オリンパスペンFのカメラ修理

今日は「海王星の日」だそうですよ。
1846年のこの日に海王星が発見されたそうです。
地球の3.88倍の大きさで
太陽の周りを約165年かけて1周します。
。。。ということは。。。
もし人類が海王星に住むとしたら
(住めるようなところじゃないのはわかっていますが)
海王星時間での1年も生きられないのですね(汗)
でも自転周期は16時間で
地球の1日よりも海王星の1日のほうが短いのですね。
太陽からの距離は45億440万kmです。
全くピンときませんね。。。光の速さで4時間ほどのようです。
ちなみに地球は太陽から光の速さで約8分です。
この話を書き始めてから
ドリフが全員集合で学校か何かのコントでやってた
「すいきんちかもくどってんかいめい」が頭から離れません(笑)

さてさて

本日は「オリンパスペンF」のカメラ修理を行っています。
他に比べるもののないハーフ判の一眼レフです。
一眼レフとはいえハーフ判なので当然小さいのですが
それだけに留まらず、ミラーを横配置として
正面から見てボディの左側に
メインのプリズムとシャッターユニットを備え
ボディ上部でさらにミラーで折り返し
接眼レンズの直前にもプリズムを配置する独特の構造です。
そのためペンタプリズムの突起がなく
低く横長なこれまた独特のフォルムを実現しています。

最初にペンFがデビューした後、
露出計・セルフタイマー付きのペンFTもデビューしましたが
個人的には2回巻きで巻上ストロークも短く軽快な
ペンFが好みです。FTに比べてファインダーが明るいのもいいですね。

ペンF系に多いのはスローガバナ関連のトラブルと
(構造上最高速以外のSS全てにガバナが関与します
だから「スロー」ガバナというのはあまり正しくないですね)
ミラー駆動周りの動作不良、そしてプリズム腐食です。

今回お預かりしているペンFは
レンズを付けるとシャッターが切れないという症状です。
ミラーアップすらしません。
レンズを外すと普通にシャッターは切れます。
こういう場合はまずはボディよりも
レンズ側の絞りの粘り或いは固着を疑うのですが
今回はレンズの問題ではないようです。
ミラーボックス側の絞込みレバーの動作不良が原因のようです。
負荷が何も掛かっていない状態では動作するのですが
レンズをつけて絞り込みレバーの負荷がかかると
もう全く動けない。。。という状況です。

それだけではなく
やはり全体的に汚れや油切れのため動作が悪いです。
ミラー周りだけでなくシャッターユニット、巻上部等々
動作部分の清掃・注油を行います。

やっぱり花文字付きのペンFはカッコ良いですね!
一時期、本気で欲しかった時期があったのですが
1台、お散歩用に今でもちょっと欲しいですね。。。
(欲しいもの全て手に入れていたら
膨大な数のお散歩カメラに囲まれそうですが。。。(苦笑))

写真は一通り整備完了後のものです。
新しい油が馴染んで動きが安定するまで
しばし様子を見て最終テストを行っていきます。

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