土用の丑の日」ですね。
何年かに1回は夏の土用(7/19-8/7)の間に
2回、丑の日になることがあり
今年がそうで今日(7/20)と8/1が
土用の丑の日になります。
本来、「う」の付く食べ物を食べると良いとされていますが
「うなぎ」があまりにも定番になっていますね。
私、夜中に近所の「スーパーマルエツ」に寄る事が多いのですが
そこの生鮮コーナーで少し前から
マルエツオリジナルだと思われる「うなぎの歌」が流れていて
そのメロディーが頭に残って離れません(笑)
「うーなぎ♪うなぎ♪うーなぎ♪うなぎ♪どーようのうしかーばやき~♪」
youtubeにもアップされているのでご興味のある方は
「マルエツ うなぎの歌」で検索してみてください(笑)
さてさて
本日は「コニカS」のカメラ修理を行っております。
コニカのレンズ固定式カメラは
Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ型と進化していき、その後
「コニカSシリーズ」にバトンタッチされました。
それまでのフォルムとは全く別の直線的なデザインとなり
セレン光電池を使用する露出計も内蔵されました。
シャッターもコパルSVEに変更されています。
レンズはコニカⅢと同様のヘキサノン48mmF2を搭載します。
発売開始は1959年です。
外観が全く別物になり、シャッターユニットが変更されたとはいえ
レンズシャッター式のレンジファインダー機ですから
基本的な構造にはあまり変わりありません。
今回、お預かりしている「コニカS」は
レンスシャッター機の宿命ともいえる
シャッター羽根の粘りが発生しています。
もちろんシャッター羽根だけではなく絞り羽根にも油シミがかなりあり
おそらく羽根が動きにくい状況で絞りリングを動かしたのだと
思われますが絞り羽根が2枚ほど脱落してしまっています。
これはどのカメラ、レンズでもそうですが
動きの悪い絞り羽根や絞りリングが重い場合は無理をするのはやめましょう
ただ単に外れただけならまだ良いのですが
絞り羽根を留めているピン(ダボ)まで脱落すると
復旧にかなり手間がかかってしまいます。
特にコニカのレンズシャッター機は絞り羽根脱落を
よく見かけるような気がします。
とりあえずシャッターユニット分離まで分解した状態です。
絞り羽根、シャッター羽根とも清掃して組みなおす感じですね。
レンズシャッター機では定番の整備です。
これからシャッターユニットの本格的整備に取り掛かります。
もちろんその後、組みなおしながら
露出計、ファインダー部の整備も行っていきます。
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